千刈カンツリー倶楽部

千刈カンツリー倶楽部

千刈カンツリー倶楽部」は、兵庫県三田市山田大道ヶ平、地区に、1965年(昭和40年)開場のゴルフ場。
学校法人関西学院が「健全な社交と教育の場の提供」を目的として北摂三田の丘陵地に100%出資会社が経営を担い、上質のゴルファーが集う社交の場として会員中心の倶楽部運営を踏襲すると共に、大学・高等部のクラブ活動の拠点として若きプレーヤーの成長を見守っています。

学校法人関西学院(がっこうほうじんかんせいがくいん)

兵庫県西宮市上ヶ原に本部を構える学校法人である。通称「関学」
学院の創立は1889年(明治22年)9月28日である。
米国の有力なプロテスタント系キリスト教教団である南メソジスト監督教会から派遣された宣教師W. R. ランバス(W. R. Lambuth, MD 1854-1921)が、パルモア学院を母体として神戸市郊外原田の森(現在の灘区王子公園)に小さな神学校と中学を開設したことに始まる。
こうした歴史的経緯からも、関西学院では開校以来、キリスト教教育を重視するとともに、神学部を有する数少ない高等教育機関として、優秀なプロテスタント系指導者を多数輩出する重要な役割を担っている。
大学・高校の「アメリカンフットボール」は特に有名です。

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「千刈カンツリー倶楽部」概要

「千刈カンツリークラブ」は、千刈水源地に隣接し、六甲連山、羽束山をはじめ北摂の山々を背景に2つの池と緑に囲まれた自然環境豊かなゴルフ場。
クラブハウスもコースレイアウトも開場当時のままですが、手入れも行き届き大切に維持されています。
歴史と伝統が醸しだす落ち着いた雰囲気のメンバーシップと四季折々の豊かな自然が織り成す美しい景観が調和する戦略性に富んだ18ホールが堪能できます。
千刈特有のドッグレッグ、特有のティフトン芝。
オーバーシードを施し年間を通じて青々としたフェアウェイで充実したひとときが楽しめます。

兵庫県三田市山田大道ヶ平605
TEL:079-564-2282
FAX:079-564-2452
運営会社:学校法人関西学院
公式サイト:https://sengaricc.com/

カード:AMEX JCB VISA ダイナース ペルソナ 

開場日: 1965年(昭和40年)7月25日
設計者:J.E.クレーン氏  J・E・クレイン(ジョー・アーネスト・クレーン)は、ゴルフ黎明期から昭和初期に渡り多数のゴルフ場を設計したイギリス人設計家です。
外国人設計家として名高いクレイン氏ですが、氏は幼少期に来日、そして永住しており、いわゆる外国人とは違い、日本人的感覚を強くもっていた人物です。
日本最古のゴルフ場である神戸ゴルフ倶楽部でゴルフを始め、ゴルフの魅力にとりつかれ、戦時中には敵国人として軟禁されるなど壮絶な体験もしています。
そして戦後はゴルフ場復興に力を注ぎました。
その他、兵庫県のゴルフ場の設計
垂水ゴルフ倶楽部 兵庫県神戸市 1920年(大正9年)
鳴尾ゴルフ倶楽部 兵庫県川西市 1930年(昭和5年)※HCクレーン氏
花屋敷ゴルフ倶楽部ひろのコース 兵庫県三木市 1959年(昭和34年)※ひろの R・村島氏
西宮高原ゴルフ倶楽部 兵庫県西宮市 1961年(昭和36年)
宝塚高原ゴルフクラブ 兵庫県宝塚市 1964年(昭和39年)
三田レークサイドカントリークラブ 兵庫県三田市 1973年(昭和48年)※北摂x東播
篠山ゴルフ倶楽部 兵庫県篠山市 1980年(昭和55年)※中東x西 加藤俊輔氏

面積:82万m2 丘陵コース ベント(ペンクロス)1グリーン 
コース:OUTコース 9ホール PAR 36 3,339Y  INコース 9ホール PAR 36 3,222Y TOTAL 18ホール PAR 72 6561Y
コースレート:72.0
フェアウェイ:ティフトン+コ―ライ・ゼブラカット ラフ:ティフトン+ノシバ バンカーの数:55
池が絡むホール数:3 レギュラー:6305ヤード

ラウンドスタイル:キャディ・セルフ選択可
カート:リチウムイオンバッテリー搭載乗用カート&ゴルフカートナビゲーションシステムを導入

「千刈カンツリー倶楽部」では電磁誘導乗用カートに最新カートナビゲーションシステムを導入しました。
タッチ式パネルでコースレイアウトはもちろんピンまでの距離を表示します。
また、運行管理システムによる安全確保に加え、
スコアとランキングがリアルタイムで表示されるリーダーズボード機能のご利用で、
ゴルフコンペをよりエキサイティングに演出します。
セルフプレーでも十分対応出来るようになりました。

開場時間:通常:7:30~ 夏季:7:00~ 冬季:8:00~
宅配会社:佐川急便 ヤマト運輸

練習場

打球場 220ヤード 14打席 アプローチ・バンカー・パッティング完備

車の場合

新名神高速道路/宝塚北スマートICより10㎞(15分)
中国自動車道/西宮北ICより12㎞(20分)
新名神高速道路・宝塚北 10km以内
六甲北有料道路・吉尾ランプ 15km以内
中国自動車道・西宮北 15km以内

【神戸・芦屋・西宮方面、中国道西宮北ICから】
・国道176号「高次交差点」左折→コースへ

【川西、宝塚方面から】
・阪急川西能勢口駅、旭国際宝塚CC 経由
・阪急山本駅、長尾山トンネル 経由
・JR・阪急宝塚駅、宝塚高原CC 経由

「千刈カンツリー倶楽部」コース概要

「千刈カンツリー倶楽部」千刈水源地に隣接し、六甲連山、羽束山をはじめ北摂の山々を背景に2つの池と緑に囲まれた自然環境豊かなゴルフ場です。
数々の関西ゴルフ連盟のシニア・女子の公式競技が行われてきた、
距離は短いものの、J・E・クレーン設計の非常にテクニカルなコースで、グリーンは特に難易度が高い。
メンテナンスも素晴らしく、フェアウェイは、ライグラスのオーバーシードで、1年中美しいコースを楽しめる。
コースレート以上に難易度が非常に高いコースだと思います。

OUTコース PAR 36 ヤード数 Back: 3295Y Regular: 3110Y


アウトは六甲連山、羽束山をはじめとする北摂の山々を背景に平井池、大谷池の2つの池と緑の濃く深い松林に囲まれた林間コース。
多くの花木が植えられ庭園美もあふれている。

No.7 PAR 5 Blue547Y
豪快な打ち下ろしのパー5。
距離は長いが女性的な印象もある。
ティーショットは打ち下ろしのため、風向きに注意が必要。
グリーンは奥2段になっているので、
ピン位置を考えてグリーンを狙うこと。

INコース PAR 36 ヤード数 Back: 3190Y Regular: 3044Y

インは男性的な高原コースといえる。
打ち下ろしなどの変化もあり、雄大なスケールのホールも多くある。

No.17 PAR 4 Blue370Y
左ドッグレッグのパー4。
Whiteティーから左コーナーまでは210ヤードだが、
ティーショットは無理せずセンター狙いで。
2打目はやや打ち上げをみたクラブ選択が必要。
※ペナルティーエリアに入った場合は、
前方ドロップゾーンから1打付加してプレーできる。

「千刈カンツリー倶楽部」感想

「千刈カンツリー倶楽部」の、クラブハウスもコースレイアウトも開場当時のままだそうですが、歴史を感じ重みのあるゴルフ場でした。コースは18ホール・パー72。
プレースタイルはリモコン操作できる乗用カートで。
乗用カートはカート道のみの走行でフェアウェイに乗り入れはできません。
古き良き時代の本格的なコースは魅力的で距離の設定だけじゃ解らない、セカンドの残りの距離や落としどころを考えながらコースと対話するようにうまく作られてるなーという感じがしました。

距離がなくドッグレッグが多いが、それを忘れるくらい木々がきれいで、自然に吸い込まれて行きます。
コースは十分な広さがあるが、ドッグレッグがホールが三分の一。
そしてブラインドホールも多くグリーンは砲台が多し。
ドッグレッグが多いので大きく曲げるとOBもある。
全体的に左曲がりのホールが多かったですね。
左ドッグが得意な人は良いスコアがでるかも、やさしいホールと難易度の高いホールのギャップが大きかったですが結構楽しめました。

受けグリーンが大半で、ピンより奥につけると強烈な下りラインでほぼノーチャンスになってしまいます。
グリーンは小さくてしかも砲台でとても読みにくく上り下りの強弱もあり,特に下りは速い絶妙なタッチが必要。
グリーンを取り囲むようにバンカーが設置されておりセカンドショットとサードショットに注意が必要です。
必ずまた、行きたくなるコースです。
飛ばし屋さんには、物足りないかもしれませんが、テクニックも生かせる良いコースです。

詰め込みすぎ感が全くなく前後の組みがほとんど見えなかったくらいでした。以前は敷居の高いゴルフ場でしたが、最近ではネットでもエントリーができるようになりました。
お薦めのコースです。

気品高い不屈の精神
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