秋津原ゴルフクラブ
「秋津原ゴルフクラブ」は、奈良県御所市朝町、地区に1995年（平成7年）開場。
設計コンセプトがジャパンリンクス。ゴルフ発祥の地の原風景がスコットランドのリンクスにあるとすれば、
日本のコースの原風景は大和にこそありとして設計された。
遠くに連なる大和の山並みを借景として、それにハーモナイズするようにコース全体が優美な線を描いている丘陵コース。
御所市（ごせし）
奈良県の中部に位置する市。
市名の由来は、当地に勢力を持っていた巨勢氏の「こせ」が転じた説や、当地にある三室山の「三室」が「御室」、「御諸」、「御所」と転じたとする説、市内を流れる葛城川に5つの瀬があったとする説、孝昭天皇（日本の第5代天皇）の「御諸」が「御所」に変わったとする説が挙げられている。
奈良県内で一番人口が少ない市である。
「秋津原ゴルフクラブ」概要
「秋津原ゴルフクラブ」は、万全のサービスが行き届いており広々とした大浴場や開放感のあるレストラン、清潔感のあるロッカールーム、プロショップなどを完備。
レストランでは美しいグリーンを眺めながら、四季折々の料理を楽しむことができます。
世界の名だたる名門コースにも引けを取らない秋津原でのプレイを、ぜひご堪能ください。
西名阪自動車道など複数のルートを選択することもでき、大阪市内から高速を利用すれば約45分で到着できる魅力的な立地です。
開業は青垣観光（株）は、2007年（平成19年）1月31日に奈良地裁葛城支部へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。
当社は、1988年（昭和63年）4月にゴルフ場経営を目的に設立。
1995年（平成7年）9月に「秋津原ゴルフクラブ」（奈良県御所市、18Ｈ）をオープンし、遠くに連なる大和の山並みを背景とした丘陵コースとして相応の知名度を有し、2000年（平成12年）3月期には年収入高約6億3800万円をあげていた。
しかし、バブル崩壊による環境悪化と割高感により、会員権の販売は進まず、当ゴルフ場開発資金の借入金の返済計画は狂いが生じていた。
2008年（平成20年）02月15日、イオン製薬㈱（スーパー等経営のイオングループとは関係ない）をスポンサーとした再建策が成立した。
奈良県御所市朝町1075
TEL：0745-66-2501
FAX：0745-66-2502
公式サイト：https://www.akitsubara.co.jp
運営会社：(株)秋津原
カード：AMEX BC DC JCB UC VISA ダイナース
開場日：1995年（平成7年）09月10日
設計者：古波蔵 力氏 （監修）杉原 輝雄プロ
古波蔵 力氏は他に、泉ヶ丘カントリークラブ（大阪府）の改造監修
面積：1,320,000m2 丘陵コース ベント（ペンクロス）1グリーン レギュラー：6,555ヤード
コース：OUTコース ９ホール パー36 3,514ヤード INコース 9ホール パー36 3,502ヤード
TOTAL: 18ホール パー 72 7,016ヤード
コースレート：74.2（OUT・IN・ベント）
ラウンドスタイル：キャディ付又はセルフ 乗用カート（5人乗り
開場時間：基本的にはクラブハウス、ならびにレストランは、午前7時より営業
杉原輝雄プロ（故人）
農家の三男として生まれるが、実家は僅かな小作をしながら質素に暮らしていた。
小学生の頃から関西の名門である茨木カンツリー倶楽部にキャディとして働き、中学卒業後の1953年（昭和28年）に同CCに就職。
飴やビー玉を買うための小遣いほしさに土日、ボールを拾うため弁当を持ってクラブに通うようになったのがきっかけであった。
定時制高校に通いながら、洗濯係を経て研修生となり、寺本金一プロらに師事しゴルフを始める。
その頃の中卒の初任給が3〜5000円であったが、プロゴルファーは3万円くらいはもらっていたというクラブで得た情報に、杉原は大金が取れるゴルファーになることを決め込んだ。
客がラウンドする前から、終わるまで練習グリーンでずっとパットをするなど努力を続け、1957年（昭和32年）に20歳でプロへ転向。
1958年（昭和33年）の関西オープンでデビューすると、1962年（昭和37年）の日本オープンでは一進一退の混戦を制し、陳清波プロ（中華民国）・橘田規プロ・小針春芳プロを抑えて初優勝。
通算63勝のうち、レギュラーツアーでは54勝（73年のツアー制施行後は28勝）、シニアで6勝、海外1勝、ゴールドシニア2勝。国内男子ツアーの永久シード選手の一人となる。
常に粘り強く、真摯にゴルフに取り組む姿勢は他のプロからも尊敬の念を集め、いつしか「プロゴルフ界のドン」と呼ばれる存在に。
練習場
打球場：250ヤード 12打席 パターの練習場・アプローチ練習場・バンカー練習場、完備
車の場合
西名阪自動車道/柏原ICより21㎞
柏原ＩＣを降り、国道165号線を長尾街道へ。
当麻から竹内交差点を直進する。
ここで御所香芝線に入り、8.4㎞先の名柄交差点を左折し、さらに1.5㎞先の室交差点を右折。
２つ先の小殿北信号を左折してコースへ。
南阪奈自動車道/葛城ICより11㎞（20分）
南阪奈自動車道を葛城ICで降り、右折して県道30号線を五条方面に向かう。
国道309号線との交差点名柄を左折して国道24号線との交差点を右折。
小殿北交差点を左折してコースへ。
「秋津原ゴルフクラブ」コース概要
「秋津原ゴルフクラブ」は、美しく広大な敷地の中にレイアウトされた18ホールは、巧みに配置されたウォーターハザードやバンカー、ゆるやかな起伏で変化に富み、周囲の山々の風景も楽しめ、各ホールに個性があり、しかも、１番から１８番まで一貫した流れがある変化に富んだ丘陵コース。
プロシニア大会が予定されるだけの距離、レイアウトを持っており、コースメンテナンスも良いメンバーシップコース。
ドライバーで思い切り飛ばしたくなるロングホールから、さまざまな起伏に富んだミドルホール、思わずホールインワンを狙いたくなるショートホールまで、バラエティに富み、何度訪れても新鮮なプレーが体験できます。
ゆるやかな起伏があり、打ち上げ打ち下ろしの距離感が微妙につかみづらいホールが続きます。
バンカーや池などのハザードの配置も上手く、縦の距離には注意が必要です。
グリーンの速さにも定評があり、乗せても外しても難易度は高くなっています。
OUTコース 9ホール パー 36 ヤード数 Back: 3293Y Regular: 3010Y Ladies: 2680Y
アウトは男性的でタフなホールが多く少しプレッシャーのかかるホールもあります。
No.6 PAR 4 Back427Y
●ティーグラウンド 秋津原一の最難関ミドルホールです。
左はやや広いですがカート道を超えますとOBになりやすいです。
右は岩を超えるとセーフですが、
次のホールのグリーンになりますので正面の煙突が狙い目です。
右の池まで、青から260Y 白から230Y
●セカンド以降 打ち上げになるので、
距離をプラスアルファしましょう。
グリーン手前には深いグラスバンカーがあるのできざむ時も気を付けましょう。
INコース 9ホール パー 36 ヤード数 Back: 3262Y Regular: 3020Y Ladies: 2692Y
インは女性的でデリケートなタッチが要求される。
フェアウエイも広くてティーショットが伸び伸び打てます。
No.18 PAR 4 Back364Y
名物ホールの18番ミドルは最終ホールにふさわしく、
グリーン手前を池とバンカーがガードし
プレーヤーに最後の決断を迫ってくる。
●ティーグラウンド グリーン周りを池とバンカーが囲むミドルホールです。
フェアーウェイキープを心がけ、
名物ホールを攻略してください。
●セカンド以降 グリーン右サイドのスペースは、
パーセーブにつながるのでセカンドで距離が残れば、
無理せず右を狙いましょう。
池を怖がらず、自分の距離を信じて打ちましょう。
変則2段グリーンでピンが左手前の時は距離感に注意しましょう。
「秋津原ゴルフクラブ」感想
「秋津原ゴルフクラブ」は、レストランや施設も綺麗でスタッフの方の気配りも良く、皆様に紹介したくなるゴルフ場です。
コースのメンテナンスは行き届いていおり芝のメンテナンスの状況もグリーン・フェアウェイとも極めて良好でふかふかの絨毯の上でプレーしているような感覚です。
コースは御所市の丘陵地に広がる比較的難しいコースです。
距離は長めのホールが多く、グリーンも速いのが特徴です。
でも、レディースティーは、各ホール１００ヤードくらい短いので、女性の方でも、とてもラウンドしやすいと思います。
ホールによって、池やバンカーが巧みに配置されていますが、この景色がすごく綺麗で スコアも大事ですが、「ゴルフやってるな〜」って、感じ、楽しくプレイできます。
ショートホールは、ワンオンのべたピン狙いが出来ますが、ついつい欲をかいて大たたきしてしまうので要注意です。
アップダウンも適度にあり、しっかりと考えながらプレーすることが必要ですが、そこもまた楽しいポイントです。
アウトはパワー重視、インはデリケートな技術が必要となり回り方で攻め方が変わるコース設定になっています。
最終ホールはグリーン手前をバンカーと池が遮る難しさ！
一度、挑戦してみてください。
プレー料金もやや高めにはなりますが、高いお金を払ってでもプレーしたくなる魅力がこのゴルフ場にはあります。
