太平洋クラブ「六甲コース」

平洋クラブ「六甲コース」

「太平洋クラブ六甲コース」は、兵庫県三木市吉川町水上、地区に1977年(昭和52年)開場。
兵庫県のゴルフ銀座とも呼ばれる兵庫県三木市に造られた、ゴルフ場です。
ヨーロッパの城を思わせるクラブハウスは、シニアプロのトーナメント開催に伴い外装も修繕され、その洗練されたデザインは、各ホールから見える雄大な景観とも見事に調和が保たれている。

志染の石室(しじみのいわむろ)
志染の石室(しじみのいわむろ)

志染の石室(しじみのいわむろ)は、兵庫県三木市にある説話伝承地。
『播磨国風土記』美嚢郡志深里(しじみのさと)条によると5世紀頃、皇位継承争いで雄略天皇(第21代天皇)派に殺された市辺押磐皇子の二人の王子、後の23代顕宗天皇である袁奚と後の24代仁賢天皇である意奚の兄弟は志深(志染)の石室に隠れ住んだとされる。(『日本書紀』では「縮見山石室」と表記)。
ひかり藻が生息する石室の湧水は水面が金色に輝くことから「窟屋の金水」と呼ばれる。
この現象は永らく観察できていなかったが、2002年頃から再び見られるようになった。

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太平洋クラブ「六甲コース」概要

「太平洋クラブ 六甲コース」は1977年(昭和52年)に兵庫県三木市に開場で、国内に17コースを持つ太平洋クラブのゴルフ場の内のひとつです。
過去には数々の男子・女子プロのトーナメントも開催された名門コースです。

(株)太平洋クラブは、1971年(昭和46年)5月に旧平和相互銀行グループの支援を得て設立されたゴルフ場運営会社でした。
設立以降、「札幌コース」1974(昭和49年)「軽井沢コース」1975(昭和50)年、さらに1977(昭和52)年には現在の
『三井住友VISA太平洋マスターズ』が開催されることで有名な「御殿場コース」もオープンしていた。

しかし、バブルが弾け経営の悪化により、2012年1月23日民事再生を申請受理され太平洋クラブは、2013年5月に
スポンサー契約を締結し、(㈱)マルハンの支援を受け、2014(平成26)年3月に会社更生手続きを終結し、マルハングループの一員として再スタートを切リました。

現在の運営の親会社は株式会社マルハンです。
京都府京都市(京都本社)と東京都千代田区(東京本社)に本社を持つ、パチンコチェーン店「マルハン」を中心にボウリング場、映画館も運営するアミューズメント系総合企業。

ゴルフ場の運営は株式会社「太平洋クラブ」
東京都港区に本社を置くゴルフ場・リゾート開発会社である。


兵庫県三木市吉川町水上1582-1
TEL:0794-72-1211
FAX:0794-72-1227
エントリーデスク:0794-72-1444 ※予約・キャンセル専用
公式サイト:https://www.taiheiyoclub.co.jp/course/rokko/
運営会社;㈱太平洋クラブ

カード  JCB  VISA  MASTER ダイナース  アメックス

開場日 1977年(昭和52年)4月27日
設計者 富澤 誠造氏 コース改造:本間典雄
富澤 誠造氏は、1910年(明治43年)- 1978年(昭和53年)は、千葉県出身のゴルフ場設計者。
1950年(昭和25年)、ゴルフ場の工事を得意とする安達建設の設計部に入社、井上誠一氏の下で「川崎国際カントリー倶楽部」(現・川崎国際生田緑地ゴルフ場)の工事監督として働きながら、井上からゴルフ場の設計を学んだ。
1957年(昭和32年)、富澤のコース設計第1号である「千葉カントリークラブ・川間コース」が開場した。
1955年(昭和30年)から1965年(昭和40年)の間、ゴルフ場の建設ブームが訪れ、息子の富澤廣親と共同で100コース以上の設計を行った。ゴルフ場の設計件数では、国内で一番の設計家だった。
富澤氏に仕事が多かったのは、グリーンキーパー出身であったこと、コース管理が容易な設計を心掛けたことである。
グリーンの設計では、メイングリーン、サブグリーンという従来の2グリーンの手法でなく、2グリーンとも同じ距離とし、グリーン管理を容易にした。

面積:89万m2 丘陵コース ベント(ペンクロス)1グリーン レギュラー:6,420ヤード
コース:OUTコース パー 36 3,474ヤード INコース パー 36  3,593ヤード TOTAL パー 72 7,067ヤード
コースレート:73.4
フェアウェイ:コーライ ラフ:ノシバ バンカーの数:58 池が絡むホール数:6

ラウンドスタイル:全組キャディ付き(セルフデーもあり、要・HP参照) リモコン式・乗用カート(5人乗り)

開場時間:通常:7:00~
宅配会社:ヤマト運輸

<過去に開催された、主なトーナメント>
1983年 日米対抗ゴルフ 優勝 中嶋常幸プロ
1997年 三菱ギャラントーナメント 優勝 尾崎将司プロ
2002年 日本女子プロゴルフ選手権コニカ杯 優勝 具玉姫プロ
2008年 第39回内閣総理大臣杯日本社会人ゴルフ選手権決勝
2014年〜 マルハンカップ太平洋クラブシニア

練習場

打球場 200Y 15打席 バンカー、アプローチ、パター練習場が完備されています。

車の場合
アルファード

中国自動車道/吉川IC 7 km
吉川IC出口の信号を直進し、国道428号線に入る。4.5km先の二ツ子町交差点を左折すると2kmで進入道路が見えてくる。
新神戸トンネルからは箕谷から428号を淡河に進み吉川ICに向って走る。コースへ約20km。
※宝塚IC(中国道)から吉川ICまで25km、吉川ICからコースまで7km(所要時間 約7分)

太平洋クラブ「六甲コース」コース概要

太平洋クラブ「六甲コース」は、ゴルフ発祥の地の裏六甲に展開する雄大かつフラットな完成度の高いコース。
自然豊かな風景に囲まれ、フラットでフェアウェイが広く距離もたっぷりあり、ダイナミックなゴルフが楽しめます。

雄大さと美しさが融合したチャンピオンシップコース!

「日本に、ここの18番ホールのようなホールがもっとあれば、日本のプロのレベルは確実に上がる。
このコースは高度の技術を有しているものではないと制することはできない」そして「パー4のフィニッシングホールとしては、日本一美しく日本一のミドルホールだ」
この言葉は、「三菱ギャラントーナメント」が六甲コースで行われた際に、優勝したジャンボ尾崎が、しみじみと語ったものです。

18番は三つの池を懐に抱くように左にドッグレッグしている437ヤード(レギュラーからは361ヤード)の長いパー4で、正確なロングドライブを放たない限り、第2打でグリーンを捕らえるのは非常に難しくなります。

かつての関西地区のゴルフ場のイメージとしては打ち下ろしの打ち上げで、FWは狭く砲台グリーンの受けグリーンでグリーン面を見せないようにしてグリーンは小さく奥にはバンカーを配置するゴルフ場のイメージがありました。

ところが「太平洋クラブ 六甲コース」はイメージを払拭するほどフェアウェイは広く長いホールが多く、伸び伸びとプレーできます。
しかし、ジャンボ尾崎プロが指摘するように戦略性は高く、油断はなりません。
グリーンには随所に微妙なアンジュレーションが設けられ、難易度も高い。

一度はプレーしていただきたい、お薦めのコースです。

OUTコース PAR 36  ヤード数 Blue: 3244Y Reg.: 3038Y Ladies: 2685Y

アウトコースはフラットで4番を除けばフェアウェイも広く距離も長くダイナミックなゴルフが楽しめます。
ドライバーショットの飛距離とアイアンショットのショットコントロールの両方が問われる難コース。

No.7 PAR 3Blue170Y
池の配置とグリーンがほど良くマッチしており卓越した戦略性を有し
挑戦意欲を掻き立てるパー3コース。
より正確なショットが要求されパーを取るのが難しいホール。

INコース PAR 36  ヤード数 Blue: 3404Y Reg.: 3241Y Ladies: 2883Y

フェアウェイは広いのですが、戦略的につけられた起伏や突如として現れるバンカーやウォーターハザードなどなど単調なゴルフとは無縁のコースです。

No.18 PAR 4 Blue398Y
3つの池を懐に抱くように左にドッグレッグしている距離の長いパー4 
特徴のあるクラブハウスと池のコントラストが
非日常を演出する池越えのフィニッシングホールで
三菱ギャラントーナメントで優勝したジャンボ尾崎からは
日本一のパー4との高い評価を得た。
距離がしっかりとあるので、
ティーショットで飛距離を出せなければ2オンは難しい。
狙い所はフェアウェイセンターよりやや右。
フェアウェイ左サイドにつけてしまうと、
セカンドショットが池越えになり、
プレッシャーがかかる。
グリーンは、右奥から左手前に下る2段グリーンとなっているので、
ピンのある段にのせなければパッティングで困難を強いられる。

「三菱ギャラントーナメント」の歴史

原点は大会を共催する住友ゴム工業が主催した「ダンロップゴルフトーナメント」として1969年からスタートし、1977年に三菱自動車工業が主催者に加わったのをきっかけに「三菱ギャラントーナメント」(1999年)から「三菱自動車トーナメント」と題して一新。
毎年全国各地のチャンピオンコースを巡回する公式戦並みの「サーキット大会」として開催され、多くのトッププロが参戦。初夏の風物詩として定着した。

2001年より「ダイヤモンドカップトーナメント」2004年「三菱ダイヤモンドカップゴルフ」2010年「ダイヤモンドカップゴルフ」2014年「アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップダイヤモンドカップゴルフ」と変遷。

2019年(令和元年)からは開催時期が5月に移動し、優勝者には全英オープンゴルフへの出場権が与えられることとなっている。
ちなみに、2019年の優勝者は浅地洋佑プロ。
ツアー初制覇、史上6人目のマンデートーナメントからの優勝者
5月12日は”母の日” 親孝行を切望していた25歳が最高の恩返しを実現させた。
プロ8年目の浅地洋佑(あさぢようすけ)選手が日本とアジアの共催で、悲願の初優勝を飾った。

複数回優勝者
4勝 – 中嶋常幸プロ
3勝 – グラハム・マーシュプロ、ブライアン・ジョーンズプロ
2勝 – 中村通プロ、安田春雄プロ、青木功プロ、尾崎将司プロ、平塚哲二プロ、藤田寛之プロ、金庚泰プロ

「太平洋クラブ 六甲コース」感想

まず、コースに出て感じるのはクラブハウスとコースの一体感がすごいですよ。
なにか・・? 落ち着いた感じと、しっとり感がマッチした雰囲気を味わえるゴルフ場ですよね。

多分、全体的にフラットで綺麗で広くて、良いスコアが出そうだけど、絶妙にバンカーが見えたり池が見えたりして、なかなか一筋縄ではいかない・・・? と感じてしまう雰囲気があるからなんですよね。
なんか・・? 本格派のゴルフ場に来たんちゃうんかいなあと・・思わせる感じがするゴルフ場です。
一度、挑戦されると私の言っている意味がわかると思います。

コースはグリーンに近づけば近づくほど、狭まく感じるように目の錯覚を起こさせる様に上手く作られていると思いました。
FWは広いのですが、谷がせりだしていたり、ブラインドであったりと、プレッシャーを掛けてFWに行かせない工夫もされているようです。
そして待ち受けているのが、深いラフやバンカーです。
ラフに入れると無理をせずヘッドの重たいウエッジで対応されると脱出は可能ですが・・・? ウッドや
ミドルアイアン以上で攻めると大叩きするかも・・・?  ラフでもボールが浮いていれば・・・・
ボールがティアップされた状態と感じることが出来る方はウッドやミドルアイアンで攻めるのはOKです。 浮いてるボールをウエッジで攻めると俗に言うだるま落としのしっぺ返しが待っているので、ラフに入ったボールは芝生とボールとよく相談しながら脱出方法を考えましょう。

とにかく、バンカーと池が絶妙に効いていて、挑戦のしがいがあり非常に難しい設定だけれど面白いコースだと思いますよね。
プレーして一番感じたことは、グリーン手前に必ずガードバンカーあり、砂地獄にあいそうだと思いましたよね。
そしてバンカーは硬いバンカー、柔らかいバンカーで、入れると少し手間取ると思いますよね。

最後に到着するグリーンが又、難しいです・・・? 攻略が! 早いんです・・!
微妙なアンジュレーションもあって、一筋違えば入ってくれません。 
ラッキーパンチはないんです。
ジャストタッチ・ジャストヒットandカップINの構図です。

最後に18番の池越えはさすがにしびれますよね。
ほとんどのアマチュアゴルファーは2打目3打目が池超えになると思いますので・・? 池越えに挑戦しましょう。


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