
福知山カントリー倶楽部
福知山カントリー倶楽部は、丹波の山並みに囲まれた18ホールのゴルフ場です。
自然の中でプレーが楽しめるのが特徴で、季節によっては小鳥のさえずりも聞こえるそうです。
コースは、全体的にフラットでフェアウェイも広々としています。
なだらかな起伏がありますが、ほとんどのホールは平坦か打ち下ろしです。
福知山城

明治6年(1873年)の廃城令により石垣と一部の遺構を除き大部分が取り壊されましたが、昭和61年(1986年)に、市民の瓦一枚運動などにより天守閣が復元され、現在は福知山城公園として整備され市の指定文化財となっています。
この地には善政を敷き、良君として領民に慕われた光秀の足跡が遺されています。
福知山城は、 天正7年(1579) ごろ、丹波平定に成功した明智光秀が丹波の拠点として新たに城を築いたのが始まりとされています。
天守閣は、 望楼型の独立式を基本として復元され、初期天守閣の特徴がよく現れたものとなっています。
福知山城天守台の石垣は、光秀が築城した当時の面影を伝えています。
一見乱雑に見える積み方は「野面積み(のづらずみ)」と呼ばれ、自然石を巧みに組み合わせたものです。
また石垣には、五輪塔や宝篋印塔(ほうきょういんとう)などの石材が数多く使われており、これは織田信長に関わる城に共通する特徴で転用石と呼ばれています。
おそらく近隣の寺院から集められたもので、その理由には諸説ありますが、この地の旧勢力の象徴であった寺院を破壊し、石垣に組み込むことで支配を示そうとしたものと考えられています。
しかし、光秀は石材を集める一方でその補償として代用になる石を配ったという伝承もあり、新たな統治者に対する民衆の抵抗を和らげるべく心配りを忘れなかったことがうかがわれます。
「福知山カントリー倶楽部」概要

福知山カントリー倶楽部は、京都府福知山市に位置する18ホール、パー72のゴルフ場です。
丹波の美しい山並みに囲まれた丘陵コースで、自然を感じながらプレーできると評判です。
間野貞吉氏が設計を手掛け、グリーンは大きくアンジュレーションがあり、戦略性の面白さも兼ね備えています。
コースは全体的にフェアウェイはゆったりと広い設計で、プレーヤーがストレスなくゴルフを楽しめるようにという配慮が感じられます。
丘陵地を活かしつつも、高低差を抑えることで、自然の美しさを存分に感じられるコースになっています。
地形になだらかな起伏がありますが、余裕のあるレイアウトのため、ほとんどのホールはフラットか打ち下ろしとなっています。
ホール間のインターバルも短いのが特徴です。
ティショットの落下地点は広いものの、2打目、3打目の正確性が求められるコース設計です。
また、大きめのベントグリーンとアンジュレーションによって戦略性を高め、単調なプレーにならないように工夫された設計にもなっています。
所在地:京都府福知山市字畑中194
連絡先:TEL:0773-34-1234 FAX:0773-34-0506
運営会社:福知山ゴルフ株式会社
公式サイト:https://www.fukuchiyama.golf/
カード:AMEX、DC、JCB、VISA、アメックス、ダイナース
開場日:1976年7月31日
設計者:間野 貞吉氏 ほかに、小山GC(1960)、戸塚CC東(1961)、熊谷GC(1962)、倉敷CC(1963)、札幌国際CC島松C(1963)、帯広CC新嵐山(1963)、諏訪湖CC(1963)、伊賀GC(1964)、総成GC南(1964)、鳥取GC(1964)、朝陽CC(1966)、新沼津CC(1967)、日立GC(1967)、玉造温泉CC(1964)、道後GC(1968)、鈴蘭高原CC(1971)、千里浜CC(1971)、新大阪GC島本(1973)、大分中央GC(1973)、羊ヶ丘CC(1974)、ひら高遊原CC(1974)、赤穂国際CC(1975)、岐阜本巣CC(1975)、岡山御津CC(1975)、福知山CC(1976)、伊勢中川CC(1977)、山東CC(1977)
面積:3212平方メートル 丘陵コース
コース:OUT・IN 18ホール パー72 コース距離:6,722ヤード コースレート:71.1
グリーン 数:1 芝:ベント(ペンクロス) フェアウェイ:コーライ ラフ:コーライ
ハザード バンカーの数:72 池が絡むコース数:6
ラウンドスタイル:全組セルフプレー キャディ付なし。乗用カート使用。1組4名が原則だが平日のみツーサムも可。土・日・祝はスリーサム以上、組合せ可。
カート:乗用カート(5人乗り) 自走式 乗り入れ不可 スコア集計機能あり GPSナビあり
レンタルクラブ:あり 料金:¥1,800~レンタルシューズ:あり 料金:¥600~
シューズ指定 ソフトスパイク:可 メタルスパイク:不可 スパイクレス:可
開場時間:7:00~、夏季 5:30~、冬季 7:30~
宅配会社:ヤマト運輸
福知山カントリー倶楽部は、1973年6月にゴルフ場経営会社である株式会社豊富ゴルフ場によって設立されました。
京都府福知山市に位置し、1976年7月31日に開場しました。
豊富ゴルフ場は、大証1部上場の中堅ゼネコンである株式会社松村組の子会社でした。
2004年同期の年間収入は約3億円にまで落ち込み、親会社からの借入金で経営を維持していました。
しかし、親会社である松村組が2005年5月5日に民事再生法を申請したため、豊富ゴルフ場も連鎖する形で、2005年6月13日に大阪地裁へ民事再生法を申請し、保全命令を受けました。
練習場

15打席 200ヤード アプローチ練習場あり バンカー練習場あり ドライバー使用可
車の場合


「福知山カントリー倶楽部」コース概要

福知山カントリー倶楽部は、京都府福知山市に位置し、丹波の美しい山並みに囲まれた18ホールの丘陵コースです。
全体的にフラットでフェアウェイも広いため、ゆったりとゴルフを楽しめます。
緑豊かな林間風の丘陵コースで、全体的にフラットですが、なだらかな起伏も楽しめます。
各ホールはなだらかな起伏がありますが、全体的にはフラットで広々としたレイアウトなので、初心者からベテランまで楽しめます。
各ホールのインターバルが短く、ホール間の樹木も多いのが特徴です。
ティーショットの落下地点は広いですが、その後の2打目、3打目には正確なショットが求められます。
グリーンは、1グリーンで、芝種はベント(ペンクロス)を使用しています。
グリーンは比較的大きく、アンジュレーションがあるため、パッティングの面白さがあります。
OUTコース PAR 36 ヤード数 Back: 3314Y Regular: 3098Y Ladies: 2742Y

OUTコースは、全体的にフラットでフェアウェイが広く、初心者の方からベテランの方まで楽しめる設計になっています。
第1打の正確さと飛距離が、求められます。
グリーンは1ベントグリーンで、大きめに作られており、アンジュレーション(起伏)があるので、パッティングの面白さも味わえます。
このグリーン攻略に長年ゴルフを楽しむ方も飽きさせない魅力があります。

No.5 PAR 5Back 500Y
最多の悲喜劇を生むホール。
ティーショットは上りで、その狙い方が問題。
グリーンは2段グリーンなので注意。
正面200ヤード地点にバンカーあり。
飛ばし屋なら2オンも。
INコース PAR 36 ヤード数 Back: 3384Y Regular: 3225Y Ladies: 2807Y

フェアウェイは広いですが、ティショットの正確さと、INコースでは第2打やアプローチの正確性が求められるホールが多いのが特徴です。

No.17 PAR 3Back 203Y
池越えの名物ホール。
風向きではロングアイアンからドライバーまでの使い分けが必要。
風の読みが勝敗を分けるホール。
「福知山カントリー倶楽部」感想

福知山カントリー倶楽部は、山岳コースでありながら、起伏がなだらかでフラットな箇所が多かったので比較的回りやすいと感じがしました。
ミドルホールには長短があり、戦略的に楽しめるコース設計となっていました。
でも一方で、グリーンは難しく、スコアメイクの鍵となる感じがしました。
山岳コースならではの戦略性を楽しめますし、なだらかな部分もあるのでプレーしやすいと思います。
ミドルホールには距離の違いがあり、クラブ選択の迷いが生まれ面白さがあるように思いましたよね。
私はパターが苦手でグリーンの難しさも重なり、攻略のしがいがあるように感じました、うまくいきませんでした。
古いコースではありますが、コースメンテナンスは、手入れが行き届いていて申し分ありませんでした。
時間の余裕のある方には練習場も充実しており、プレー前の調整も万全にできるでしょうね。
食事については、メニューの少なさを少し感じましたが、美味しかったです。
私は飲みたいほうなので、食事に関しては気にならないタイプですが、ゴルフ場の食事はどのゴルフ場へ行ってもおいしいと思っています。
福知山カントリー倶楽部では、天気によってコースの見え方が大きく変わったり、スムーズな流れでラウンドできる日もあれば、少し時間がかかる日もあるようです。
風の影響ですかね・・・?
機会があれば、プレーされると良いと思います、お勧めのコースです。
。

