

宇陀カントリークラブ

大和盆地は、奈良県北西部に位置する盆地で、別名「奈良盆地」や「大和平野」とも呼ばれています。
東西約10~15km、南北25~30kmの菱形をしており、面積は約300平方キロメートルです。
現在の奈良県民の約86%がこの盆地に居住しており、県内の12市のうち9市の中心部が大和盆地内に位置しています。
地理的特徴
大和盆地は標高100メートル以下の断層盆地で、四方を山地に囲まれた皿状の地形が特徴です。
河川: 大和盆地を流れる河川はすべて大和川水系に属しています。
盆地内で多くの支流が合流し、大和川となって生駒山地と金剛山地の間の「亀の瀬」を抜けて大阪湾へ流れていきます。
周囲の山地:
東: 笠置山地(大和高原
西: 生駒山地・金剛山地
南: 竜門山地
北: 平城山丘陵(標高100m前後)
「宇陀カントリークラブ」概要

「宇陀カントリークラブ」のクラブハウスは、平屋のような重厚な佇まい。
城を模した温泉館を奥に従え、より個性的な雰囲気を醸し出している。
傾斜砂面に十分な高さと傾斜角度を与えることができるバンカーの構築方法(建築物を利用する主体=人間を中心に据える)により、遠くからでも目に入るこのバンカーは、プレイヤーに視覚的プレッシャーを与える存在だ。
さらに、アンジュレーションのあるフェアウェイやグリーン周りに施された多くのバンカーなどにより、戦略性も求められる丘陵コース。
奈良県宇陀市大宇陀区岩清水23
TEL:0745-83-2800
FAX:0745-83-1781
公式サイト:http://www.udacc.co.jp/
運営会社:光ゴルフ観光㈱
開場日:1982年(昭和57年)9月1日
設計者:上西 荘三郎 ほかに、兵庫県 能勢カントリー倶楽部、大阪府 ベニーカントリー倶楽部 (改)、滋賀県 近江カントリー倶楽部、和歌山 紀伊高原ゴルフクラブ、等を設計。
カード:AMEX、JCB、NICOS、UC、VISA、アメックス、ダイナース、MasterCard、UFJ
面積:66万m2 丘陵コース グリーン:ベント芝 1グリーン
塚脇コース(OUT COURSE):REGULAR Tee(Y) 3204ヤード
榛原コース(IN COURSE);3REGULAR Tee(Y) 3429ヤード
レギュラーティ:71.1
ラウンドスタイル:セルフ・キャディ選択制
開場時間:6時 30分
宅配会社:佐川急便
練習場

9打席あり、距離は60ヤードです。24球で313円で利用でき、レンジボールを使用します。残念ながら、芝から直接打つことはできませんし、ドライバーの使用も不可です。
また、ドライビングレンジは約40ヤードと短めです。パッティンググリーンは2箇所ありますが、アプローチやバンカーの練習場は備え付けられていません。
車の場合

車利用 …… ・南阪和道 美原ICより約45分。
・西名阪道 松原IC経由、名阪国道福住ICより約25分。
宇陀カントリークラブ 塚脇コース(OUT COURSE)の概要

宇陀カントリークラブの塚脇コース(OUT COURSE)は、上西荘三郎氏が設計した丘陵コースで、戦略性の高いレイアウトが特徴です。
コースの概要
- コース種別
丘陵コースで、適度なアップダウンがあります。 - グリーン
ベント芝の1グリーン制で、「塚脇コース」と「榛原コース」があります。 - バンカー
98箇所あるバンカーのうち45箇所が特許取得済みで、景観が美しく、遠くからでも立体的に見えるように設計されています。
これにより、プレイヤーに視覚的なインパクトと戦略性を提供します。 - OUTコースの特徴的なホール
- 6番ホール(名物ショートホール)
滝越えのショートホールで、滝の音がプレッシャーになります。
グリーン手前の大きなバンカーや強風が難易度を高めています。 - 9番ホール
3段グリーンで、トリッキーなホールとして知られています。 - 1番ホール
特許取得済みの白いバンカーと、赤・白のツツジと緑の芝が共生する芸術的な景観が特徴です。
フェアウェイが広く、思い切ったティーショットができます.
- 6番ホール(名物ショートホール)
宇陀カントリークラブ 榛原コース(IN COURSE)の概要

宇陀カントリークラブの榛原コース(IN COURSE)は、全体で18ホール、パー72の丘陵コースの一部です。
設計は上西荘三郎氏が手掛けており、なだらかな大和の地に広がる変化に富んだレイアウトが特徴です。
コースの特徴
- 独特のバンカー
:コース内には特許出願の対象となったバンカーが98ヶ所中45ヶ所あり、白い砂とつつじ、緑の芝のコントラストが芸術的です。 - 景観の美しさ
:特に富士山をイメージしたつつじが植えられたホールなど、美しい景観がプレーヤーの目を楽しませます。 - ホール構成
:INコースは10番ホールから始まり、合計9ホールで構成されています。
各ホールのヤード数とパーが設定されており、例えば16番ホールはパー4です。
「宇陀カントリークラブ」名物ホール 6番

宇陀カントリークラブの6番ホールは「滝越えの名物ショートホール」として知られているんですよね。
6番ホールの特徴
- 滝越えの景観
豪快な滝が特徴で、その滝の音がプレーヤーにプレッシャーを与えることがあるんですよね。 - 戦略的な難易度
プレッシャーから力んでしまうと池に落ちる可能性があります。
また、グリーン手前には大きなバンカーがあり、ここに入れるとパーセーブは非常に難しくなります。 - 風の影響
風が回っていることが多いため、距離感の判断が難しいホールなんです。
安全策として、普段より1クラブ大きめの番手で攻めるのが無難とされています。 - ニアピン推奨ホール
宇陀カントリークラブでは、この6番ホールがニアピン推奨ホールに指定されています。 - ヤード表示
レギュラーティーからは165ヤード、フロントティーからは157ヤードです。
宇陀カントリークラブ プレーした感想

宇陀カントリークラブでのプレーについてですね!
利用者の方々の口コミから、コースの特徴や施設の魅力、プレーの感想などをまとめてみました。
宇陀カントリークラブのコース特徴と戦略性
宇陀カントリークラブは、丘陵コースでありながらも、視覚的に美しいバンカーが特徴のアメリカンスタイルの18ホールなんです。
ユニークなバンカー
- 特許取得バンカー
98箇所あるバンカーのうち45箇所が特許を取得しており、特に「白い砂が鮮やかな美しいバンカー」がプレーヤーに視覚的なインパクトを与えてくれます。
バンカーが苦手な方には一苦労かもしれませんが、景観美として楽しむことができます。 - 戦略的な配置
縦長グリーンの前後やグリーン奥、手前のガードバンカーなど、各ホールでバンカーが戦略的に配置されており、コースの個性を際立たせています。
名物ホール
- 6番滝越えショート
「名物6番滝越えショートホール」は、その美しさと戦略性で知られています。 - 池越えホール
15番、17番ミドルホールには2打目池越えの戦略的なホールがあり、プレーヤーを飽きさせません。
プレー後の楽しみと施設
プレー後の疲労を癒せる施設が充実しており、特に露天風呂が好評です。
温泉露天風呂
- 地下1600メートルから湧き出る天然温泉の露天風呂があり、一日プレーした疲れを癒すことができます。
- 多くのプレーヤーから「最高に気持ちよかった」「すごく良かった」と高評価を得ています。
その他施設
- GPSナビ付きカートが利用可能です。
- コンペルームや練習施設(60ヤード10打席)も完備されています。
- クラブバスの定期便が近鉄榛原駅から運行しており、アクセスも便利です。
プレーヤーのリアルな声
実際にプレーされた方の感想は様々ですが、全体的にはコストパフォーマンスの良さが評価されています。
好意的な意見
- 「コースも広く回りやすかった」「グリーンも大きく問題なし」といった声があります。
- 食事についても「美味しく追加料金なしでよかった」「満足度が高い」と評価されています。
- スタッフの接客も概ね良好で、「親切」「丁寧」という意見が見受けられます。
- コースメンテナンスも「綺麗にメンテナンスされている」と評価されています。
改善を望む意見
- スロープレー
他の組との間隔が詰まり、「全ホールで待つことになった」「2組待ち」など、プレーの進行が遅いと感じる方がいるようです。
特に休日やシーズン中は、時間がかかる可能性があるため、気長にプレーする心構えが必要かもしれません。 - 古い施設
建物は古いと感じる方もいるようですが、メンテナンスは行き届いているとの評価もあります。 - グリーンコンディション
一部のホールでグリーン補修中の箇所があったという声もあります。
2025年11月5日現在、宇陀カントリークラブは戦略的なコースと充実した施設で、多くのゴルファーに楽しまれているようです。
特に露天風呂はプレー後の大きな魅力となっています。

