ゴルフは上半身は脱力、
下半身は踏ん張るスイング
ゴルフでは、重要なことがいろいろありますが下半身を踏ん張るということは、今後、楽しくゴルフを続けていくにはとっても重要な要素なんですよね。
これを身に着けるとゴルフが大きく変わってきますので、時間がかかっても会得しましょう。
脱力スイングとは？ 全身の力を抜くことではない！
脱力とは ゴルフにおける脱力といえば、主にスイングについての力の入れ具合を示すことが多いのです。
一般的に、ゴルフのスイングは脱力し、腕を振ることが大事と言われています。
一見矛盾していることですが、要するに力みすぎず、クラブヘッドの重さを感じるように自然にスイングする事が大事だということを示しているんですよね。
力が出るメカニズムは、筋肉が伸びて縮むことにあります。
だから強い力が発揮できるんですよね。
脱力してスイングスピードを手に入れる方法とは
脱力してスイングスピードを上げるには、主に上半身の力を抜き、下半身主導のスイングを意識することが重要なんですよね。
💪 脱力スイングのメリット
脱力することで、スイングスピード、パワー、安定性が向上してきます。
プロゴルファーは、一見力を入れていないように見えても、脱力したスイングで最大限の力をボールに伝え、飛距離を出しているんですよね。
上半身に力が入っていると、ミスショットの原因になることも多々あります。
🌟 脱力するポイント
上半身の脱力
スイングにおいて主導権を握るのは下半身であり、上半身は下半身の動きに引っ張られる形で動くのが理想なんですよね。
特に腕の力を抜き、必要以上にグリップを強く握らないことが大切なんです。
- グリップの力加減
- ぎゅっと握るのではなく、クラブを持っているのに持っていないような、誰かに引っ張られたらスポッと抜けるくらいの力加減が目安なんです。
- 最適なグリップの力加減を見つけるために、毎回グリップの強さを変えながらショットを打ち、一番リラックスしてヘッドが走る強さを見つける練習方法があります。
- 腕と肩の脱力
- 肘の曲げ伸ばしを利用したり、クラブヘッドを左右に揺らしてから打つことで、手の力を抜くことができます。
- 肩の脱力も重要で、プロゴルファーの中には、打つ前に肩をゆっくり大きく上下に動かす準備動作を取り入れている人もいますよね。
- バックスイングで腕を振るのではなく、腕の形を保ったまま体をターンさせることで、手の力が抜けて自然にタメが生まれてくるんですよね。
下半身主導のスイング
上半身の力を抜いた状態で、下半身をしっかりと使い、ショットの最初から最後までスイング全体を支えるようにします。
🏌️♀️ 練習方法
- 筋弛緩法
一度意図的に筋肉を緊張させた後、ふっと力を抜くことで筋肉が緩みやすくなります。 - グリップ強度の調整
様々な強さでグリップを握り、どの強さで最もリラックスしてスイングできるかを見つけます。 - クラブを軽く握る
練習用具などを用いて、緩く握りながら切り返しで腕を振る際に全身で下に振っていくような運動を意識すると、ヘッドスピードを上げやすくなります。 - リズムを意識する
スイング全体のリズムを意識することも脱力につながります。
例えば、バックスイングとダウンスイングを4拍子や2拍子で数えながら行い、自分にとって最適なリズムを見つけます。
ゴルフでスイングをする場合に、脱力をすれば単純にスイングが早くなるというわけではありません。
例えばアドレスをしただけでも、各部の筋肉は体を支えるために一定の力が既に入っています。
この時にグリップを意識しすぎると、手首に必要以上の力が入ってしまい、全体の筋肉のバランスとしては大きく崩れてしまい、スピードあるスイングを行うことは難しくなってしまします。
ショット全体の脱力のタイミングが重要なんです。
これを例えると、輪ゴムを両手でもって大きく引っ張ると大きく伸び、その伸びた分だけ元の形に戻ろうとする力が働き縮む力が発生しますよね。
これと同じ事が筋肉でも言えるのです。
筋肉はゴムのような性質を持っていて、しっかり伸ばすことで強い力を発揮するけども、力んでると筋肉が伸びず、動的な力は発揮しずらいため筋肉は大きく伸びる事で大きく縮むことができ強い力を発揮することが出来るのんです。
（例：大きく腕を振りかぶってボールを投げると速い球を投げることができる）
しかしその為には、筋肉が柔軟で大きく伸びられるか？
と言う事が重要になってきます。
筋肉が大きく伸びられない場合は、強い力や本来の力を発揮することが出来ないのですよね。
ゴルフは上半身脱力
飛距離を伸ばそうとしてスイングに力が入ってしまい、かえって飛ばなくなってしまったりミスショットしてしまうのはよくあることです。
ゴルフスイングについて、飛ばし屋さんが発する言葉に、必ずと言って良いほど出てくるのが「脱力」なんですよね。
腕の力みを取る、上半身の力を抜く、グリップは卵を持つくらい緩めになどの表現方法です。
確かにゴルフスイングで脱力することで再現性の高いスイングと、飛距離を得ることができるんですよね。
しかしながら、この脱力という言葉は耳に優しく、簡単そうに聞こえますが、いざ取り組んでみると「厄介な言葉で」「往生しまっせ」
プレー中にミスショットした後に同伴プレーヤーから「力みまくってたね」なんてツッコミを入れられた経験のある人は多いでしょう。
しかし、本人としては力むまいとリラックスを心掛けているつもりだったりします。
意識だけではコントロールできない力みはどうやったら防げるのでしょうか。
インパクト時の脱力とは
ゴルフでは、最大限のインパクトを与えるには、ボールに当たる瞬間に軽くグリップを握る程度の脱力が必要になってきます。
こうすることでショットには安定性が生まれ、かつスピードとパワーを伴ったスイングが可能になってくるんですよね。
これは体の各部に言えることなんですが、どれもが同じタイミングであるわけではありません。
さまざまな試行錯誤を行うことが重要なんです。
ゴルフにおけるインパクト時の脱力とは、ボールを打つ瞬間にグリップを軽く握る程度の力加減を指しんですよね。
これにより、ショットの安定性が高まり、スピードとパワーを伴ったスイングが可能になります。
⛳ インパクトで脱力するメリット
✨ 安定性とパワーの両立
インパクト時に力を抜きすぎず、かといって力みすぎないことで、クラブヘッドの重さを感じながら自然にスイングできるようになります。
最大限のインパクトを生み出すためには、ボールに当たる瞬間に軽くグリップを握る程度の脱力が必要とされているんですよね。
🚀 スイングスピードの向上
不必要な力が入っていると、関節の動きが硬くなり、クラブの動きを妨げてしまいます。インパクトで脱力することで、クラブヘッドがスムーズに加速し、ヘッドスピードが向上します。ムチのようにしなやかな腕の動きが理想とされています。
🎯 芯に当たる確率アップ
力強くボールを飛ばそうとして腕に力を込めすぎると、かえってヘッドが走らなくなり、芯に当たる確率が下がることがあります。
宮瀬博文プロは、インパクトの瞬間を7割程度の力感で迎えることができれば、芯にしっかり当たって曲がらない球が打てるとアドバイスしています。
💡 脱力のための練習法
💪 インパクトバッグ練習
インパクトバッグを使った練習は、力みをなくすのに有効なんです。
この練習では、ボールに合わせにいこうとする感覚ではなく、脱力してエネルギーを出すことを意識します。
✋ 右手を離す素振り
インパクトの瞬間に右手を離す素振りも、脱力を体感するのに効果的なんですよね。
右手を離した後、クラブヘッドの遠心力に任せることで、自然に大きな円を描くように振り抜かれる感覚をつかめやすくなります。
実際にボールを打つよりも、素振りの方が脱力と加速の感覚を習得しやすいと言われています。
頑張ってみましょう。
