阿騎野ゴルフ倶楽部

阿騎野ゴルフ倶楽部

阿騎野について

奈良県宇陀市大宇陀の丘陵地帯は、かつて「阿騎野」と呼ばれていました。
この地域は、飛鳥時代には宮廷の人々が鹿やウサギを追う狩猟地として利用されており、古くから大和朝廷にとって重要な場所でした。

万葉集との関連

阿騎野は『万葉集』にも詠まれており、特に柿本人麻呂が軽皇子（かるのみこ）の遊猟に随行した際に多くの歌を詠んだことで知られています。柿本人麻呂は、軽皇子の父である草壁皇子を偲んで歌を詠み、夜明けの陽炎や沈む月といった情景を見事に描写しました。

阿騎野・人麻呂公園

現在の宇陀市には「阿騎野・人麻呂公園」があり、1995年の発掘調査で飛鳥時代から中世にかけての遺跡が見つかりました。
この公園は、古代の阿騎野の中心施設であった可能性が高いとされ、掘立柱建物や竪穴式住居が復元されています。
園内には柿本人麻呂像や万葉歌碑も設置されており、当時の雰囲気を偲ぶことができます。

阿騎野ゴルフ倶楽部「概要」

阿騎野ゴルフ倶楽部は、奈良県宇陀市にある18ホール、パー72の丘陵コースです。
雄大な吉野山系の美しい自然に囲まれた、フラットで開放感あふれるコースレイアウトが特徴です。

基本情報

住所：〒633-2144 奈良県宇陀市大宇陀区栗野1035-1
TEL：0745-83-3939 ／ FAX：0745-83-3255
公式サイト：https://www.akinogc.com/
運営会社：協豊開発(株)　ほかに、ヤマトカントリ－クラブ（奈良県）

開場日：1996年（平成8年）09月05日(木)
コース設計者：西武建設(株)（監修）木本　三次
用地面積：3576平方メートル
コース：OUT.IN　１８ホール　PAR72　7,007yard   コースレート:73.3