ハーフスイング(下半身の動き)

ハーフスイング
(下半身の動き)

ゴルフスイングは9時から3時までの腰から腰までがすべてなんですよね。
何でかといいますと、腰から腰でスイングを覚えればスイングの基礎がほとんど身体に覚えこませることができるからなんです。
3時9時以降の動きは付属で、ボールを打つ行為は、このハーフスイングの中にすべてが含まれているんですよね。
この腰から腰のスイングが下半身リードでボールをヒット出来るようになればフルショットで体のバランスを崩すこともありません。
スムーズな体の回転と体重移動がポイントなんですよね。
9時か3時のスイングで、下半身を体の動きをマスターしようではありませんか?

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下半身はスイングをリードする大切な部分

下半身リードとは腰から下の下半身全体が上半身よりも先に動いていくものなんです。
つまり、最初に動かすべきは膝から下の足なんですよね。
足を動かすことによって、次に腰が連動して動き、最後に上半身が遅れて動く形が生まれてくるんです。
だから、9時から3時のハーフスイングに下半身の動きを加えていきましょう。
飛距離アップには絶対に欠かせない下半身を使うことで、スムーズな体の回転がよりできやすくなるんですよね。

「歩くようなスイング」が理想といった話を聞いたことがありませんか?
下半身リードのスイングにおいてはこの「歩くようなスイング」の感覚が非常に大切なんです。

下半身リードのコツは以下の3ステップを実践することをお薦めします。
①スイング始動は左足の踏み込みから
②テークバック時に右足に体重移動
③ダウンスイングのきっかけは左足サイドの踏み込み
まず、スイング始動のきっかけとして左足を踏み込みまする。
この時、体重は左足にかかることになり、体が多少左に傾いてもかまいません。
その後、テークバックで体重をしっかり右足に乗せていきます。(ここ非常に重要)
そして、ダウンスイングの切り返しのタイミングは左足の再度の踏み込みなんですよね。
テークバックで右に移動している左ひざを元の位置に戻しつつ、左足裏に体重をかけていく意識が正解です。
また、手がトップの位置に来た時に踏み込みを開始するのでは遅く、テークバックが半分くらいのところで、踏み込みを開始するくらいが理想的な下半身リードのためには丁度いいくらいなんですよね。
トップ位置から振り下ろすと同時に左足かかとを踏むのはもう遅いんですよね。
トップまで上がってきてから踏んでも、下半身と上半身がほとんど同じ動きをしてしまうので、力が生まれません。
ターゲット方向にスウェーしてパワーロスする可能性も高くなります。

ポイントは、「トップに上がりきる前」なんですよね。
トップまでクラブが上がり切る前(バックスイング中)に左足を踏むことが非常に重要なんです。
上半身が上がりきる前に、下半身をスタートさせることで「捻転差」が作られてヘッドスピードが上がるようになるんですよね。

3つのステップをスムーズに、まさに歩くように自然に行うことで、特に腰の動きなどの意識をしなくても上手く下半身リードのスイングができるはずなんですよね。
最初はボールにちゃんと当たらなくても極端すぎるくらいの動きを何度も繰り返して、下半身リードを体感して会得してくださいませよね。

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「ハーフスイング」はゴルフの基本

コレさえできれば、コレさえできれば、ゴルフはほぼできたも同然なんですと言われています。
とはいうものの、意外とハーフスイングは難しいんですよね。
体幹中心でちゃんとカラダが使えないと、情けないボールが右側に飛び出していくんですよね、みじめですよね。
2~3球そんな球が出ると、もう本当に続けて練習する気がなくなりま~すよね。
なんでか・・・? 知ったはります。
ゴルフは見栄と欲の詰まったゲームなんですよね。
でもネ、そんな惨めな気持ちに負けず、最初は小さな振り幅でゆっくり振るところから頑張れば、やがて少しづつ大きな振り幅でも打てるようになってくるんです。
カラダの使い方もわかってきますんですよね。
打ちっぱなし練習場で、ボールを飛ばす練習ではおまへんのでじっくり取り組んで、ゆっくり体で覚えましょう。

アドレス(ハーフスイング)

両ひざでボールを挟む構える(アドレス)。
架空のボールをひざに挟むイメージで・・・

テークバック(ハーフスイング)

両ひざの間隔を変えずクラブを9時の位置に
架空のボールをつぶさないように、感覚を保つ

インパクト(ハーフスイング)

ボールを打つと同時に両ひざでボールをつぶすイメージ

フォロースルー(ハーフスイング)

おなかと両太ももターゲットに向ける
おなか、太もも、右足の甲は目標方向に向ける
右足のつま先が立つようにする。
打った後に必ず確認をする

ハーフスイングの重要性

ハーフスイングは軸がブレる大きな動きではないので、スイングの安定につながります。
このハーフスイングがしっかりできると、インパクト前後の動きである「インパクトゾーン」が安定し長くとることができるようになるんですよね。
ハーフスイングは始動時にクラブのヘッドから上げる動きが少なくなり、オーバースイングになることはほとんどありません、心配ご無用なんです。

地味なんですが、ひたすらハーフスイング練習することで、簡単に芯を捉えて打つことが可能になります。
ハーフスイングですら芯を捉えられないようでは、フルスイングなんて絶対に芯に当たらないのですよね。
ハーフスイングを丁寧に取り組むとスイングがとってもきれいになります。
そして、ハーフスイングを大きくしたものがフルスイングなので、ハーフスイングが上手になると、フルスイングも上手になっています。
間違いありませんので、練習は、ひたすらハーフスイング(9時~3時)。
また、アプローチショットでハーフスイングする場面も多分に出てきます。

習得するには前傾角度を保った姿勢を維持することが重要で、それとアドレスで出来た腕の三角形の維持が肝なんですよね。
そして、最後は手打ちをしないようにしましょう。
足腰の動きが止まり、手と腕だけを使う「手打ち」のスイングは飛ばないし、安定感も欠けるんで注意したいもんです。

最後に、スイングは「足ふみ」の要領で、リズムよく踏み込んで、スイングお願いします。

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