「奈良白鳳カンツリークラブ」は奈良県東北部の標高480メートルの大和高原地帯の中にあり、雄大な山麓を背に、四季折々の自然美に抱かれてのびやかに広がる緑の大地に約100万㎡の広大な用地に展開する高原の中にある本格派チャンピオンコースです。
大和高原(やまとこうげん)
奈良県東部の、大自然が広がる、おおらかで、穏やかなところです。
ゆるやかな笠置山地、宇陀山地といった丘陵地帯と、少し起伏のある室生山地に囲まれたこの一帯は、初代神武天皇から始まる歴史の跡を今もたどるることができ、古代の城跡やお伊勢さんへ続く本街道は、かつての往来を彷彿とさせてくれます。
「奈良白鳳カンツリークラブ」概要
【奈良白鳳カンツリークラブ】が所在するところは侵食によってなだらかな準平原となった地形が隆起した、隆起準平原で美しい大自然のなかの絶好のロケーションを借景にして誕生した戦略的な高原コースです。
各ホールは原生林でセパレートされておりコースはやや狭い為に、正確なショットと飛距離が必要とされるコースです。
グリーンの手前にクリークなどがあり、バラエティに富んでいて、飽きを感じさせないし、コースレイアウトは面白くまたチャレンジしたくなるコースでした。
結構難しかったように思います。
プレー費がリーズナブルな為に、人気のコースでプレー時間は多少長くなりますが、のんびり・ゆっくりと楽しめる人にはもってこいのゴルフ場ですよね。
大阪から近いこともあって、特に土日・祝日はすごいそうですよ。
奈良県山辺郡山添村字切幡字天津山1370-2
TEL:0743-87-0331
FAX:0743-87-0534
エントリー専用ダイヤル:0743-87-0331
運営会社:摂津産業開発㈱
公式サイト:http://www.narahaku.com/
カード:JCB VISA MASTER ダイナース アメックス
開場日 1976年(昭和51年)6月10日
設計者 寺本金一氏
杉原輝雄プロの師匠であった寺本金一プロ。
寺本金一プロは1962年「四日市カンツリー倶楽部」で開催された、第1回日本プロゴルフシニアの優勝者です。
面積 99万m2
OUT・IN 18ホール Par 72 距離 7,097ヤード ベント・高麗芝 2グリーン
コースレート:70.2(OUT・IN・コーライ)、73.0(OUT・IN・ベント)
ラウンドスタイル:キャディ付きかセルフの選択制。5人乗り乗用カート使用。
【練習場】
パター練習場のみです。
松原JCTから47キロ、走行時間:40分
順路:松原JCT(西名阪自動車道)27K→天理IC(名阪国道)17K→小倉IC3K→コース。
*大阪からは西名阪自動車道で天理ICまでドライブ。
天理ICから名阪国道を進み、福住IC、一本松IC、針ICを経て小倉ICへ。
小倉ICを出たら、案内板に従って旧25号線を上野方面へ進み、その先を右折して進めばコースへ至る。
大阪市内から阪奈道路を通り奈良市内を経由するルートもある。
「奈良白鳳カンツリークラブ」コース概況
自然を最大限に取り入れた各ホールは原生林で区切られています。
四季折々の大自然の美しさや、雄大に広がる樹木の緑の美しさが難しいコースをやわらげています。
バラエティに富んでいて、飽きを感じさせない。
コース全体から見ると中級社以上向きのコースです。
コースは打上や打ち下ろしの高低があり、ブラインドサイドでは球の落とし所が分かりにくいホールが多いので、飛距離より方向性が求められます。
アウトコース PAR 35 ヤード数 Back: 3485Y Regular: 3166Y
アウトはアンジュレーションがあり、インととはことなり距離こそ短いがOBもあり難しいホールが多く、正確なショットが要求されます。
打ち上げや打ち下ろしの高低もあり、ドッグレッグが多く、ショットのコントロール力も必要となります。
名物の4番 PAR 4 Back456Y ミドルホール
HDCP1の難関ホール。
第一打は右にハザードが多い為、センター右へ。
右サイドには大きな池、距離も長くハンディキャップ1をどう攻略するか・・・ 楽しんでみて下さい。
ドラコン推奨ホール 9番
ニアピン推奨ホール 5番
インコース PAR 3 7 ヤード数 Back: 3612Y Regular: 3414Y
インコースの各ホールは、原生林でセパレートされている。
ゆるい打ち下ろしのフラットなホールが多く、アウトより距離も長いので雄大なスケールを感じさせくれ、ゴルフが楽しめます。
18番 PAR 5 Back545Y 第3打が池越えになる名物ホール。
第一打は前方の鉄塔狙い。
IPからバンカーの手前の木まで265ヤード。
グリーンが改造され、距離が長くなり難易度が上がり、プレッシャーがかかるコースになりました。
ドラコン推奨ホール 16番
ニアピン推奨ホール 12番
IPについて
IPという言葉自体はよく耳にしますが、実際に理解している人は意外と少ないようです。
一般的にはホールにおけるティーショットの落下地点、あるいはコースレート査定時に設置する基準点(250ヤード)など、使い方もそれぞれで、明確な定義のようなものはないようです。
「奈良白鳳カンツリークラブ」感想
初めて【奈良白鳳カンツリークラブ】に来られた方は、風向きによって変わりますが・・・、
なんか雑音が聞こえるのをわからなくて、戸惑う方も多いですよね。
それは、西名阪を挟んで向かい側に「名阪スポーツランド」というサーキット場があり、それの爆音が聞こえてくるんです。
結構、この爆音が耳障りなんですよね。
この音に耐えきれない方は「二度と来たくない!」と思われるでしょうね。
迷惑な話ですが・・・でも、耐えるしかありません。
コースの手入れは良くされており、メンテナンスは良いです。
FWは少し狭目ですが、私は飛ぶ方でないので、苦になりません。
でも、230以上飛ばす方は、大変なコースに感じますよね。
色々とクラブを選択しなければならない苦労があって、大変なコースだと思います。
結構、バンカーがOBの助けろしてくれますので、その分広く使えますよね。
そのかわり、OBの外側は、即OBなのであきらめましょう。
コース全体の距離もそこそこありーの、なかなかのアップダウンがあり、池・クリーク・ブラインドが多彩でトリッキーなホールが多く、結構な戦略性を求められます。
ブラインドホールも結構多くて、ポイント毎に従業員の方が待機してくれており旗を持って合図をしてくれます。
助かりますよね。
カートも導入され、色々と努力されて工夫されている感じは伺えますが、細かいところの気配りがチョットと言う感じがします。
プレーヤーは結構細いところを見ています。
リピーターを増やす施策が必要と感じます。
折角の素敵なゴルフコースを安いプレー費だけで、プレーヤーを引きつけるのには無理があります。
クラブハウスを明るくしてトイレや風呂の大切な部分も、来場者は細かくチェックして見ています。
リピーターの来ないゴルフ場はいずれ淘汰されます、厳しいゴルフ場の昨今ですが、頑張って下さい。
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