和歌山CC
「和歌山カントリークラブ」は、和歌山県和歌山市梅原、地区に1964年(昭和39年)開場。
流れる涙!紀の川や和歌山城、高野山、そして梅・生産量日本一を誇る南高梅(なんこううめ)で知られる和歌山の市街地に位置し、コ-スやクラブハウスからは街並みや海が一望できる南向きの丘陵地に、1964年(昭和39年)アジア初のオリンピックとなる東京オリンピックが日本で開催された年にオープンした、和歌山県では2番目に造られた伝統ある名門の丘陵コースです。
和歌山城
和歌山城は、天正13年(1585)に紀州を平定した豊臣秀吉が弟の秀長に築城させたのが始まりです。
その築城を担当したのが、築城の名人藤堂高虎(とうどうたかとら)でした。
まず、秀長の城代として桑山重晴(くわやましげはる)が入り、慶長5年(1600)には、関ヶ原の戦いで功をたてた浅野幸長(あさのよしなが)が入城。
そして、元和5年(1619)には徳川家康の第10男・頼宣(よりのぶ)が入城し、紀州55万5千石の城となり、以来、水戸・尾張と並び、徳川御三家のひとつとして、長い歴史を刻んできました。
「和歌山カントリー倶楽部」 概要
1964年(昭和39年)和歌山と大阪の府県境の、和歌山市梅原の地に和歌山県内としては「白浜ゴルフ倶楽部」に次ぐ、2番目となる「和歌山カントリー倶楽部」が開場。
クラブハウスは落ち着いた造りとなっており、歴史と格調を感じさせる。
クラブハウスからは 街並みや海が一望できとても気持ちよく爽快です。
ショットの正確さが要求されるコース!!
として、コース設計は、日本アマ4回優勝、アマの名手・佐藤儀一氏設計の丘陵コースです。
南向きの丘陵地に広がる18ホールはゆるやかな傾斜のあるコースで、和歌山市内から10分と立地条件も最高で積雪などの天候にてクローズする心配が全くない歴史に培われた風格漂う18ホールを運営する和歌山の名門ゴルフ場です。
和歌山県和歌山市梅原585
TEL 073-455-3176
FAX 073-453-4440
GOLF場HP http://www.wakayamacc.com
カード:JCB VISA MASTER ダイナース アメックス
開場日 1964年(昭和39年)11月29日
佐藤儀一氏 設計
面積 99万m2 OUT・IN 18ホール パー71 6,139Y
グリーン 高麗 1グリーン
フェアウェイ:コーライ・1方向カット ラフ:ノシバ レギュラー:5834ヤード
コースレート:69.2(OUT・IN・コーライ)
ラウンドスタイル:電磁誘導式カート・全組セルフプレー
1995年(平成7年) 4 月 和歌山県内では初となる5人乗り電磁誘導カート60台導入。
2010年(平成22年)3月 東南海・南海地震に備え、コース内の吊り橋 4橋のうち、9番ホール、16番ホールの吊り橋を撤去し、カート迂回路を設置。
打球練習場(16打席 250ヤード) パター練習場
阪和自動車道/和歌山北ICより9㎞(20分)
京奈和自動車道/和歌山JCTより14㎞(30分)
和歌山北ICが開通し神戸・大阪市内からコースへのアクセスが大変便利になりました(コース迄約15分)
阪神高速湾岸線を南進し関空自動車道分岐点で、阪和自動車道に入り和歌山北ICで降りる。
料金所を出て右折後、最初の信号三叉路で右折、500m先の信号三叉路を左折し加太方面に7km直進する。
県道26号線との延時交差点で大阪方面に右折後800m先の梅原交差点を左折、700mでコースへ
「和歌山カントリー倶楽部」コース概要
「和歌山カントリー倶楽部」は、気候温暖で全ホール南向きにより厳冬期も積雪凍結によるクローズの心配がなく高台の丘陵地に広がった、自然の傾斜、自然の地形を生かしながらの丘陵コースで、やや狭いながらもダイナミックコース設定になっており、言わば箱庭風の造りのゴルフ場に出来上がっています。
学生相撲で名をはせた創業者の北村弥三郎氏は、植木の一本一本がボールをグリーンまで運ぶのに重要な意味を持つとして、戦略性に富んだ公園風の景観を大切にしたコースです。
ゴルフダイジェスト社が「美しい日本のゴルフコース」でも、全国約2400のゴルフ場の中から、368コースの一つに選ばれている。
全般的に緩やかな適度な傾斜がアンジュレーションがかかっている美しいコースで和歌山港を望む景色もすばらしいゴルフ場です。
アウト・インではまったくコースの性質が変わってくるので難易度の違いも楽しむことができます。
しかし距離が短い分だけに慎重なプレーをすれば、好スコアも期待でき乗用カートで快適なプレーが楽しめます。
一度はプレーしてもらいたいコースでお薦めです。
OUTコース PAR 36 ヤード数 Back: 3230Y Regular: 3036Y
コースは、自然の立木によって各ホールがセパレートされ各ホールが完全に独立している。
特にアンジュレーションがゆるく自然の林でセパレートされ、池もホールをセパレートする意味では重要な役割も果たしている。
フェアウェイも広く、OBの心配もなく、伸び伸びと豪快なドライバーショットを楽しむことができます。
グリーン回りは難しく、スコアメイクはアプローチにかかっている。
【ドラコン推奨ホール】 OUT 3番・9番
【ニアピン推奨ホール】 OUT 2番・6番
No.2 PAR 3 Back178Y
(Aクラスの競技以外は左のサブグリーンでプレー) 軽い二段グリーン。
140ヤードの表示からグリーン中央まで120ヤード。
INコース PAR 35 ヤード数 Back: 2909Y Regular: 2798Y
アウトに比べて距離は短いが、ティショットはフェアウェイをキープする正確さが要求される。
アウトと趣きを変え、ティーショットの落下地点が狭く、OBの心配が出てきます。
それだけに正確なショットが要求される。
9番ホールの610ヤードのロングホールはおすすめです。
【ドラコン推奨ホール】IN 13番 18番
【ニアピン推奨ホール】IN 14番 16番
No.15 PAR 5 Back480Y
第一打でFW中央のバンカーを越えれば2オン可能。
FW左サイドは木々が繁ってグリーンが狙いにくい。
右から攻める。
「和歌山カントリー倶楽部」 感想
「和歌山カントリー倶楽部」は、いまは少なくなった高麗芝のグリーンで、しっかりヒットしないと芝目に負けてカップ周りで急停車します。
打ちおろしのコースもあり、打ちあげのコースはカート道は、まん中にあり比較的に回りやすいです。
丘陵寄りの山岳コースというイメージで初心者から上級者まで練習にもなり、結構楽しめます。
クラブハウスや設備は年代を感じますが、コースの手入れはよくされているようです。
人によると、ラフがきついときがあり、ボール捜しに時間がかかると言われてるようですが・・・私は別に何も感じなかったです。
トリッキーでチョット狭くて打ち下ろしで強烈なイメージを持たれてびっくりされると思います。
でも、面白いコースですよ。
アップダウンが激しく顎の高いバンカーは厳しく難しく砂の量が少し遠慮気味のコースです。
打ち上げ、打ち下ろしありで、打ち下ろしは風が強いと厳しいかもです。
全体の印象として、アップダウンが激しく、コース幅が狭い所も有り、コーライ芝でのパットの打ち方や、コースのどこを狙いながら打つのか、クラブの番手の距離の確認等、自分の欠点を洗い出すにはとても良いコースだと感じました。
前の組が見えないコ-スが多いので、カートナビ導入してほしいですね。