三重CC
「三重カンツリークラブ」は、三重県三重郡菰野町大字千草、地区に1960年(昭和35年)開場。
御在所岳の麓に広がるフラットな地形を活かした伸びやかなレイアウトが特徴の丘陵コースです。
御在所岳を間近に望み、三重県内で3番目に古く歴史ある名門でありながら、気軽にラウンドできるコースとして知られています。
★新名神開通の菰野ICより3分で、名古屋方面からの渋滞も緩和されました★
菰野町(こものちょう)
鈴鹿山脈の東山麓に位置する。 西部に位置する湯の山温泉や御在所岳には、多くの観光客や登山者が訪れる。
北部にある田光のシデコブシ及び湿地植物群落は、2005年(平成17年)3月2日に国の天然記念物に指定された。
シデコブシとはモクレン科の落葉性小高木です。
平成2年に、菰野町田光にシデコブシの大規模な自生地があることが確認されました。
この地のシデコブシは、田光川の支流の湧水の湧く谷筋の丘陵地に群生し、帯状に約900mにわたって広がっています。
指定地内には約200株生育しており、胸高直径は約5cmほどの株で、大きいものでは20cm以上のものも見られます。
2005年(平成17年)3月2日に国の天然記念物に指定されました。
「三重カンツリークラブ」概要
「三重カンツリークラブ」は、御在所岳の麓に広がるフラットな地形と自然の川や木々がハザードとして活かされた丘陵リゾートコース。
フェアウェイは比較的幅広くとられており、初心者や女性も楽しめるレイアウトとなっている。
「三重カンツリークラブ」の所在する、三重県三重郡菰野町大字千草は、戦前、陸軍千草演習場で、戦後、演習場は地元の菰野町に払下げられ、三重交通株式会社の間で財産区の売買、賃貸借契約が結ばれ、それに伴ってゴルフ場計画が持ち上がった。
ゴルフ場の設計測量のため、菰野町にコース設計者の保田与天氏が助手の吉田雄氏を伴って訪れた。
コースの建設予定地は、標高1200メートルの鈴鹿山脈の主峰・御在所岳を背景に伊勢湾が遠望でき、域内を三滝の渓流がめぐる芦刈場だった。
1959年(昭和34年)、新たなゴルフ場の建設に向けて経営母体「株式会社三重カンツリークラブ」が設立され、1960年(昭和35年)、先行して進めていたコースの造成工事が完成した。
正式開場前に、ゴルフ場運営をプライベート制にするかパブリック制かが検討され、保田与天氏が「川奈ホテルゴルフコース(1928年・昭和3年、開場に習って少数の会員を募集、運営の主体を置くべき」と強調し、セミパブリックのリゾートコースに決まった。
1959年(昭和34年)クラブ名称「湯の山ゴルフ倶楽部」が発足され、1960年(昭和35年)正式開場された。
保田与天氏が名誉書記に就任し、運営を担当することになった。
1966年(昭和41年)クラブ名称の湯の山ゴルフ倶楽部を「三重カンツリークラブ」に名称変更した。
保田与天氏は、1969年(昭和44年)1月9日、80年の生涯終えるまで、三重カンツリークラブがある菰野町を離れることはなかった。
三重県三重郡菰野町大字千草7190
TEL:059-392-3163
FAX:059-392-3160
電話での予約:059-392-3161
運営会社:(株)三重カンツリークラブ
公式サイト:https://www.mie-cc.co.jp/
カード:AMEX DC JCB NC UC VISA ダイナース UFJ
開場日:1960年(昭和35年)10月02日
設計者:保田 与天(やすだ よてん)氏 コース設計は、周囲の山々の借景を巧みに利用して、自然のままの傾斜を生かした、個性的なコース設計が特徴である。
コースは、それぞれが個性的でプレーに変化をもたらしている、代表的なホール三重カンツリークラブの12番ホールは、正面に鈴鹿山脈の御在所岳がそびえ、迫力あるホールである。
面積:990,000m2 丘陵コース ベント(ペンクロス)2グリーン レギュラー:6,289ヤード
コース:OUTコース パー 36 3,307ヤード INコース パー 36 3,278ヤード TOTAL パー 72 6,585ヤード
コースレート:メイングリーン適用時71.7 右グリーン:71.2 左グリーン:70.8
フェアウェイ:コーライ 刈り方:ゼブラカット ラフ:ノシバ バンカーの数:54 池が絡むホール数:8
ラウンドスタイル:キャディ・セルフ選択可 リモコン式・乗用カート(スコア集計機能付き、GPSナビ搭載5人乗り)
2015年 (平成27年) コース改修 ※中田浩人氏、改造改修
宅配会社:ヤマト運輸
★三重県 歴史の古い名門ゴルフ場ランキング ベスト10★
1位 四日市カンツリー倶楽部(四日市市)1959年12月08日 上田治氏
2位 桑名カントリー倶楽部(桑名市)1960年04月16日 井上誠一氏
3位 三重カンツリークラブ(三重郡菰野町)1960年10月02日 保田与天氏
4位 嬉野カントリークラブ(松阪市)1963年10月01日 佐藤儀一氏(閉鎖)
5位 伊賀ゴルフコース(伊賀市)1964年09月21日 間野貞吉氏
6位 名張カントリークラブ(名張市)1964年09月27日 浅川吉男氏
7位 伊勢カントリークラブ(度会郡玉城町)1965年10月10日 井上誠一氏
8位 榊原ゴルフ倶楽部(津市)1966年09月18日 (株)オオバ
9位 名四カントリークラブ(四日市市) 1966年10月10日 上田治氏
10位 桑名国際ゴルフ倶楽部(員弁郡東員町)1968年08月06日 佐々木真太郎氏
練習場
打球場:220ヤード 27打席(ラウンド前のウォーミングアップにご利用ください)
尚、一般の練習場としても営業しておりますので、練習だけのお客様もぜひご利用ください。
バンカーの練習場所、パティンググリーン完備
車の場合
新名神高速道路/菰野ICより2㎞(3分)
東名阪自動車道/四日市ICより12㎞
新名神、菰野ICを出て右折。
次の信号を右折するとゴルフ場が見えてきます。
「三重カンツリークラブ」コース概要
1960年(昭和35年)保田 与天氏設計で開場の長き歴史を誇る「三重カンツリークラブ」は、御在所岳の麓の東のに広がるフラットな地形を活かした伸びやかなレイアウトが特徴です。
どのホールも比較的フェアウェイに幅を持たせてあるため、ビギナーやレディース、そしてシニアの方々にも気軽に楽しんでいただけます。
要所に配した木立が視覚的なトラップになるなど、戦略性を高める配慮も随所に施しコース攻略の楽しみを高めています。
また、緩やかな勾配と自然のアンジュレーションを生かし川や木々がハザードとして戦略的に取り入れられている。
距離こそ長くないが、コース内を流れる2本の川を配した造りは随所で正確な距離感のショットが要求される。
アップダウンは、アウト・インともに、山側の中盤のホールで多少あるものの概ねフラット。
スコアメイクのカギは、グリーンが砲台で、高速グリーンの為、アプローチとパッティング。
グリーンはベントの二面で芝目がきつく、傾斜だけでは判断しにくいところがあり、これがまた面白い。
目の錯覚が起きるため、難攻不落とも称されるグリーンが特徴的で、何度プレーしても飽きさせない工夫が随所に感じられます。
名物ホールの12番ホール(通称:二百三高地)と目の錯覚に悩まされる難攻不落のグリーンにぜひ挑戦してください。
OUTコース パー 36 ヤード数 B.T(右グリーン): 3259Y R.T(右グリーン): 3105Y Ladies: 2678Y
アウトコースの1番は、広いので楽にスタートできる。
大胆なティーショットが楽しめる9番では、グリーン前を川が横切るためにセカンドショットが川越えになることを考え、無理せずに刻んでいくことも攻略法のひとつです。
No.5 PAR 4 B.T(右グリーン)375Y
打ち下ろしのホール。吹流し、右狙い。
フェアウェイバンカー、ガードバンカーなどバンカーの数が多く、
グリーンは転がりやすい為、クラブ選択には注意。
手前花道狙いがオススメ。
左グリーン時は順目の為、グリーンに乗ってから止まりにくい。
奥と右にマウンドがあり、微妙なタッチを要求される。
右グリーンは乗ってから止まりにくく、反対に逆目は目がキツイので重く、曲がりづらい。
INコース パー 38 ヤード数 B.T(右グリーン): 3180Y R.T(右グリーン): 3040Y Ladies: 2626Y
インコースは川越えのホールが10・11・18番。
視覚的なトラップとなる木立や、目の錯覚に悩まされる名物12番ホールのグリーンが戦略性を一層高めている。
13番のミドルが難ホールで川越え。
上から絶景を見下ろすことができる15番は、グリーンへのアプローチが決め手となる手ごわいホールです。
直接グリーン狙いでいくとボールが奥に転がるため、番手が1つ下のクラブに持ち替えて、ピンの手前をめがけて攻めることがスコアメイクの秘訣です。
No.12 PAR 5 B.T(右グリーン)463Y
三重CC名物ホール、
通称「二百三高地」と呼ばれるホール。
両グリーンとも、90ヤード地点から急勾配に上がっている。
ロングヒッターは2オンも狙えるが、
あまり無理をせず3オン狙いをオススメ!
広い2段グリーン、
上の段は目が強く傾斜があり、下の段は比較的フラット。
ピンの位置はティーグランド右の案内板を見て確認しよう。
左グリーン時はアプローチはしっかりと
グリーン奥を狙うつもりで打ちましょう。
右グリーン時は、順目が速く、グリーンからこぼれないよう
パットは慎重に。
「三重カンツリークラブ」感想
「三重カンツリークラブ」のコースは、綺麗にメンテナンスされていてとても良いコースだと思います。
新名神・菰野インターから近くて行きやすく歴史ある立派なコースで車寄せからレストランまで気持ちのいいスタッフさん達で楽しくプレーが出来ました。
クラブハウス、設備は少し昭和のレトロ感が漂っていますがコースもよく景色もコースにマッチしていて雰囲気もよかったです。
お薦めのコースです。
距離は短いと飛ばし屋の友人は言っていましたがOBゾーンも少なく、フェアウエー広く打ちやすいですが戦略性があり、面白いコースです。
グリーンは砲台で、傾斜と御在所岳からの芝芽が強く、中々難しいです。
名物ホールの12番のロングホールの砲台グリーンは攻略できず大叩きしました。全体的にグリーンが小さくアプローチの精度が要求されます。
距離は短かめですがしっかり砂が入っているバンカーやクリークがスタイミーになりますので正確性重視のコースと感じました。
どのホールもほぼ御在所岳から受けの逆目のグリーンで御在所岳側に付けてしまうと非常に難しいと思いました。
間違っているかもしれません。
コースは全体的に広い感じでアップダウンがきつくティーグラウンドからピンが見えないホールが結構ありました。
距離は長くないけど、グリーン回り、グリーンの芽そして傾斜が分かりにくいです。
ティーショットも考えさせてくれますし、昔ながらのコースのように感じました・・・です。
風格のある松の木及び各ホールのアップダウンが適当にありラフ&フェアウェイの芝もよく手入れされていました。
山からの川のせせらぎの音が心地よい気分にさせてくれるコースでした。