甲子園で有名だった、PL学園(パーフェクト リバティー)校歌に、「若人の夢 羽曳野の 聖丘清く 育みて」という歌詞があるので、PL教団は羽曳野市にあると思っている人が多いのですが、実際の所在地は羽曳野市ではなくて、その南の富田林市にあるんですよね。
では、なぜ歌詞の中に「羽曳野」という地名が現れるのかと言えば、PL教団がある富田林市北中部の丘陵地帯を「羽曳野丘陵」と呼ぶからだ
そうです。
その広大な羽曳野丘陵に展開するダイナミックなチャンピオンコースで27ホールズを展開するのが「聖丘カントリー倶楽部」です。
パーフェクト リバティー教団
パーフェクト リバティー教団(パーフェクトリバティーきょうだん)は、日本の大正時代に立教された宗教団体。
政府(文部科学省)での統計上における分類では、諸教。
通称でPL教(ピーエルきょう)、PL教団(ピーエルきょうだん)と表記されることが多い。
「聖丘カントリー倶楽部」概要
木立や池、バンカーなどを要所に配し戦略性に富んだレイアウトになっています。
美しく広いレイアウトの中にも適度なアンジュレーションがあります。
コースコンディションも良く、地元のメンバーに人気があるそうです。
かつては、プロトーナメントの日米対抗線や日本女子プロ選手権も行われた歴史ある名門のゴルフコースです。
日本女子プロゴルフ選手権 (1975年から1979年まで開催)
1975年-山崎小夜子プロ・1976年-樋口久子プロ・1977年-樋口久子プロ
1978年-森口祐子プロ・1979年-岡本綾子プロ
大阪府富田林市新堂2345
TEL:0721-24-8331
FAX:0721-25-3163
0721-23-2810(予約)
公式サイト:https://www.seikyu-cc.com/
カード JCB VISA MASTER ダイナース
開場日 1959年(昭和34年)7月3日
節計者 御木道正氏
面積 158万m2 東・西・中コース 27ホール パー107 距離 9,855Y ベント1グリーン
ラウンドスタイル:キャディ・セルフ選択可 キャディの人数に応じてキャディ付きとし、それ以外はセルフ。
乗用カート(5人乗り)使用。
大阪府で7番目に造られた歴史あるゴルフ場です。
1位 茨木カンツリー倶楽部 茨木市 1925年(大正14年) D・フード氏,井上誠一氏
2位 大阪ゴルフクラブ 泉南郡岬町 1937年(昭和12年) 上田治氏
3位 淀川ゴルフクラブ ※ 大阪市 1948(昭和23年)年2月24日
4位 京阪ゴルフ倶楽部 高槻市 1957年(昭和32年)8月24日 西村富士雄氏,西村満隆氏
5位 くずはリンクス ※ 枚方市 1957年(昭和32年)9月1日 自社
6位 高槻ゴルフ倶楽部 高槻市 1959年(昭和34年)6月7日 阪下広三郎氏
7位 聖丘カントリー倶楽部 富田林市 1959年(昭和34年)7月3日 御木道正氏
※3位の淀川ゴルフクラブは12ホールPAR35のショートコース
※くずはリンクスは「旧・樟葉パブリック・ゴルフ・コース」
一度はプレーして頂きたい! お薦めのコースです。
【練習場】
230mヤード 30打席 アプローチ・バンカー・パット練習場あり
阪神高速をご利用の場合
阪神/三宅I.C.→R309号線→舟渡南交差点左折→府道35号線
近畿自動車道をご利用の場合
近畿自動車道/松原JCT→阪和自動車道/美原北I.C.→R309号線→
舟渡南交差点左折→府道35号線
西名阪自動車道をご利用の場合
西名阪/藤井寺I.C.→外環状線を南下→近鉄富田林駅より右折
南阪奈道路をご利用の場合
羽曳野I.C.→外環状線を南下→近鉄富田林駅より右折
「聖丘カントリー倶楽部」コース概要
起伏の少ない緩やかな広大な羽曳野丘陵に展開する丘陵コース。
樹木が豊富で木立や池、バンカーなど要所に配し戦略性に富む27ホールは、コースコンディションも良く、地元のメンバーに人気がある。
広大な羽曳野丘陵に展開するダイナミックなチャンピオンコースで「東コース」「中コース」「西コース」の3コースが用意されており、
伝統に磨かれた美しく広いコースレイアウトの中にも、適度なアンジュレーションと木立・池・バンカーをたくみに配した戦略性に富む27ホールズで各ホール、樹木も豊富で林間風の趣があリます。
東コース PAR 36 ヤード数 Aグリーン: 3497Y Aグリーン: 3196Y
攻略へのアドバンテージは飛距離です。
ドライバーショットが鍵となります。
3コースの中では、最も距離が長く、両サイドは立木でセパレートされています。
なだらかな地形を利用したフェアウェイの幅が広いのびのび打てるコースで、さらにホールの周囲は法面になっているから思い切りショットが楽しめる設定になっています。
飛距離自慢の方、一度挑戦してみて下さい。
西コース PAR 35 ヤード数 Aグリーン: 3152Y Aグリーン: 2785Y
正確なショットが鍵となる。
戦略的に富んだチャレンジングホールの数々。
距離は短めだが、東,中に比べやさしいが要所に池がありバンカーも配し,フェアウェイ幅がやや狭く正確性が攻略のポイントになります。
中コース PAR 36 ヤード数 Aグリーン: 3298Y Aグリーン: 3029Y
打ち上げ、打ち下ろしなど、距離感が鍵となる変化に富んだコース。
距離は短くスコアはまとまりやすいが、打ち上げ、打ち下ろし、ドッグレッグ、ブラインドホールが適当にあるなど、距離感が本当に鍵となる変化に富んだコース。
距離も短いので正確なアイアンが要求される。
中コースは距離は短くスコアはまとまりやすいが、打ち上げやドッグレッグなどの変化がある。
「聖丘カントリーク倶楽部」感想
関西チャレンジカップ予選会のために「聖丘カントリー倶楽部」に初めてプレーました。
チョット早く着きすぎて、フロントの受付がAM7時ちょうどの受付で、少し待たされました。
15分ほどソファーでゆっくりしました。
丘陵地帯にあり比較的フラットなコースで、メンテナンスも素晴らしく、グリーンコンディションも上々で、整備は行き届いています。
ティーグラウンドの芝の薄い箇所が見うけられましたが、カート道路も綺麗に整備されており非の打ちどころはありません。
フェアウエイの左右はまあまあ広く、思い切りフルスイングできます。
両サイドは立木でセパレートされています。
目土もしっかりされておりました。
打ち上げ、打ち下ろし、ブラインドホールなどと距離の短いホールもありますが戦略性に富んでおります。
林に打ち込んでしまうと確実に一打余計にかかりますので、ティーショットは飛距離を出しながら正確性も要求されます。
バンカーには砂もしっかり入れられており、グリーンは良く手入れされていて転がりも良かったです。