阪奈カントリークラブ

阪奈カントリークラブ

「阪奈カントリークラブ」は、大阪府大東市龍間、地区に1974年(昭和49年)に開場のゴルフ場。
「ゴルフは正しい読みとコントロール」をコンセプトに設計されたこのコースは、多様なプレーの楽しさを味わえる、都市型コースの代表的存在といえる。

大東市

大東市(だいとうし)は、大阪府の北河内地域に位置する市。
平安時代より、東高野街道など大阪と奈良を結ぶ交通の要衝として栄え、また戦乱の舞台ともなってきたが、江戸時代の治水・新田開発などにより、商都大阪の重要な後背地となった。

地名の由来は「大阪市の東部に隣接する衛星都市として飛躍的発展が期待されるという明るい展望」を、「光は東方より」という古代ローマのことわざに託したことによる。

生駒山の西麓の龍間地域は、標高が高いため気温が低く、豊富な清水に恵まれた地域だったといわれており、この地域の特性を活かして、昭和の初めごろまで、1月~2月の厳寒期、農家が副業として、良質の天然氷を作っていたのだそうです。   当時の龍間は、80軒程の集落だったそうですが、その内、製氷を行う家が30軒を越え、氷倉も7軒余あったといわれています。作った氷は荷車で中垣内まで搬送し、船に積み替えて、大坂へ送っていたということです。  氷については、『仁徳紀』の中で「熱き月に当たりて水、酒に漬して用ふ」という記述があるそうです。また、食用として用いた他に、遺体の防腐用に使用したり、出来た氷の厚さによって、その年の豊凶を占ったりしていたことが、記録に残されているということです。

スポンサーリンク

「阪奈カントリークラブ」概要

「阪奈カントリークラブ」は、大阪府と奈良県の府県境の生駒山の山頂付近にあるために、大阪平野の眺めが非常に良いです。
クラブハウスに到着すると、そこには大阪市内が見下ろせる絶景が広がっています。
コースのあちこちからも見渡せる、すばらしい景色はここでしか味わえません。
ラウンジや20室の客室を備えたクラブハウスは、クラシックでオシャレな豪華な造りです。
アクセスも大阪市内からなら約30~40分で着きます。

「阪奈カントリークラブ」は、年間を通して快適なプレー環境が整えられた、適度なアップダウンの林間コースです。
コースは戦略性豊かなホールが多いです。
距離は短いので、女性ゴルファーに好まれています。
ハマればいいスコアが出やすいんです」とメンバーさんが・・・。

阪奈土地建設(株)は、1960年(昭和35年)5月に設立。
その後休眠状態にあったが、1972年(昭和47年)4月にゴルフ場の経営を目的として事業を再開し、1974年(昭和49年)8月に「阪奈カントリークラブ」(18ホール)をオープン。

同ゴルフ場は、日本女子プロゴルフツアートーナメント開催や2002年には「日韓女子プロゴルフ対抗戦」の開催コースになるなど相応の知名度を有していた。

その後、個人消費低迷等による入場者数の減少から業績の低下が続き 阪奈カントリークラブの経営会社・阪奈土地建設(株)は、2005年(平成17年)5月19日に大阪地裁へ民事再生法を申請.
同年7月31日付けで大阪地裁より更生手続き開始の決定
2006年(平成18年)1月31日新スポンサーに東証1部上場の株式会社アーバンコーポレイションが決定
2008年(平成20年)8月アーバンコーポレーション民事再生法申請。
2008年(平成20年)11月6日エーシーキャピタル(株)へ譲渡。

大阪府大東市龍間266-8
TEL:072-869-0101 
FAX:072-869-0105
公式サイト:https://www.hanna.ne.jp/
運営会社:(株)クラシック(運営:阪奈土地建設(株))

カード:AMEX DC JCB UC VISA アメックス ダイナース UFJ 

開場日:1974年(昭和49年)08月25日
設計者:加藤 俊輔氏 ほかに関西で設計したゴルフ場
    ヤシロカントリークラブ 18H 6687 yard Par:72 林間コース
    東条ゴルフ倶楽部 18H 6643 yard Par:72 丘陵コース
    篠山ゴルフ倶楽部 18H 6703 yard Par:108 丘陵コース

面積:62.2万平方メートル 丘陵コース ベント(ペンクロス)1グリーン レギュラー:5805ヤード
コース:OUT 9ホール パー 35 2,942ヤード  IN 9ホール パー 37 3,423ヤード
    TOTAL 18ホール パー 72 6,365ヤード
コースレート:71.5(OUT・IN・ベント)
フェアウェイ:コーライ 刈り方:ゼブラカット ラフ:ノシバ バンカーの数:45 
池が絡むホール数:2
ラウンドスタイル:キャディ付きかセルフの選択制。自走式、乗用カート(スコア集計機能付きGPSナビ搭載)使用。


開場時間:通常:6:30~ 夏季:6:00~ 冬季:7:00~
宅配会社:ヤマト運輸

練習場

パッティング,バンカー,アプローチ練習場有

車の場合

阪神高速・東大阪線/
第二阪奈有料道路/壱分IC
第二京阪道路/寝屋川南ICより15㎞(25分)
第二京阪道路/寝屋川北より15㎞(25分)
梅田から阪神高速で東大阪線に入り水走出口で降りる。
外環状線(国道170号線)を左折、側道から大阪生駒線・深野南を右折、阪奈道路を進んでコース。
名神高速道路を利用の場合は近畿自動車道・門真ICを経て中央環状線・安田東を側道から左折、大阪生駒線から阪奈道路へ。

「阪奈カントリークラブ」コース概要

「阪奈カントリークラブ」の距離は、抑え気味に設計されてはいるが、正確なショットが必要とされる。
プレーの度にスコアーメイクのポイントが異なるコースで永い年月を楽しめるコースとして上級者にも楽しめるレイアウトになっている。
大胆に配置されたバンカーや池、さらには変則的な形状のドッグレッグなど、簡単に攻略できるレイアウトではありません。
年間を通じてコンディションが良好なグリーンは、2013年(平成25年)秋のリニューアルによってより戦略的に生まれ変わった18ホールが、距離だけではないゴルフの奥深さを感じさせてくれる。

プレイの後は地下1500メートルから湧き出る天然温泉「龍間温泉」でしっかりと疲れを癒すことができるものこのコースの楽しみの一つ。

OUTコース 9ホール パー 35  ヤード数 Back: 2942Y Regular: 2726Y Ladies: 2138Y

アウトコースはやや起伏のある迫力あるコースとなっている。
6番パー5ホールは、グリーン周辺をガ-ドするバンカー群とグリーンのアンジュレーションにより、好スコアは容易ではなく、確実な読みと正確なプレーが求められる。
ティショットのクラブ選択が重要となるのは、8番。

No.9 PAR 3 Back165Y
リニューアルで新設された谷越えのショートホール。
距離はないがアンジュレーションに富んだグリーンは落とし所が難しく、
ピン位置によっては簡単にパーをとることが難しくなる。
見た目以上に風が吹いている場合もあるので慎重な見極めが必要。

INコース 9ホール パー 37 ヤード数 Back: 3423Y Regular: 3079Y Ladies: 2589Y

インはフラットで林間風のホールが多く趣があり静かなコースで戦略的に配置された池やアンジュレーションに富んだグリーンが多彩なプレーを味わわせてくれる。
ティショットのクラブ選択が重要となるのは、13番のパー4。
パー5ホールならではの攻め甲斐といえば14番の名物ホール。

No.18 PAR 4 Back339Y
最終ホールはクラブハウスを正面に望み、
三方向を池に囲まれたスーパーホール。
打ち下ろしもあり右の池まで220ヤードで届いてしまうため慎重なクラブ選択が必要、
バンカー越え190~200ヤード付 近が最もおすすめのポジションとなる。
グリーンは左右から奥にかけてぐるりとバンカーに囲まれているので
約100ヤード前後となるセカンドショットには距 離、方向、 共に
正確なショットが求められる。

「阪奈カントリークラブ」感想

「阪奈カントリークラブ」は、クラブハウスをはじめ施設及びコースメンテはしっかりされてあります、
従業員さん、キャディさんの接客対応も良くゴルフが楽しめます。
大阪平野の一望を借景に風光明媚なゴルフ場で、お薦めのコースです。

阪奈の感想ですが、狭い土地の中でコースを設計されたようで各ホールが、かなり隣接している印象を受けました。
特にOUTコースは隣のホールがOBではなくセーフのレイアウトが多かったので、途中でいろんな方がコース内にやってこられました。
全体的に狭く隣のコースも大きな木など無いので、あっちこっちからボールが飛んできて怖かったです。
トリッキーでボールの落とし所を正確に狙う必要があるので、そこそこ腕前のある方は攻めがいのあるコースだと思います。 
コースの距離は長くありませんが、フェアウェイが狭くて、バンカーや池が微妙に配置されていて、とてもシビアなホールが多いので苦労しました。
距離は短いものの各ホール毎に絶妙なしかけがある感じで難しかったです。

ティーグランドからピンフラッグが見えないホールが多くありフェアウェイにも高低差があり傾斜もありドッグレッグやOBにも打球を入れて、苦戦しました。
正確なショットが求められ無理攻めすると大たたきのお土産が待っています。
戦略が求められるコースで、思わぬところで大叩きする危険があります。

グリーンも速く傾斜の強いホールが多いので難しかったです。
グリーンの奥があまりないので手前に落として行くイメージでアプローチすることが重要。

もともと隣のグリーンとティーグランドが近いのでボールが飛んできますのでよく注意されるとよいと思います。
コースナビがあるものの、なかなかトリッキーなコースが多く先が見えにくいので初めて行かれるならキャディーさんを付ける事をお勧めします。

タイトルとURLをコピーしました