茨木高原カンツリー倶楽部(茨木高原CC)

茨木高原CC

「茨木髙原カンツリー倶楽部」は、大阪府茨木市泉原、地区に1961年(昭和36年)に開場。
ゴルフ場の所在する石堂ヶ岡(いしどうがおか)は、大阪府茨木市、豊能郡豊能町の境に所在する標高680.1mの山。
山頂は茨木市に属する。大阪50山の一つ。
山頂付近にありながら、コースは広々とし、フラットなレイアウトになっており大阪を一望できる最高のロケーションに加え、コース内には四季折々の花木が植栽されています。
大阪市内から高速を使わずに45分で行ける好アクセスのゴルフ場です。

石堂ヶ岡(いしどうがおか)

大阪府茨木市、豊能郡豊能町の境に所在する標高680.1mの山。
山頂は茨木市に属する。
大阪50山の一つ。
歴史は古くから残っており、堂島米会所の米相場を旗振り通信で伝えた中継所として利用され、比叡山・愛宕山・鴻応山などとともに相場振り山と呼ばれていた。
山頂は茨木高原カンツリー倶楽部敷地内、クラブハウス近くの山中にあり、私有地のため山頂に行くためにはクラブハウスに申し出る必要がある。山頂には深く埋もれた一等三角点が存在する。
山頂からは箕面山・能勢妙見山などが一望できる。

相場振り山(旗振り山)

江戸時代後期から、明治・大正時代頃まで、大阪堂島の米相場を各地に伝えるのに「旗振り通信」が使われました。
見通しの良い櫓や山の上に設けた中継所を次々と連絡して、手旗信号によって伝えていたのです。
その通信所が設けられていた山が「旗振り山」です。
江戸時代の半ばには、大阪には日本全国の米が集められ、その市場は米価の基準となっていました。
当時は米価が諸物件の基本となっており、商人たち は、米相場をいち早く知ろうとしていたのです。
米相場は、一日に3~4回程度伝えられ、熟練した手旗通信手が通信にあたっていました。
中継所の間隔は、地域によって様々でありますが、望遠鏡を用いれば約24km先まで通信できたそうです。
通信にあたっては、望遠鏡を覗く者と手旗を振る者とに役割分担され、 かなりの速さで中継していたそうです。
どのくらい速いかというと、1回の手旗送信に要する時間はほぼ1分程度で済み、大阪の堂島から和歌山間が3分、京都 まで4分、大津まで5分、神戸まで7分、桑名まで10分、広島まで40分で伝わったというから驚きですね。
電信(電話、電報)の発達によって次第に廃れて いきますが、初めのころの電信はかなり値段が高かったので、大正時代頃まで残っていました。

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「茨木高原カンツリー倶楽部」概要

「茨木高原カンツリー倶楽部」は、石堂ヶ岡(いしどうがおか)の標高約680メートルの高原ゴルフが楽しめるコース。
全体的にフラットなレイアウトでアウトコースは大阪平野を、インコースは北摂連山を望みながら爽快なプレーを楽しめる。
ホールごとに様々な特徴を持つ戦略性の高いコースであり爽快なプレーが出来ると評判。
各ホールは異なった個性を持ち、戦略性も高い。
1961年(昭和36年)の開場と歴史があり、クラブ全体が落ち着いた雰囲気に包まれている。

フラットな佇まいが印象的なクラブハウスは、白とブラウンがベースの落ち着いた雰囲気だ。
また、玄関右横には地下水の水汲み場が設置されており、自由に持ち帰りも可能。
ウッディーな雰囲気のなかに広がる赤い絨毯とシャンデリアが、重厚感を醸し出す。



大阪府茨木市泉原347
TEL:072-649-3333 
FAX:072-649-3337
運営会社:和なり創建㈱
公式サイト:https://www.ibarakikogen.com/

開場日:1961年(昭和36年)10月30日
設計者:町田 義雄氏 1905年(明治38年)大阪府に生まれる。東京農業大学林学科に入学し造園研究を行う。
1924(大正14年)にゴルフ場設計者であるチャールズ・ヒュー・アリソンに師事する機会に恵まれ、東京ゴルフ倶楽のコース造成現場の担当者となる。1929年(昭和4年)東京ゴルフ倶楽部の責任者。
1934年(昭和9年)宮内省に入庁。
内匠寮に所属し、当時、吹上御所に存在したゴルフコースの管理を担ったと見られている。
第二次世界大戦後は再び民間に転じ、1949年(昭和24年)宝塚ゴルフ倶楽部コース造成担当に就任。
1951年(昭和31年)加古川ゴルフ倶楽部取締支配人。
以後、国内の多くのゴルフ場の設計に携わった。
兵庫県 山の原ゴルフクラブ
大阪府 泉佐野カントリークラブ
京都府 亀岡カントリークラブ

カード:AMEX DC JCB NICOS UC VISA MasterCard UFJ

面積:640,000m2 高原コース ベント(ペンクロス)1グリーン レギュラー 6,341ヤード
2015年(平成27年)より全ホールのワングリーン化工事が終了
コース:OUTコース パー 36 3,327ヤード INコース パー 36 3,407ヤード TOTAL パー 72 6,734ヤード
フェアウェイ:コーライ 刈り方:ゼブラカット ラフ:ノシバ 
コースレー・/スロープレーティング:72.1 / 135(Back) 70.3 / 132(Reg.) 67.0 / 122(Ladies)

ラウンドスタイル:全組セルフプレー リモコン式、乗用カート(スコア集計機能付きGPSナビ搭載、5人乗り)

開場時間:通常:6:45~
宅配会社:ヤマト運輸

京都の「東城陽ゴルフ倶楽部」は姉妹コースになる。

練習場

打球場 200Y 18打席(アイアンのみ) アプローチ練習場、バンカー練習場、バンカーショット、ショートアプローチの腕を磨くのに最適です。
芝の上から打てるため、実際のプレーと同じ条件で練習することができます。
パッティング練習場(2面)コースと同じ芝を使用しているため、スタート前の練習に最適です。

車の場合

名神高速道路/茨木ICより11㎞
茨木IC出口を左折し中河原交差点から右に府道余野茨木線を進み上福井交差点を直進。泉原バス停を左折、案内にしたがい すぐ右折しコースへ。
地図には、交差点名が「中河原南口」となっていますが、正しくは「中河原」交差点です。

「茨木高原カンツリー倶楽部」コース概要

「茨木高原カンツリー倶楽部」は、大阪市内から1時間圏内にて、石堂ヶ岡の丘陵地を切り開いた、標高680メートルの山頂付近にありながら、コースはフラットなレイアウトと広々としたフェアウェイで豪快なショットが楽しめる。
美しい眺望に出会える雄大な高原コース。
アウト・インコースともに、グリーンは大きめ。
微妙にアンジュレーションが効いたグリーンとなっている。

OUTコース パー 36 ヤード数 Back: 3327Y Regular: 3174Y Ladies: 2341Y

広々としたフェアウェイに豪快なショットを楽しめるアウト!
アウトコースは北摂連山を眺めながら広々としたフェアウェイでOBが少ないので豪快なショットを楽しむことができます。
ドッグレッグやブラインドのホールがないので攻略ポイントを決めやすい。
また、多少のアップダウンはあるものの、比較的フラットだ。
そして、ホールごとに異なる景色も魅力。
特に6番ホールのティーイングエリア近くの小屋周辺に咲く山桜は、当コースの名物となっている。
さらに、春には可憐な白い花が咲き誇り、秋には深紅に染まる7番ホールのドウダンツツジもまた味わい深い情景を映し出してくれる。

No.6 PAR 5 Back498Y
茨木高原CCの名物ロングホール。
第1打、第2打とも広く豪快に飛ばせる。
第3打は手前のバンカーがガードし、
グリーンが上がっているので距離感に注意。
右奥にバンカー注意。

INコース パー 36 ヤード数 Back: 3407Y Regular: 3167Y Ladies: 2356Y

変化に富んだコースレイアウトとなっており、戦略性が高いイン!
グリーンから次のティグランドへのインターバルが短いのでプレーの進行はスムーズ。
インは大阪平野を見下ろし アウトとは対照的な変化に富んだコースレイアウトとなっており、戦略性が高く、正確なショットが要求されます。
谷ごえのホールもあり メンタル面を刺激する。
ブラインドあり、2段フェアウェイあり、という遊び心満載の設計である13番ホールにも代表されるように、高い戦略性が求められるホールが多い。

No.18 PAR 4 Back368Y
ティーイングエリアからは見えないが、
左サイド約200ヤード付近にあるバンカーを避ける意味でも、
広大なフェアウェイセンターやや右サイド狙いで思いっきり打とう。
ただし、右に行き過ぎるとOBとなるので注意。
セカンドショットは、グリーンが砲台になっているのでショートは禁物。
また、ショートを嫌うばかりに奥まで突っ込みすぎると、
厳しい下りのパットが残ってしまうので注意。
また、セカンドショットを左サイドに外すと、ガードバンカー、
そのさらに左には大きな窪みが待ち構えている。
この窪みは、一旦はまるとリカバリーは困難なので絶対に避けたい。
ここは、左サイドを避けながら、ピン位置を確認した上で、ピンの手前から攻めていこう。
グリーンが縦長なのに加え、グリーン左右にはガードバンカーと、
方向性だけでなく距離合わせも重要。
縦に長く大きめのグリーンは、
アンジュレーションが効いているので、
ラインの読みとタッチを合わせることが攻略のカギとなる。

「茨木高原カンツリー倶楽部」感想

「茨木高原カンツリー倶楽部」は、開場60年超の歴史を持つ老舗のゴルフ場でフラットな佇まいが印象的です。
白とブラウンがベースの落ち着いた雰囲気のクラブハウスで、また、玄関右横には地下水の水汲み場が設置されており、自由に持ち帰りも可能だそうです。
大阪市内からもアクセスも良く、人気のゴルフ場です。

茨木高原カンツリー倶楽部のクラブハウスや設備等もきれいに手入れされており、フェアウェイ、グリーンともに整備がしっかりとされており気持ちよくプレーすることができました。
ラフがちょっと長めで手を焼きましたがプレイを楽しんできました。
山の頂上とのことで絵のような雲海の景色が美しく感動的とも言われています。
スタッフの皆さんが親切で、とても感じが良かったです。
2階のレストランからは、1番・10番ホールを望むことができ、高い天井が生み出す開放的な空間に設えられた、レンガ壁が印象的なレストランでの食事も美味しいです。

大阪市内からも、とてもアクセスがいいし名神高速の茨木インターから車で15分くらいで行けるゴルフ場です。
ゴルフ場への途中の山道はかなりの上りがありますので年配者はちょくら注意が必要かも・・・?

茨木高原カンツリーは、高原と名前の付くゴルフ場ですが、わりとフラットなホールが多いです。
コースも広くて、とてもプレーし易く、谷超えホールもあり、難易度もちょうど良くて、コンペとか接待にはもってこいのゴルフ場だと思います。
ラフにボールが入るとスッポリとはまった感じで、本当に出すのが難しいので無理をせずに短いクラブで無難に行きたいものです。
アンジュレーションのある大きなワングリーンはきれいで少し重い感じで遅いように感じましたが、おっとこどっこい結構早くて難しいグリーンでした。
また、風が吹く日は難易度はかなり高くなります。
1、2月は寒いし、道中も厳しいと思いますので、お薦めできません。
春から秋には超お薦めのコースです。

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