「琵琶湖カントリー倶楽部」は滋賀県初のゴルフ場として1959年(昭和34)栗東コース9ホールで開場、翌年の1960年(昭和35年)琵琶湖コース9ホールを開場し18ホールが完成。
1968年(昭和43年)トーナメント開催用の三上コースの9ホールを増設、現在の27ホールとなる。
「琵琶湖カントリー倶楽部」のある栗東市(りっとうし)は、滋賀県の南西部に位置する市で、全国的には、“関西馬”の御膝元である日本中央競馬会(JRA)の栗東トレーニングセンター(トレセン)があることで「馬のまち」として有名であるほか、はかりの生産量についても全国1位である。
1991年(平成3年)にJR栗東駅が開業したことや、名神高速道路栗東インターチェンジが設置されており自動車の便が非常に良いこと等から都市化が急速に進み、2001年(平成13年)10月1日に市制を施行した。
「琵琶湖カントリー倶楽部」概要
「琵琶湖カントリー倶楽部」は、滋賀県の壮大な自然を利用した琵琶湖や三上山(近江富士として知られる、標高432m)と比叡山の豊かな自然を望んでのプレーは気持ちよく、誰もが楽しめる「琵琶湖カントリー倶楽部」は、決して簡単なコースではありません。
さすが、トーナメントで使用されるだけのコースです。
日本ゴルフ協会(JGA)は2021年「日本オープンゴルフ選手権」を第86回 2021年10月14日〜17日「琵琶湖カントリー倶楽部」で開催が決定されています。
今回、2回目の開催で、前回は第58回1993年(平成5年)10月7日〜10日「琵琶湖カントリー倶楽部」(栗東・三上コース)当時、ジャンボ尾崎将司プロが全盛期で挑戦者に選ばれたのが、奥田靖己プロ、両者死闘を演じてプレーされたそうで伝説の一戦とも言われ、奥田靖己プロが初優勝されています。
2021年(令和3年)の使用コースは琵琶湖コースを改修し、琵琶湖コースが使われるようです。
昭和34年(1959年)滋賀県初のゴルフ場として誕生して以来、この地では日本オープン、日本シニアオープン、日本女子プロ、パナソニックオープンなど数多くの名勝負が繰り広げられた。
そして、平成26年(2014年)日本女子オープン開催で日本で初めて日本4大オープン競技をすべて開催されました。
2009年(平成21年)に開場50周年を迎え、2019年(令和元年)11月には開場60年目に突入し、琵琶湖コースもトーナメント用に改修され、ますます重要なゴルフ場へとの進歩が期待されています。
JGAジュニア会員のラウンド支援を行っています。
滋賀県栗東市御園513番地
TEL 077(558)0121
FAX 077(558)2637
運営会社 セイレイ興産(株)(ヤン坊マー坊のYANMARグループ)
E-mail golf@biwakocc.com
公式サイト:http://www.biwakocc.com/
お支払いは各種カードをご利用いただけます
開場年月日 1959年(昭和34年)11月8日
設計者 富澤誠造氏
コース概要
面積 132万m2 栗東コース 9ホール パー36・三上コース 9ホール パー36・琵琶湖コース 9ホール パー36
グリーン:ベント2グリーン フェアウェイ:コウライ ティグラウンド:コウライ ラフ:ノシバ
ラウンドスタイル:全組キャディ付き リモコン式・乗用カート(5人乗り) 最新のGPSナビ付き、スコア入力可、グリーン&コース案内、距離表示。
ラウンド順 栗東→三上 / 三上→琵琶湖 / 琵琶湖→栗東
コースレート 74.1(栗東/三上・バックティ・Aグリーン)
スロープレート 135(琵琶湖/栗東・バックティ・Aグリーン)
姉妹倶楽部
玄海ゴルフクラブ(福岡県)
筑紫野カントリークラブ(福岡県)
千里浜カントリークラブ(石川県)
呉羽カントリークラブ(富山県)
片山津ゴルフ倶楽部 片山津ゴルフ場(石川県)
関西ベストコースランキング
1位 廣野ゴルフ倶楽部 兵庫県 C・H・アリソン氏
2位 鳴尾ゴルフ倶楽部 兵庫県 H・C・クレーン氏
3位 小野ゴルフ倶楽部 兵庫県 上田治氏
4位 茨木カンツリー倶楽部 大阪府 (東)Dフード氏 (西)井上誠一氏
5位 ゴールデンバレーゴルフ倶楽部 兵庫県 R・T・ジョーンズJr.氏
6位 東広野ゴルフ倶楽部 兵庫県 小林佑吉氏 (修)乾豊彦氏
7位 琵琶湖カントリー倶楽部 滋賀県 富澤誠造氏
8位 ABCゴルフ倶楽部 兵庫県 鈴木正一氏,佐藤健氏
9位 六甲国際ゴルフ倶楽部 兵庫県 (東)加藤福一氏(西)Jニクラウス氏
10位 ザ・サイプレスゴルフクラブ 兵庫県 大西久光氏
【練習場】
打球場 200m 18打席 バンカー・アプローチ・パター練習場完備
バンカー・アプローチの練習不足方はおすすめです。
大阪・豊中IC(名神高速)66.3キロ→栗東IC3キロ→コース 所要時間50分
栗東ICを降りて栗東・信楽方面に進み、T字路を右折する。
名神高速のガードをくぐり、国際情報高校を経てコースへ。
「琵琶湖カントリー倶楽部」コース概要
「琵琶湖カントリー倶楽部」は、琵琶湖・三上・栗東の3コースに分かれ林間コースの趣をもっています。
3コース、それぞれに違った特徴があり、またそれぞれの自然を楽しむことができます。
自然に癒されながら、のんびりゴルフを楽しみたいときにも、おすすめのゴルフ場です。
栗東・三上はフラットで距離もたっぷりあり、老松で完全にセパレートされている。
琵琶湖はやや起伏のあるコース。
自然と調和したコース、巧みにバンカーが配されています。
四季折々の木々や草花、そして小鳥たちのさえずりがプレーヤーを温かく出迎える丘陵・林間コース。
栗東コース PAR 36 ヤード数 Back(Aグリーン): 3516Y Reg.(Aグリーン): 3342Y Ladies: 2793Y
No.4 PAR 4 Back(Aグリーン)461Y
ほぼまっすぐではあるが、栗東コース最長のパー4。
ティショットが右に行き過ぎると、せり出している林の影響で第2打はブラインドとなる。
グリーン周りも松に囲まれ正確なショットが要求される難易度の高いホールである。
老松でセパレートされた風格漂うコース。
全ホールフラットで距離もたっぷりある。
フェアウエイを広くとった雄大なコースを無数の老松林によって完全にセパレートされいる風格のあるコースで豪快なショットが楽しめる。
そして、無数の松がコースの静寂性を引き立てているので豪快なショットを楽しみながら、ドライバーショットの快音を聞き惚れたいたい時にはもってこいです。
三上コース PAR 36 ヤード数 Back(Aグリーン): 3311Y Reg.(Aグリーン): 3120Y Ladies: 2510Y
No.9 PAR 4 Back(Aグリーン)417Y
琵琶湖の形をした池がフェアウェイを二分する。
ティショットは距離よりもセカンドショットを意識した正確なショットが要求される。
グリーンは奥行き45ヤードの2段グリーンで中央が狭くなっているため、ピンをデッドに狙いたい。
セカンドショットのクラブ選択がスコアを大きく左右しそう。
正確なショットが要求されるコース。
「近江富士」と称される三上山から名づけられた三上コースはフラット土地にハザードを絶妙にレイアウトされ、正確なショットが要求されどのホールも特に高い集中力が求められるコースです。
距離がありロングヒッター向きのコースであるが、要所を締めたバンカーがやたら多く 安易な挑戦では攻め切れない。
安易な1番は池で囲まれた雄大なロングホールです。
無難にクリアして、難コースに立ち向かって行きたいもんです。
琵琶湖コース PAR 36 ヤード数 Back(Aグリーン): 3191Y Reg.(Aグリーン): 3042Y Ladies: 2435Y
No.7 PAR 4Back(Aグリーン)341Y
ティショットは池越え、上り、左ドッグレッグとプレッシャーのかかるパー4のホール。
左に行き過ぎるとセカンドでグリーンが狙いにくい。
フェアウェイの右サイドから攻めたい。
グリーン奥の谷から吹き上げるアゲンストの風が上空を舞っており、セカンドでショートすることが多い。
自然の地形を生かしたコース。
琵琶湖コースの周辺は自然が豊かで、四季の変化などを感じながらプレーすることができます。
距離は3コースの中では最短ですがホールに変化があり、時には小鳥のさえずりが聞こえるようなホールもあります。
それぞれのホールに起伏の変化があり、レイアウトに際立った特徴を見せています。
7番は池越え。
特に8番ティからは琵琶湖を眼下に見下ろし、比叡の山並みが一望でき、眺めはまさに絶景、多くのプレーヤーの心を癒し和ませてくれるコースです。
特に琵琶湖の眺望はすばらしい。
2021年(令和3年)の「日本オープンゴルフ選手権」に向けて改修されるようです。
「琵琶湖カントリー倶楽部」感想
滋賀県で最初にオープンした「琵琶湖カントリー倶楽部」メンバーの紹介なしではプレーができないコースです。
今回、おかげさまで、関西地区ゴルフ振興主催「第8回チャリティゴルフフェスタ」を使って、一度ラウンドしたかった「琵琶湖カントリー倶楽部」の栗東~三上コースをプレーすることができました。
今年は関西地区ゴルフ振興のお世話で、田辺・東広野・飛鳥・小野・琵琶湖の各ゴルフ場でプレーしてきました。
「琵琶湖カントリー倶楽部」は兵庫県の名門と言われる格式あるゴルフ場よりかは開放感があり、歴史は感じましたがチョット違う落ち着いた風格のある佇まいが印象的でした。
名門にふさわしく、数々のトーナメント開催コースでコース管理は大変よくて素晴らしく、OBは、全て打ち直し(1.2違うかもしれない)、グリーンは、ポテトチップス状態でベントのほとんど2段グリーン、キャディーさんもコースも知り尽くされ親切でした。
最新のナビも導入され、キャディさんがまだ操作不慣れと申されていました・・・?
広く長く一見好スコアーが出そうなんだけどなかなかでないのが印象です。
自然を活かし、OBにならなくても、普段行くコースは短いラフが多いのに、深いラフで出すのに1打かかり、しっかりペナルティを払わされる。
欲張るとそれ以上に叩く。
木も大きくて風格があり目障りにもなります。
特に砲台グリーンは難敵です。
寄せるのに難しく、グリーンは曲がりが少なくストレートの強い目が有効、但し下りは大変早いので注意。
微妙なグリーンのアンジュレーション、入りそうな所にあるバンカーでミスをすれば、ペナルティとなり、きちんと打てばスコアがまとまりそうに感じるコースなんですが・・・なかなか手ごわい。
栗東コースは距離もたっぷりあり、攻め応え充分。
三上コースはグリーン周りに多くのバンカーが配置されており、ラッキーは望めません。
プレー代が少し高い分、昼食が1,000円均一と安く味も美味しかったです。
私はうなぎが苦手なもんで、名物のカレーを頂きましたが、友人は、鰻のせいろ蒸しと琵琶湖ランチを食していました。
「琵琶湖カントリー倶楽部」のホームページのレストランで確認されるのをお薦めします。(リンクを貼っておきます)
スポンサーリンク