涼仙ゴルフ倶楽部

「涼仙ゴルフ倶楽部」が造られた場所は、三重県の最北端に位置する、いなべ市員弁町東一色の地区に、1992年(平成4年)に開場された、三重県内では有数なバブリーなゴルフ場でなおかつ、女子ツアー、東海クラシックが長年開催されてきたトーナメントコースです。

ゴルフ場が造られた、いなべ市は、2003年(平成15年)12月1日に(員弁郡員弁町、北勢町、大安町、藤原町が合併)三重県内14番目の市になっています。
三重県は、お伊勢参りの名で知られる伊勢神宮を擁する地として江戸時代から発展してきた地域でもあります。

三重県内にあるゴルフ場は70を超え、伝統と歴史のあるコースや手頃な値段でラウンドできるゴルフ場まで、様々なコースが存在し、北勢から南勢迄は名古屋から近く、亀山市から三重県を横断するように名阪国道があるため、関西方面からのアクセスも良く、名古屋、関西の両面からゴルファーが訪れます。

水の京(みやこ)と書いて 「涼」。 人と山(だいち)が寄り添って 「仙」。涼仙はその名の通り、水と大地、そして人が融け合うところ。あわただしい現代社会に生きる人々が、ひととき、 すべてを忘れ「仙人」に還って遊ぶ、仙境である。

 

「涼仙ゴルフ倶楽部」のコンセプトとホームページで紹介されています。

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「涼仙ゴルフ倶楽部」概要

 

「涼仙ゴルフ倶楽部」のクラブハウスは、まるでホテルにいるかのような高級感のある雰囲気があります。

コースの特徴はコース内、高低差20メートルとフラットで、池泉廻遊式の庭園・丘陵コース。
元々、この地は砂利を採取した跡地で、ほぼ平ら。
そこに九州で買った一山分の樹木を植栽したみたい。
5mはあろうかという松の木までも・・・持ってこられたようです。
そして、広大な敷地を贅沢に使い、ゆったりを基本に設計されているため心から安らげる環境です。
又、格調高い和風調の室内から見える庭園の眺望も素晴らしく、プレーへの期待感があおられます。

女子ツアー、東海クラシックが長年開催されてきたトーナメントコース。

雪印レディース東海クラシック
1994年(平成6年)9月30日~10月2日 第25回優勝者:服部道子プロ
1995年(平成7年)9月29日~10月1日 第26回優勝者:村口史子プロ
1996年(平成8年)9月13日~9月15日 第27回優勝者:前田真希プロ
1997年(平成9年)9月19日~9月21日 第28回優勝者:福嶋晃子プロ
1998年(平成10年)9月18日~9月20日 第29回優勝者:肥後かおりプロ
1999年(平成11年)9月17日~9月19日 第30回優勝者:李英美プロ
2000年(平成12年)9月15日~9月17日 第31回優勝者:不動裕理プロ

マンシングウェア東海クラシック
2001年(平成13年)9月14日~9月16日 第32回優勝者:城戸富貴プロ
2002年(平成14年)9月20日~9月22日 第33回優勝者:藤井かすみプロ
2003年(平成15年)9月19日~9月21日 第34回優勝者:不動裕理プロ
2004年(平成16年)9月17日~9月19日 第35回優勝者:茂木宏美プロ
2005年(平成17年)9月16日~9月18日 第36回優勝者:大山志保プロ
2006年(平成18年)9月15日~9月18日 第37回優勝者:福嶋晃子プロ

 

三重県いなべ市員弁町東一色2796
TEL:0594-74-5110
FAX:0594-74-5000
予約専用:0594-74-5111
運営会社:株式会社涼仙(水谷建設株式会社が経営母体)
公式サイト:http://www.ryosengolf.co.jp/

カード:JCB  VISA  MASTER  ダイナース  アメックス

開場日:1992年(平成4年)7月2日
設計者:佐藤忠志氏  コース監修:大西久光氏
面積:150万m2  OUT・IN 18ホール パー72 7169Y ベント(ペンクロス) 1グリーン
フェアウェイ:コーライ芝  ラフ:ノシバ  バンカーの数:66 池が絡むホール数:11  レギュラー:6186ヤード
ラウンドスタイル:全組キャディ付き 自走式・乗用カート(5人乗り)

名物のお土産:しぐれ煮、ホテルオークラケーキ

ゴルフ場設計家、佐藤忠志氏が愛知県の設計したゴルフ場
ウッドフレンズ名古屋港ゴルフ倶楽部富浜コース 愛知県弥富市 2000年(平成12年)

新南愛知カントリークラブ美浜コース 愛知県美浜町 1992年(平成4年)

 

【練習場】

打席幅3mのゆとりある空間

打球場 300Y  20打席 アプローチ・パティンググリーン・バンカー練習場完備

 

【車の場合】

 

 

東名阪自動車道/桑名東ICより12㎞ 桑名東ICで降り、国道258号線を桑名市に進み約2㎞で右折、大山田団地を抜け国道421号線に合流後、員弁町に向かう。
途中で案内に従い右折してコースへ。
東名阪自動車道/桑名 10km以内

 

「涼仙ゴルフ倶楽部」コース概要

「涼仙ゴルフ倶楽部」は、壮大な池泉廻遊式庭園の趣をもつ全18ホールからなる丘陵コースで構成されています。

そして45万坪に18ホール!

45万坪といえば36ホールでも造成できる広さだ。
フェアウェイは幅広く、OB杭は1本も見当たらない。
8つの池は戦略性とその周辺の悠大な日本庭園が美しい高低差20mのフラットな地形に適度なアンジュレーションをもたせ、球趣に富んでいるコースです。
ブラインドのハザードがないフェアな造りで4つのティとピン位置で攻略ルートが変わってきます。
中級者も十分楽しむことができる。
またハザードはすべて視認できて不公平感をなくしている。
ホールレイアウトも東西南北に展開しているので・・・つまり同じようなホールはなく適度な変化をつけている。
ナイスショットには次打が楽なエリアを用意するショットバリュー重視の設計なので、腕前に応じた丁寧な攻め方がスコアメークの鍵となりそうです。
バンカーの砂が柔らかいのでフェアウェイバンカーにいれるのは避けたい。
大きさや形の異なったグリーンは速く、パットで悩む人も多い。
つまり、ここは、人生をシュミレートする場なんです。
時に優しく、時に厳しく。
緻密に配置された天然のハザードの中で、自分自身と対話する場所なのである。
是非、プレーしていただきたいお薦めのゴルフ場です。

 

【アウトコース】 “ロマンチックコース” 3520Y パー36

 


8番ホールのグリーン奥の九天の滝から流れ落ちた瀑布が清水となって、木立の中を、庭園の中を、或いはコースをめぐりながら7つの多彩な修景池に注いでいます。
ゆるやかに起伏する大地と満々と水を湛えた修景池、その水面に映し出される四季折々の美しさが、プレーヤーをファンタスティックな世界に誘います。
数多くの巨大な名木・銘石と名匠の粋を凝らした数寄屋建築の亭舎は、個々に存在を主張しながら周囲の景観と調和をとり合ってたたずんでいます。
自然美と創造美が織りなす桃源郷にひたりプレーを楽しんでいただける情緒溢れるロマンチックなコースです。

No.8 PAR 4 Back376Y
積極策が功を奏すミドルホール。
ティーショットはフェアウェイ右サイドが狙い目。
グリーン手前左サイドにはバンカーが口を開けており、
奥には壮大な「九天の滝」が待ち構える。
第2打は右手前から積極的に攻めていきたい。

【インコース】  “ドラマチックコース” 3649Y パー36

 


鳴琴湖に浮かぶ竹露島を見ながら豪快なティショットを求められる11番・600ヤード・ロングホールをはじめ、雄大な早秋湖の懐に抱かれた12番・220ヤード・ショートホール、早秋湖畔の赤松林に飾られた絶景の13番ホール、林間をうねりながら横たわる17番・424ヤード・ミドルホールなど魅惑的で挑戦意欲をかきたてるホールが連続し、波瀾に満ちたゲームの舞台となるドラマチックなコースです。
果敢に攻めていくか、着実にいくか、…クラブ選択のおもしろさから成功の喜びまでの多彩なドラマを演出するのは、貴方ご自身です。

No.17 PAR 4  Back398Y

プレッシャーのかかるティーショットとなるミドルホール。
フェアウェイ右側のコーナーを林が包み込んでいるため、狙い目は左サイド。
グリーンはバンカーに囲まれているため、セカンドショットはグリーンセンター狙いとなる。

「涼仙ゴルフ倶楽部」感想


「涼仙ゴルフ倶楽部」
はゴルフ場の入口から圧倒されるほどの景観でクラブハウスもゴージャスで高級志向の、まるでホテルに居るのかと錯覚するほどのゴルフ場です。

私の知る限り関西にはゴルフ場に入る道中や豪華クラブハウスを含め・・・比較するゴルフ場は知りません。

ここはバブル絶頂期に作られた高級コースで 今でも全てキャディ付きです。
しかし、キャディさんの対応も素晴らしかったです。

全体の感想は美しい景観のなか非常に広いコースで所々に枝振りのいい高そう(値段です)な木が多くあり、本当に日本庭園の中でゴルフしているような感じでした。

コースはフェアウェイが広く、ティーショットが安心して打てました。
当然、一緒に回った4名ともOBはゼロで、OBはありません。

アウトは特に池絡みのホールが多く、ショットの精度が試されるように感じました。

私達は白ティからのプレーでしたので難易度はそんなに高くないと思います。
飛ぶ人はいいスコアが出るコースでしょう。

コースには各所に池や滝が配置され、戦略性に富んでいますので楽しみながらラウンドが出来ました。

問題はラフ、特にグリーン廻りが深いことを除けばのびのびプレーできると思います。
グリーンも大きく、意外と早く下りにつけると疲れます。

バンカーもしっかり造ってあるので、ただ、乗せただけではいいスコアになりません。

OBのないコースなので、簡単でスコアがまとまるかといえば・・・そんな簡単なコースではありません。
やはり、トーナメントが開催されるコースです。

アマチュアにはわからない罠のあやが眠らされてているコースかもしれません。

簡単にエントリーできるコースではありませんが、チャンスがあれば是非、一度はプレーされるのをお薦めのゴルフ場です。
三重県の方が羨ましい。

 

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