ゴールデンバレーゴルフ俱楽部
「ゴールデンバレーゴルフ倶楽部」は、兵庫県西脇市鹿野町字比延山、地区のやまあいに佇む国内屈指のコースレート77.4を誇るチャンピオンコース。
設計者の名匠ロバート・トレント・ジョーンズJr.が手がけたコースは、「土地の声に耳を傾ける」という彼の設計哲学そのままに、山あいを縫うように流れるいくつもの小川や、兵庫百景のひとつである「南池」をはじめとした数々の池が16のホールに絡むなど、地形を最大限に活かした自然美を体現している。
また、北播磨の山々に包まれた360度の大パノラマは、季節ごとに違う姿を見せてくれる。
特に、秋には紅葉の朱色だけでなく楓、ヤブ椿、ツツジ、山桜など多彩な木々が黄金色に輝き、そのさまはその名の通り”ゴールデンバレー”そのもので息を呑むような美しさだ。
西脇市
兵庫県の中央やや東に位置する市である。加古川、杉原川、野間川の3つの河川を持ち染色に不可欠の水資源に恵まれた地であったことから、200年以上の歴史を持つ播州織の繁栄でかつては全国に名を馳せていました。
江戸時代中期(1792年)に比延庄村の宮大工飛田安兵衛が京都の西陣から伝えた織物の技術が農家の副業として発展し、播州縞と呼ばれていたものが明治時代後期に「播州織」と呼ばれ全国的に名が知られるようになり、現在でも国内先染織物の70パーセント以上のシェアを持つ。+また、山地と川が織りなす独自の地形からY字路が多く、横尾忠則に多くのインスピレーションを与え、Y字路をテーマとした作品を数多く生み出した。
「ゴールデンバレーゴルフ倶楽部」概要
「ゴールデンバレーゴルフ倶楽部」は、大阪市内から少し遠いながらもゴールデンバレーと聞けば少し緊張感を感じながら到着して出迎えるのは雰囲気のあるのクラブハウスです。
兵庫百景に数えられる大きな自然の池、三方の谷から流れ出る渓流、18ホール中16ホールに池とクリークが絡むコースレイアウトは素晴らしい景観となっている。
R・TジョーンズJr.により‘‘Risk&Reward(リスクと報酬)’’をコンセプトに設計され、日本国内有数で、世界有数の「コースレート77.4」を誇る。
その迫力と戦略性の高さに、内外のトッププロ達が舌を巻いた超難度のチャンピオンコースです。
「ゴールデンバレーゴルフ倶楽部」は、新たなゴルフ場建設に向け、「信和ゴルフ株式会社」がゴルフ場経営に乗り出したことに始まる。
コース設計はロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニア(Robert Trent Jones Junior)が、工事は大成建設株式会社が行い、
1987年(昭和62年)10月28日、18ホール規模のゴルフ場が開場された。
その後、2004年(平成16年)10月13日、信和ゴルフ株式会社は民事再生法を申請。、
2005年(平成17年)8月20日、信和ゴルフグループ5社が再生計画案を提出。、
同年10月5日、自主再建型の再生計画案が成立、経営が信和ゴルフ株式会社から「株式会社ゴールデンバレーゴルフ倶楽部」に移行された。
兵庫県西脇市鹿野町字比延山1353-9
TEL:0795-23-0681
FAX:0795-23-5528
電話での予約:0795-23-0681
公式サイト:https://www.gvgc.jp/
運営会社:株式会社ゴールデンバレーゴルフ倶楽部
カード:AMEX DC JCB UC VISA ダイナース MasterCard UFJ
開場日:1987年(昭和62年)10月28日
設計者:ロバート・トレント・ジョーンズ.Jr氏
ロバート・トレント・ジョーンズ.Jr氏が初めてゴルフ予定地に訪れた時、急峻な山を囲む幽谷の森を、縫うように流れる幾つもの渓流。
日本の名だたる設計者さえも投げ出したほどの険しい自然に囲まれた建設予定地を「二度と巡り合うことのできない天与(天のたまもの)の地」と絶賛しコースデザインを熱望したという。(ゴルフ場HPより)
コース:面積:280万m2 丘陵コース ベント(ペンクロス)1グリーン レギュラー:6047ヤード
ホール:OUTコース PAR 36 3566ヤード INコース PAR 36 3667ヤード TOTAL PAR 72 7233ヤード
コースレート:76.0(OUT・IN・ベント)
ラウンドスタイル:全組キャディ付き 全組キャディ付き、歩行でのラウンド。
追加料金にて乗用カートも可(30台限定/要予約)ご予約は3名以上より予約可。
乗用カート(5人乗り)、歩き(手引きカート)
1990年(平成2年)「三菱ギャラントーナメント」(優勝者、青木功選手)
1994年(平成6年)「PGAフィランスロピートーナメント」(優勝者、T・ハミルトン選手)
2014年(平成26年)第82回日本プロゴルフ選手権大会日清カップヌードル杯(優勝者、宮本勝昌選手)
信和ゴルフグループ
信楽カントリー倶楽部 杉山コース(滋賀県)
信楽カントリー倶楽部 田代コース(滋賀県)
滋賀カントリー倶楽部(滋賀県)
チェリーヒルズゴルフクラブ(兵庫県)
ジャパンクラシックカントリー倶楽部(三重県)
瑞陵ゴルフ倶楽部(岐阜県)
開場時間:通常:6:30~
宅配会社:ヤマト運輸
練習場
絶好のロケーションに位置するドライビングレンジは300ヤード 15打席の本格派。
ワイドでフラット、しかもバンカーやグリーンが配置されているので、コースと同じ景観で練習ができます。
他にもアプローチ練習場、パッティング練習場を備え、スタート前のスコアアップにお役立て頂けます。
車の場合
中国自動車道/滝野社ICより10㎞
滝野社IC料金所を出て175号線を西脇方面へ。
上戸田の交差点を右折、上鴨川西脇線566号にて当倶楽部へ。
その他、中国自動車道【ひょうご東条IC】・舞鶴自動車道【三田西IC】ルートも有り。
「ゴールデンバレーゴルフ倶楽部」コース概要
「ゴールデンバレーゴルフ俱楽部」は、山あいから流れ出るクリークを巧みにレイアウトに取り入れ、それらの流れがハウス前に集められ、クラブハウスから三方向に伸びる沢になった部分にホールが集中しており、クリークと池が絡んでいるため、正確なショットと戦術的な攻略ルートが求められます。
そのためにクリークと池が18ホール中の80%の、15ホールにまで絡んでいて、正確なショットとこれらの攻略が鍵となる。
池とクリークがほとんどのホールにありアンジュレーションも大きく難度は高い。
自然と調和させつつも絶妙な配置、絶妙な形状のバンカーやマウンド、そして計算され尽くしたグリーンは、数々のトーナメントで世界の名選手を翻弄させてきた。
特に、上がりの3ホールは、ロバート・トレント・ジョーンズ.Jr氏が「自作の中でも特に秀逸」と自負するほどの美しさと戦略性を兼ね備えた、魅惑のホールだ。
と、述べられています。
グリーンは大きく、ピンプレースメント(パッティンググリーン上に切られたカップの配置のことを言います、ピンポジションとも)によっては難度が倍加する。
景観の美しさとベントのワングリーンが印象に残る。
お薦めのコースです。
OUTコース PAR 36 ヤード数 Back: 3255Y Regular: 2994Y Ladies: 2256Y
No.1 PAR 5 Back498Y
1打目:スタートホールとしてはかなりプレッシャーのかかるホール。
まずは右サイドから確実に打っていきたい。
距離的には473yと短いがそれ以上にコースレイアウトがかなり厳しく造ってある。
とにかく慎重に攻めよう。
2打目:ミドルアイアン、もしくは自分の自信のあるクラブで第2打を確実に打ちたい。
左サイドへのショットは禁物。第3打の距離を少し残しても、
とにかくフェアウェイキープで。
3打目:ピンポジションにかかわらずグリーンセンター狙いで。
とにかくクリークを越えることが先決。
クリークの幅はかなりあるので、
距離を合わせるというよりも少し大きめのクラブ選択を
INコース PAR 36 ヤード数 Back: 3323Y Regular: 3053Y Ladies: 2344Y
No.18 PAR 5 Back518Y
1打目:まずは手堅くバンカーの右脇狙いで。
当然2オンはかなり難しいので、
フェアウェイキープを心がけたい。
いちばん左のバンカーは約210yで入る。
2打目:風向きも考慮してスライスボールは避けよう。
右サイドのススキ密生地には注意。
池はフェアウェイにくい込んでいる。
まずはバンカー方向へ打とう。
もし第1打で失敗したなら、
ここは欲張らず池の手前に刻んだ方が懸命だ。
3打目:グリーン左半分を狙う。
右サイドは手前と奥にバンカーが待ち受けている上、
グリーン右端は池側に傾いている。
全体に右に流れるグリーンと思ってまちがいない。
グリーンは大きいため、アプローチ次第では3パットも。
18番に隣接する池の浮島が名物です。
18番の池とコースのグリーンの美しいコントラスト。
景観美だけではなく、奥深きゴルフの”美しさ”にも、
きっと心奪われることだろう。
「ゴールデンバレーゴルフ倶楽部」感想
「ゴールデンバレーゴルフ俱楽部」は、中国自動車道のひょうご東条ICから約20分、滝野社ICから車で約15分のところにあります。
姫路市内からでも45分ほどの距離にあり、とてもアクセスのよいの場所にあります。
クラブハウスは、外国の高級山荘を連想させ、まわりの自然に見事にマッチした外観で来場者を迎えてくれます。
クラブハウスをはじめコース、グリーン設備もきれいにメンテナンスもしっかり行き届いており気持ちよくゴルフが楽しめます。
ものすごく景観の美しいコースですが、アマチュアにはそんな事を味わう余裕がないほど難しいコースです。
自然の池はもちろんですが、何と言っても電線などの人工物が一切見えない、大自然の中で、ゴルフができる喜びは素晴らしいと思います。
なだらかで雄大な丘陵地に戦略性豊かな レイアウトが展開していました。
コースは丘陵・林間の個性のあるコース。
山間から流れ出るクリークが、ほとんどのホールに絡んで来るので、打ち出す方向、また距離に注意してショットしなければ攻略できません。
フェアーウェイにもアンジュレーションがあるので、心して挑まないと、大叩きします。
各ホールそれぞれ個性的な造りが施され似たホールがほとんどなく、プレー後も印象に 残るホールが多かったです。
山間から三方の谷から流れる渓流が縫うように流れるいくつもの小川や、兵庫百景のひとつである「南池」をはじめとした数々の池が16のホールに絡むなど、地形を最大限に活かした自然美を体現しています。
全体的にフェアウェイはフラットなところがなく、池だけでなくクリークが絡むので相当な技術とショットの正確性が求められるコースです。
基本的に、左サイドがクリークになっており、特に、ドローヒッターの方は、対策が必要となることでしょう。
グリーンのメンテナンスもしっかりされているのでコンディションも非常に良く、グリーンには大きな起伏はないが微妙なアンジュレーションがあり、優しく見えましたが実にタフでした。
微妙なアンジュレーションがあるため、ラインの読みはかなり難しい。
へたをすると3パットどころか4パットも有りうるグリーンでした。
通算最多勝利者 ジャンボ尾崎 プロですら、コース自体のレイアウトの難しさに、唸ったこともあるコースです。
プレー費など少し高めですが、お薦めのコースです。