「渥美半島・伊良湖岬」
旅
太平洋の荒波がしぶきを上げて打ち寄せる風光明媚な岬。
先端にはシンボルの白亜の灯台が建ち、海に映える姿が非常に美しい。
海岸線をたどれば、海の中に佇む奇岩・日出の石門や恋路ヶ浜へと続く。
古くは万葉集にもうたわれた伊良湖岬は、柿本人麻呂、西行らをはじめとする多くの歌人たちに愛されてきた、ところなんだそうです。
秋には数千羽のタカが渡る中継地点として有名でして、この岬を詠んだ「鷹一つ見つけてうれし伊良湖崎」は芭蕉の句。
あるいは「名も知らぬ遠き島より流れ寄る椰子の実ひとつ」の藤村の歌など、万葉集にうたわれていた伊良湖岬なので、そういう石碑がたくさんあるのではないでしょうか?
恋路ヶ浜は、伊良湖岬灯台から太平洋に面して日出(ひい)の石門まで約1キロ続く、湾曲する美しい砂浜です。
昔、高貴な男女が恋ゆえに、都大路からこの半島にのがれて来たという伝説からこの名前がついたとも言われています。
恋人に人気スポットです。
2006年(平成18年)7月1日に「恋人の聖地」として登録されました。
岬のシンボルはロマンチックな「白亜の灯台」
太平洋から伊勢湾・三河湾までを一望できる、渥美半島の先端にある伊良湖岬。
その最先端に建つ白亜の灯台は、伊良湖岬のシンボルなんだそうです。
三島由紀夫作「潮騒」の舞台になった神島を見渡すことができるんですよね。
灯台から遊歩道もあり、目の前に広がる青い海と白い灯台とのコントラストが美しく、晴れた日の夕日が沈む頃はロマンチックなムードに包まれます。
その凜とした姿は、思い出に残る灯台として「日本の灯台50選」にも選ばれています。
所在地:田原市伊良湖町
駐車場:恋路ヶ浜:124台
トイレ:有り
アクセス方法
JR新幹線「豊橋」下車 JR「名古屋」駅~JR「豊橋」駅下車
豊橋鉄道渥美線「新豊橋」駅から「三河田原駅」下車 三河田原駅から豊鉄バスで恋路ヶ浜下車、徒歩5分
東名高速道路「豊川IC」より車で約90分
伊勢湾フェリー 鳥羽港フェリーターミナルから伊良湖フェリーターミナル下車 60分
恋路ヶ浜と伊良湖岬灯台
恋路ヶ浜は、伊良湖岬灯台から太平洋に面して、日出の石門まで約1キロの大砂浜なんですよね。
太平洋の荒波をうけて湾曲する、白く美しい砂浜が「恋路ヶ浜」なんです。
潮に乗った流木や時には遠い島から椰子の実が流れ寄ることも。
「♪名も知らぬ 遠き島より流れよる 椰子の実ひとつ♪」という島崎藤村の叙情詩の舞台となったことでも有名なんです。
伊良湖岬灯台から太平洋に面して日出(ひい)の石門まで約1キロ続く、湾曲する美しい砂浜。
昔、高貴な男女が恋ゆえに、都からこの半島にのがれて来たという伝説から、この名前がついたと言われていますが、潮騒を聞きながら、波が打ち寄せる砂浜を歩けばリゾート気分たっぷりなんです。
肩を寄せ合い砂浜を歩くカップルの姿がよく似合う恋路が浜なんですよね。
渥美半島の先端にある白亜の灯台、伊良湖岬灯台まで歩いてみてくださいませよね。
恋人達のプロポーズにふさわしい場所として、伊良湖岬灯台とともに「恋人の聖地」にも認定されています。
青い海と空の中に立つ灯台もすばらしい眺めだけれど、夕闇せまる頃もまたステキなんですよね。
沈む夕陽をバックに入船出船が行き交う様子は情緒たっぷり。
二人でロマンチックな時を過ごせそう。
三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台となった神島をのぞみ、潮騒を聞きながら遊歩道に沿って行ってみましょう。
石に刻まれた、地元の歌人、糟谷磯丸の歌がところどころに。
中には思いあう二人が結ばれる歌もあり見つけられたらラッキー。
灯台の足もとを白波が洗い、凛として立つ灯台と紺碧の海。
「日本の灯台50選」に選ばれたほどの素晴らしい景色が広がっています。
これが伊良湖名物
愛知県の渥美半島で3月から初夏にかけて旬を迎える「大アサリ」ことウチムラサキが記録的な不漁に陥っている。
「毎年毎年、半分ずつ減っている感覚」と漁業関係者。
全国一の漁獲量を誇る愛知のアサリが不漁続きで激減し、今シーズンは潮干狩りの中止に追い込まれている浜もでてきています。
一体、愛知のアサリに何が起きたのでしょうか?
県内最大のアサリの生息地といわれる豊橋市の六条潟。
しかし潮干狩り客の姿はあまりない。
「どこへ行ってもアサリがない」「少なくなった」とみんな言いますね。
実感としては全然。採れる個数が少ない(潮干狩り中のお客さん)
愛知のアサリが激減している原因の一つは三河湾の海底のくぼ地が引き起こす苦潮でした。
現在は、この「くぼ地」の埋め戻し作業が進められているものの港周辺の航路など埋め戻しができない所もあり、環境改善がなかなか進まないということなんです。
全国一のアサリの漁獲量を誇る愛知県。
ところがその量は7年前から減り続け、2015年はついに9000トンを割り込んだ。
伊良湖名物として知られる大アサリは、別名ウチムラサキとも呼ばれる貝。
食べ方は網焼きがおすすめ。
磯の香りと醤油の香ばしさに満ちた焼きたてを味わっていただきたい。
灯台茶屋HP:http://www.toudaidyaya.com/
宿泊は「休暇村・伊良湖」
渥美半島の先端、温暖な伊良湖岬に作られています。
三河湾や伊勢湾、遠州灘の魚介類や、渥美半島の大地に育まれた旬の食材が堪能できます。
極上・旬の海の幸を用いた季節のコース料理や追加一品で、特別な旅の夜をお楽しみください。
ご家族旅行や気軽な旅には、地元の新鮮野菜や郷土料理をふんだんに使用した“地元自慢ごちそうビュッフェ”が人気。
ご朝食でも渥美半島の地元食材がお楽しみ頂けます。
今回はワンちゃんと一緒の小旅行だったのでコテージに泊まりました。
1LDKの貸別荘「コテージ」は、隣との距離があるため、よりプライベートな過ごし方ができます。
広い室内と、キッチンで手料理もできるので、ご家族やグループに特に人気だそうです。
また、20棟の内の10棟は中型犬以下のわんちゃんも泊まれるペットコテージ。
愛犬との旅をお楽しみください。
ホームページ:https://www.qkamura.or.jp/irago/
大自然の中に広~いコテージとは?
一戸建てなので、ちょっとくらい走り回ってワイワイ騒いでも、心配はなさそう♪
もちろん飲み物や食べ物の持ち込みはOK、キッチンも付いています。
我が家のリビングで寛ぐような快適さ。
そして、田舎や郊外に建てられた別荘風の小住宅。
通常、一階建て・戸建ての住宅で、家具、トイレ、家電品などが設置され、短期的な賃貸に供される場合も多いそうです。
家族水入らず、友達同士の自分たちだけの時間を気にすることなくお楽しみください。
キャンプ場に隣接され、家電やトイレなどの設備が備わっている宿泊施設。
特にアウトドア初心者におすすめで、コテージに宿泊することで必要最小限の荷物でアウトドアが気軽に楽しめる素敵な空間が用意されています。