「バンカーショット」
とは・・・?
難しいんかいな・・・?
グリーン周りのガードバンカーでは、「バンカーからボールが出ない」「バンカーからボールが出たと思ったら飛びすぎ(ホームラン)」「徹底的にバンカーを避けてラウンドする」等、様々な負のイメージを抱えてラウンドしている、バンカーショットが苦手なゴルファーは多いと思います。
特に、バンカーはゴルフ初心者の方やバンカーが苦手な人にとっては大きな壁に見えますよね。
バンカーからなかなか脱出できなくて顔面蒼白になった人や頭の中が真っ白になった方も少なくないと思いますよね。
バンカーというものに対して、どう向き合えば良いかを考えてみたいと思います。
大きく分けてバンカーは2種類あり
ゴルフ場のコースに出ると、ホールのあちこちに白い砂を入れた窪地を目にしますよね。
これが、バンカーであり、コースの攻略にそれなりの意味を持たせている存在なんです。
つまり、バンカーとは、芝と土を取り去り、代わりに砂もしくは砂のようなものを入れて造ったハザード(障害区域)のことなんですよね。
このハザード内では、クラブが砂に触れたりボールに触れたり動かしたりすることは禁じられています。
このようにバンカーはフェアウェイやグリーン周りに設けられ、コースの攻略をより難しくしているのもです。
1個目はグリーン周りにある普通のバンカー(ガードバンカー)。
もう1個はホールの途中にあるクロスバンカー(フェアウェイバンカー)です。
クロスバンカーは比較的フチが浅いものが多いですが、グリーンを守っているガードバンカーは、ものによってはアゴ(バンカーの周縁)が身長くらいやそれ以上の深さ(高さ)があるものもあるんですよね。
こいつは、オージョーしまっせ。
バンカーには、それぞれ特徴があり、また役割も違いますので、打ち方も変わってきますし、状態も違ってきますよね。
フェアウェイバンカーの特徴
名の通り、「フェアウェイにあるバンカー」という認識で良いかと思います。
コースの設計者は、ティーショットを難しくするためにコースの中のポイントにバンカーが設置されているんですよね。
また、ゴルフ場の美しい景色を醸し出すために白い砂を入れたり、OBを助けるために設置されているコースもありますよね。
このフェアウェイバンカーの中には、コースを横切るようにせり出しているものもありますが、これはクロスバンカーと呼ばれます。
そして、バンカーという名がついていているものの砂はなく、ラフのように芝で覆われた窪地がありますが、これはグラスバンカーと呼んでいます。
ここは普通のバンカーとは違ってハザードではないため、クラブをソールすることも可能なんですよね。
けれども窪地の深いラフになっているところですから、容易に脱出することはできません。
コース内のバンカーを見てプレイヤーは、バンカーを避けるティーショットもしますし、バンカーまで届かないように番手を下げてティーショットを打つこともあります。
このようにフェアウェイバンカーは、コース内の罠であり、いかにこのバンカーに入らないようにティーショットを打つかという点が、コースマネジメントとなりますよね。
また、フェアウェイバンカーの特徴は、私のプレー経験では比較的アゴが低く、浅いバンカーが多いとう印象を持っています。
これは、おそらくコースの設計者が、バンカーに入れてしまっても挽回するチャンスを作っているのだと思いますよね。
しかし、難しいゴルフ場では、フェアウェイバンカーなのにアゴが高いバンカーがあったりするところもありますね。
このようなバンカーは、無理して距離を出そうとするとボールがアゴに当たってバンカー脱出に失敗というミスが出て、だいたい大叩きの土産が用意されているので、無理は禁物。
アゴの高いフェアウェイバンカーにつかまってしまった場合には短い番手でとにかく、ゴメンチャイと謝って1打罰を支払った方が得策と感じますよね。
喧嘩したらボールがほとんど出ず、負けまする。
深いラフとおんなじでおます。
ま~安心しなはれ、多くのフェアウェイバンカーはアゴが低いです。
基本的には、飛距離が出るクラブは弾道が低くなるので、アゴに当たりやすいので、安全運転で通過したいものですよね。
また、フェアウェイバンカーからショットを打つ場合には飛距離を出したい場合が多いので、通常のバンカーショットのようにエクスプロ―ジョンで打つのではなく、直接ボールを打つことが多いので、アゴの高さと相談しながらクラブ選択も重要になってきますよね。
それと、フェアウェイバンカーは、どちらかと言えば、固い場合が多い感じがしますよね。
ガードバンカーの特徴
「ガードバンカー」とは、「グリーンの周囲に設けられたバンカー」を意味するゴルフ用語なんですよね。
そして、ゴルフの「バンカー」とは「コース上に作られた窪地」のことを意味します。
また、多くは砂で満たされていてコースの難易度を挙げる障害物として機能しますが「バンカーのうちグリーンを守るようように設けられたグリーン周辺のバンカー」を指して「ガードバンカー」と呼ぶんですよね。
プレイヤーがグリーンめがけて打ったショットがグリーンを外したとき罠のように待ち構えているのが、嫌味なおっさんの「ガードバンカー」なんですよね。
高い位置にあるグリーンの下部周辺に設けられることが多く、いわゆるアゴが出た打ち上げる形状になっているものが、多いですが、ほぼ平坦に近い形状をした打ちやすい「ガードバンカー」もあります。
「ガードバンカー」は面倒な存在ではありますが、入ってしまったからといって悪い結果ばっかりにつながるとは限りません。
ボールの位置的には、グリーンに近くアプローチしやすい場所なので、グリーンを外したボールが転がって遠ざかってしまうよりも「ガードバンカー」に入って近くに止まってくれたほうがアプローチしやすいケースもたくさんあります。
バンカーの得意な方は、このバンカーに意図して入れるゴルファーも多くおられますよね。
ピンに寄せられなくても、1発で脱出できる方は、バンカーを有効に利用ができ、引き出しも多くなりますよね。
そうなりたいもんですよね。
「ガードバンカー」からのアプローチでは、あまり飛距離を出さずにしっかりボールを上げる必要があることから、砂の下からボールを強く叩く「エクスプロージョンショット」というテクニックが使われます。
「バンカーショット」マスターするには・・・?
バンカーショットをマスターすればスコアメイクしやすいはずなんですよね。
完璧に打てなくても、苦手意識は無くしたいですよね?
アゴの高いバンカーやフェアウェイに大きく口をあけているバンカー、砂がカッチカチに固まっている、バンカーや、ふわふわの砂のバンカーもありますよね。
また、右はOB、左はバンカー、やっぱり左目に打ちますよね。
真ん中に飛んでくれれば一番いいのですが、打ったら、やっぱりバンカーに入る、なんてことよくある事ですよね。
ガードバンカー攻略方法
ガードバンカーは、基本「ボールではなく砂を打つ」ショットになります。
グリーン周りのバンカーショットは、ボールを直接ヒットするのではなくて、ボール周辺の砂ごと運ぶのでボール手前にクラブを打ち込み、その砂ごとボールも一緒に飛ばします。
使用クラブはサンドウエッジですよね。
下半身は動かさず、上半身だけをスムーズに動かしてスイングします。
ヒザを曲げた、どっしりとしたアドレスを取り、砂の抵抗がある分、残り距離に対して3倍のふり幅で振ることなんです。
ボールの手前に向かってクラブヘッドをドスンと入れる。
砂が四方に大きく飛び散るようなインパクトが正解なんですよね。
途中で止めずに、最後まで振り切りましょう。
途中で、止めると出マヘン、ボールに向かって、どこへでも行かんかえ! というくらいの気持ちで振りたいもんですよね。
「サンドウエッジ」の特性を知る
サンドウエッジはメジャーを制覇した名ゴルファーのジーン・サラゼンが苦手だったバンカーショット克服のため、9番アイアンにバウンスをつけたのが始まりだと言われています。
当時はバンカーショット専用のクラブで「サンド(砂)」と用途にピッタリのネーミングですよね。
ちなみに、現在のアプローチ用のウエッジはサンドウエッジのデザインがルーツになっているんですよね。
ピッチングウェッジとアプローチウェッジこの2本のウェッジとサンドウェッジとの違いは2つあるんですよね。
違い①バッグに入っているクラブの中で一番フェースが寝ているのがサンドウェッジです。
違い②「バンス角」です。
「バンス角」とはヘッドの下(ソール部分)の出っ張りのことを言うんですよね。
この出っ張り、こそがサンドウェッジ最大の特徴ともいえるでしょうネ。
ソールが出っ張っているということは、ボールを打とうとした際にボールより手前で勝手に地面と接触してしまいます。
つまり、サンドウェッジは全クラブ中で唯一「ダフるためにできたクラブ」ということなんです。
この自然とダフる構造がグリーン回りのバンカーショットにおいての効果を最大限に発揮するんですよね。
だから、初心者の方やバンカーが苦手な方はバンカーショットではサンドウエッジを使いましょう。
ただし、ガードバンカーの時が主ですので・・・。
フェアウエイバンカーの時はあまり使用しないと思いますよね。
フェアウエイバンカーでもアゴが無茶苦茶近いときには、サンドウエッジを使うときもありますが、フェアウエイバンカーではあまりアゴが高いのに遭遇したことはオヘンので、使った記憶はほとんどおマヘン。
サンドウエッジにはバンスといわれる出ったソールがあり、このバンスからボールの手前の砂に打ち込んで、その先の砂ごとボール脱出させます。
ボールを直接打たないことを知る必要がありますよね。
上手くなりたいですよね「バンカーショット」それは・・・?
「バンカーショットがいつまで経っても上手く打てない・・・」と思っている人、いますよね。
バンカーを攻略するためには、砂の種類の知識を入れることも重要な要素の一つです。
砂の種類によって特別な打ち方をしなくても良い場合もありますし、逆に特別な打ち方をしなければならない場合もあります。
砂の種類を理解することで、砂の種類に適した打ち方を選択できますし、難しいショットが必要なのか、そうでないのかの判断もできるようになるという大きなメリットがあります。
バンカーショットの良し悪しは、砂の種類を理解するだけでもすぐに上手くなると言われていますよね。
バンカーの砂の種類と特徴
バンカーショットをクリアするには砂の特質を知ることが必要なんですよね。
砂の種類にもいろいろありまが、海砂、川砂、山砂、人工砂などなんです。
バンカーの砂の感じとして思い浮かぶのは、フカフカしていて見た目が美しい「白い砂」と締まった「グレーの砂」の2種類ではないでしょうかネ。
山砂
見た目は濃いめの茶色。
固く締まりやすい。
締まったバンカーになりやすいのは山砂です。
粒子が角張っていて大小の粒が締まりやすいのが特徴です。
山砂バンカーは、基本的に砂の量が少ないことが多いです。
その為、バンスが跳ねてホームランになるミスが出やすくなります。
打ち方は、エクスプロージョンショットが適しています。
エクスプロージョンショットは、表現的にはクラブヘッドで砂を叩いて打つショットのことなんですよね。
固いバンカーでも地面に弾かれることが少なくなります。
川砂・海砂
川砂では上流部のものは山砂に似て締まりやすいですが、下流部の川砂は砂が細かく揃っていて締まりにくいです。
海砂も締まりにくい特性があります。
グレー色の砂は「川砂」で、海砂と比べると、砂が締まっているという特徴があります。
見た目は白っぽい砂に灰色の砂が混じったような色。
見た目は良い。
粒子が細かく、揃っているため砂が締まりにくい。 …
人工砂
見た目が白く美しい大理石を砕いた人工砂もあります。
サラサラとしていてキレイ白い砂は、「人工砂」または「海砂」です。
見た目が美しいのでリゾートコースでよく使われています。
粒子が細かくサラサラのパウダー状です。
川砂・海砂・人口砂は、基本的に砂の量が多く地面の底から砂が乗っかている量が多い状態です。
その為、打ち込みすぎてドスッと砂に潜ってポトっと手前に落ちるので注意が必要です。
エクスプロージョンショットが有効です。
エクスプロージョンショットは、表現的にはクラブヘッドで砂を叩いて打つショットのことです。
表現的にはクラブヘッドで砂を叩いて打つショットのことなんですよね。
川砂・海砂・人口砂はアプローチでいったらザックリのような球でバンカーから出られないと言ったミスが出やすくなります。
打ち込むようなバンカーの打ち方は厳禁なんです。
ウェッジのバンスで払うようなスイングで砂を取る量を減らしていく打ち方が適していますよね。