大阪ゴルフ倶楽部
「大阪ゴルフ倶楽部」は、大阪府泉南郡岬町深日、地区に1938年（昭和13年）に開場。
大阪府では、2番目に造られたゴルフ場です。
大阪府で最初に造られたには、「茨木カンツリー俱楽部」1925年(大正14年) 開場。
大阪湾の南、風光明媚な淡輪(たんのわ)に上田治氏の手によって作られた関西唯一のシーサイドコース。
シーサイドコース
シーサイドコースとは、海岸の近くに造られたコースのことをいいます。
厳密には違いますが、最近ではシーサイドコースを「リンクス」と呼ぶ場合もあります。
日本のシーサイドコースは、コース全体に対して約20%前後と言われています。
最大の敵は海沿いから常に吹き続ける強烈な海風。
木々が少なめなコースが一般的なため、海風の影響をモロに受けた状態でプレーしなければならない。
また、海風によってグリーンが乾燥するため、転がりが速めになっていることが多い。
ボールを高く打ち上げるほど海風の影響を強く受けてしまい、狙った地点へのショットが難しくなる。
海風の影響を抑えるためには、打ち出しの低いボールを打つ、もしくは海風によってボールが流されることを前提に、打ち出す方向を調整する必要があるだろう。
また、グリーンの速度も速いためパットのタッチにも注意が必要だ。
事前で練習グリーンで転がり具合をしっかり確かめておこう。
「大阪ゴルフ倶楽部」概要
「大阪ゴルフ倶楽部」は、大阪湾から鳴門海峡を望む、風光明媚な淡輪（たんのわ）の地に、名匠 上田治氏が設計し造り上げた日本を代表する関西唯一のシーサイドコース。
クラブハウスは、建物や設備も含めて全てリニューアルされていて、歴史を感じさせない重厚感漂う造りになっています。
クラブハウスから望む景色は、まさに芸術的で、景色を楽しみながらゴルフをプレーできる、関西でも数少ないゴルフコースです。
クラブハウスを一歩出ると、木々の向こうには鮮やかなフェアウエー、グリーン、奥には真っ青な大海原が拡がり、「西の川奈」の雰囲気満載といったところ。
大阪府泉南郡岬町深日31
TEL：072-492-2011
FAX：0724-92-2230
経営会社：南海ゴルフマネジメント株式会社
公式サイト：https://www.nankaiosaka-golf.co.jp/
開場日：1938年（昭和13年）07月25日
設計者：上田 治氏 松山 桂司氏
上田 治氏（うえだ おさむ、1907年（明治40年）生まれ、大阪府出身のゴルフ場設計者。
1930年（昭和5年）、「廣野ゴルフ倶楽部」（兵庫県）のコース設計で来日したチャールズ・ヒュー・アリソンは、コース設計図を作成した上で帰国した。
上田氏は、廣野ゴルフ倶楽部の造成工事に加わった、ゴルフは知らなかったが大学で林業や造園学を学んだことを買われ現場で助手として手伝った。
上田氏は、廣野ゴルフ倶楽部が開場した後も、嘱託として残りグリーンキーパーとして働いた。
カード：VISA MASTER DINERS JCB AMEX
電子マネー：QUICPay iD 銀聯
面積：460,000m2 シーサイドコース コーライ芝1グリーン レギュラー 6,175ヤード
コース：OUTコース パー 3,341ヤード INコース パー 36 3,061ヤード TOTAL パー 72 6,402ヤード
コースレート：71.5
スループレイティング：136
ラウンドスタイル：キャディ・セルフ選択可 リモコン式・乗用カート(スコア集計機能付き、GPSナビ搭載、５人乗り)
開場時間：通常：7:00～
宅配会社：ヤマト運輸
系列コース
橋本カントリークラブ（和歌山県）
練習場
※打球練習場はございません。
アプローチ練習場、バンカー練習場、パティング練習場完備
車の場合
阪和自動車道/泉南ICより14㎞（20分）
阪神高速・4号湾岸線/泉佐野南より15㎞（20分）
大阪市内からは近畿自動車道から阪和自動車道の泉南ＩＣまで。
泉南ＩＣを出て幡代北交差点を左折し国道26号線を直進し淡輪ランプを左折してみさき公園駅をすぎてコース。
または阪神高速道路・湾岸線からは泉佐野南を出て双子池北の交差点を右折してみさき公園駅をすぎてコース。
「大阪ゴルフ倶楽部」コース概要
「大阪ゴルフ倶楽部」は、機械力を使わず造成されたため、自然のアンジュレーションが多く残されている。関西唯一のシーサイドコース。
シーサイドコースといっても、実際に海岸線に接しているのは約半分のホール。
上田治氏設計のコースは、80を超す深いバンカーでガードされ、9ホールから海を見渡すことができる。
しかし、海の見えないホールを終えると、突如として紺碧の大海原が現れる。
ダイナミックに展開するコースと、見え隠れする海岸線。連続する緑と青のコントラストには、魂を揺さぶられる心地よさがある。
自然の無数のこまかいライが 短いコースを難しくしている。
海からはいつも風が吹き付け、コースの難易度はかなりのもの、大阪湾から吹きつける海風と随所に配置されたアリソンバンカー、うねりを伴うフェアウェイ、高麗芝のグリーンが難易度を高め、あらゆるゴルファーの飽くなき挑戦をかき立てる。
OUTコース パー 36 ヤード数 Back: 3341Y Regular: 3212Y Ladies: 2638Y
アウトコースは、こぢんまりとして全体にフラットだがフェアウエイには微妙なアンジュレーションがあり、ミスショットを招くライになるケースが多い。
ブラインドが多いので方向がつかみにくい。
３番、７番が名物ホールと言われています。
No.7 PAR 4 Back396Y
ティショットは3オンのイメージで攻めるのが得策。
2打目からは風を計算に入れることが必須。
INコース パー 36 ヤード数 Back: 3061Y Regular: 2963Y Ladies: 2219Y
インコースはパー５が３つ、パー３が３つのパー36。
アウトよりは起伏があり,幅もやや狭いので正確なコントロールショットが要求される。
打ち上げやうち下ろしのホールが多い。全体にグリーンは砲台で、2段グリーンもありパッティングは難しい。
１３番が名物ホールといわれている。
No.13 PAR 4 Back387Y
斜め方向に伸びる馬の背のフェアウェイ、
飛距離と方向性が重要。
グリーン上は右に流れるので、
左サイド狙い。
「大阪ゴルフ倶楽部」感想
「大阪ゴルフクラブ」は大阪湾の南入り口の大阪府岬町にあるゴルフ場で、泉南ICから20分ほどのところにあります。
関西では滅多にお目にかかれない完全なシーサイドコースです。
景色が素晴らしくシーサイドらしい素敵なコースです。
クラブハウスですがどっしりとした高級感溢れる建物で、クラブハウス内も気品があり、シックな造りになっています。
クラブハウスを含め施設やロッカールームお風呂などの掃除が行き届いており清潔感たっぷりで気分が高揚します。
コースメンテナンスが行き届いておりきれいなゴルフ場です。
打球練習場はありませんがアプローチ、バンカー練習場はあり、早めに行かれて練習することをオススメ致します。
特に、グリーンは高麗ですので、いつものベントと違った転がりをするのでタッチの感覚が非常に重要になってきますので、早めに行って練習することをオススメ致します。
丘陵地帯の起伏を生かした造成が機械ではなく手作業なのでフェアウェイには微妙なアンジュレーションがあり、手造りの良さと風格あるコースです。
フェアウェイは狭くてフラットなところはほぼなく、ショットもパットも苦労しましたが、とても美しいコースで感激しました。
フェアウェイは広いのに広く見えないという何とも不思議な感覚も感じました。
随所にアリソンバンカーや段差のついたラフがあるからでしょうか。
流石に風が強く吹くと距離感が全くわからないホールもいくつかあるように感じました。
全般的に適度にアップダウンもありますから余計に難しく感じてしまいます。
トリッキーなコースが多く難しいですが、非常に戦略性が高いティーショットです。
セカンドも落としどころを考えさせるホールが多いです。
砲台グリーンも結構あり、また小さいです。
グリーンは高麗で芝目が非常にきつくアンジュレーションがあり芝目とタッチの強さを読むのが難しかったです。
全てのホールに罠があり、まんまとはまりそうになります。
しかしながら全景が非常に綺麗なので気持ち良くラウンドできます。
途中、名物ホールの海の真横のショートコースがとても印象的でした。
このホールは非常に風が強く、場合によっては本当に海に向かって打たないといけないくらいらしいです。
とにかく見とれてしまう程でした。
結局、スコアは当然、悪かったですがコースの風景、ランチ、お風呂共に満足でした。
大阪とは思えないロケーションで大阪でこんなに景観の良いコースがあったなんて・・・また行きたいです。
お薦めのコースです。
