神有カントリー倶楽部(神有CC)

神有CC

「神有カントリー倶楽部」は、兵庫県神戸市北区八多町吉尾、地区に1966年(昭和41年)開場。
藤原台の住宅街の横に広がる同CCは、神戸三宮から25分、大阪市内35分の好アクセス。
コースはワイドな設計で、思い切ってクラブを振っていける。
ホール間は樹木でセパレートされており、ゴルファーを飽きさせない設計で施されています。

八多町

神戸市北区八多町は、南・西・北の三方を山に囲まれ、八多川・屏風川沿いに平野が広がる地域です。
灘五郷の酒米どころ、米作り本位の農村として発展してきた地域ですが、戦後は酪農や養鶏を導入し、また、カーネーションやダリアなどの花やトマト・ほうれん草・イチゴなどの野菜や果物を栽培するなど、多岐にわたる農業を展開し、最近では都市近郊の農村地域に姿を変えています。
1994年(平成6年)には田園コミュニティパークとして整備された「八多町公園」と「八多ふれあいセンター」がオープンし、地域の憩いの場として活用されています。
また、地域の有志で結成された和太鼓グループ【「八多太鼓」(大人の部と少年の部「虎打舞」)】が有名で、町内はもとより、市や区のイベントで演奏するなど、活発な活動を行っています。

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「神有カントリー倶楽部」概要

「神有カントリー倶楽部」は、中国自動車道・西宮北ICから3Kmのアクセスのいいコース。
住宅街に隣接したゴルフコースでありながら豊かな木々にセパレートされ周りの山々も望める気持ちの良いコースで、ダイナミックさに少しトリッキーな設計をもりこみ、豊かな変化を楽しめるのびのびとした歴史を感じる18ホ-ルのコース。

2003年(平成15年)2月、日本ゴルフ振興(株)が民事再生法申請。
翌16年7月にローン・スター・ファンズ、及びモルガン・スタンレー証券会社を共同スポンサーと決定。
ゴルフ場運営にはパシフィック・ゴルフ・マネジメントが参加。
現在はPGMグループに変更されています。


兵庫県神戸市北区八多町吉尾991-1
TEL:078-981-5333 
FAX:078-981-3511
運営会社:PGMグループ
公式サイト:https://www.pacificgolf.co.jp/shinyu/

カード:AMEX JCB UC ダイナース 

開場日:1966年(昭和41年)11月13日
設計者:松山 桂司氏  他に、大阪ゴルフクラブ(大阪府) 信楽カントリー倶楽部 杉山コース(滋賀県) 田代コース(滋賀県) 法隆寺カントリー倶楽部(奈良県)等を設計されています。

面積:825,000m2 丘陵コース ベント(ペンクロス)2グリーン レギュラー:6,042ヤード
コース:OUTコース パー 36 3,420ヤード INコース パー 35 2,966ヤード TOTAL パー 71 6,386ヤード
コースレート:71.5(OUT・IN・ベント(Mainグリーン)) 70.0(OUT・IN・ベント(Subグリーン))
フェアウェイ:コーライ ラフ:コーライ バンカーの数:54 池が絡むホール数:6

ラウンドスタイル:全組セルフプレー 自走式・乗用カート(GPSナビ搭載、5人乗り)
※状況により乗り入れ不可の場合あり(当日お問い合わせください。)

開場時間:通常:6:00~
宅配会社:ヤマト運輸

練習場

インドアゴルフレンジ 打ち放題(20分) デジタルスイングチェッカー搭載
バンカー、アプローチの練習場はありません。パティングリーン完備。

車の場合
アルファード

中国自動車道/西宮北ICより3㎞(10分)
西宮北ICで降りて神戸方面へ向かい最初の信号を直進しコースへ。
神戸からは六甲トンネル有料道路を通り、唐櫃から六甲北有料道路を経て西宮北IC方面に向かいコースへ約23 km、30分。

「神有カントリー倶楽部」コース概要

「神有カントリー倶楽部」は、南に六甲連山、北に鹿之子温泉から丹波の山々まで望む景観の美しいコース。
樹木が多く、大小6つの池がコースに落ち着きを与えている丘陵コース。

豊かな樹木でセパレートされ、ワイドながら戦略性に富んだコース。
同CCは開場以来、半世紀を超えコース内の所々には成長した木々がそびえ立っています。
ティーショットの落としどころによっては、セカンドショットで前方の木の枝がかかることも多々ある。
そして戦略的なホールが多く、一筋縄ではいかないコース設定のなってきています。
後半のインコースはこれまでのコース改良などでロングホールが一つしかなく、パー35となっている。
とはいえ、好スコアが出せるとは限らない。
ドッグレッグしているホールもあり、コースマネジメントが大切だ。

適度なアップダウンがあり、狭いホールと広いホール共にあります。
しかし、狭くてドライバーが打てないわけではありません。
樹木が多く、そのために難易度が上がっている
ダイナミックでありながらもトリッキーでホールごとの変化も多い。
それがこのコースの最大の特徴といえるでしょう。

OUTコース パー 36 ヤード数 Back: 3420Y Regular: 3266Y Ladies: 2747Y

1番と9番を除くとフラットな地形で距離も長い。

No.9 PAR 5 Back535Y
第2打は段の上にある山桃のやや左目が狙い目!
グリーンは2段なので落とし場所を計算して!

INコース パー35 ヤード数 Back: Y Regular: 2Y Ladies: 2342Y

インはアウトよりフェアウェイも広く、グリーンも大きい。
池越えショートフェアウェイや、ラフに残された松などで絵になるホールが多い。

No.17 PAR 3 Back172Y
グリーン右の池に注意!
グリーンの左サイドから狙ってピンをオーバーしないように、
手前から攻めるのがベスト!

「神有カントリー倶楽部」感想

「神有カントリー倶楽部」は、インターからも近くロケーションの良いゴルフ場です。
1966年(昭和41年)に開場し、50年以上の歴史を有する老舗で、現在はPGMグループのゴルフ場です。
かなり古くからあるコースで、老舗のコースにありがちな、できた時には周りにはなにもなかったのに、時代とともに周りが発展するといったケースで、今では工業団地や住宅地に囲まれています。
こちらはまさにそんなコースです。
スタッフの方はみんな礼儀正しく気持ち良い対応でした。
クラブハウスや施設は綺麗でコースメンテナンスも行き届いてます。

コースの印象は、開場以来、半世紀超えで、フェアウェイ内に枝の広がった樹木も多く、木と枝、対策のコースマネージメントが求められるゴルフ場と思います。
コース全体はミドルコースが多く、全体的にフラットですので、楽しくラウンド出来ます。
距離は短いですが戦略を間違えるとスコアが伸びないので練習にもってこいのコースです。
コースは狭いところもあり、また砲台のグリーンもあるので戦略性があるセッティングになっています。

池やバンカーが絶妙な位置に配置され、スコアメイクが難しいコースでもあります。
ブラインドホールが多いので初ラウンドの方はコース攻略には苦労しそうです。
何度か行けばだんだん攻略するのが楽しくなってくるコースです。
今でも、2グリーン制ですので若干グリーンは小さめです。
グリーンはちょっと遅いのと小さく砲台が多いので正確な距離感は必要と感じました。

コース内はというと、全体的にフラットな設計で難関コースといった感じではないですが樹木が大きく育っているので木の枝やFWに植えられている木がスタイミーになりちょっと気になります。

値段もリーズナブルでスループランもあります。
お薦めのコースです。

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