股関節と手打ちの関係

ゴルフのスイングは股関節の内旋運動!

どっしりとした下半身の構えとそれを上手く動かすことができれば安定したスイングを生み、飛距離や方向性アップと手打ちや起き上がりを防ぐことができるので、股関節の動かし方を知ることが、重要です。

クラブを振るのは、手ではなく、股間節を上手く使って振っていますか・・?
そして、楽しんでいますか・・?

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「股関節のしくみ」について

股関節は骨盤と足の間の大きな関節で体の重さの大部分が掛かってくることが特徴です。

健康な股関節はとても安定していて、ねじったり大きく動かしても、はずれたりせず、痛みなく歩いたりしゃがんだりできます。
股関節は、歩行時には体重の4倍もの重みを受け、また大きな動きを要求されるため独特な構造をしています。

股関節は、球関節(きゅうかんせつ・ボールと受け皿の関節)として知られており、大腿骨(だいたいこつ)(太ももの骨)の丸い骨頭(こっとう)(ボール)が骨盤の臼蓋(きゅうがい)(受け皿)に組み合わさってできています。

ボールと受け皿の表面は軟骨でおおわれ、股関節のまわりは筋肉や腱に囲まれて補強されています。
こうした組織が股関節を支え、安定した動きを与えてくれるのです。

股関節は、体の中でも人間の動作に深く関わっており、繰り返し使用する部位です。
股関節には、体を安定させたり、関節内で起こる摩擦や衝撃のダメージを減らすための優れた機能が備わっています。

一般的に「股関節」を普段意識することは皆無に等しいでしょうが、実は股関節は体において重要な役割を持っています。

もちろん、ゴルフにおいても同様で、股関節の使い方をマスターしていないといくら練習してもうまくはならないと言い切れるほどです。

これからゴルフを楽しもうとされる方には特に「股関節の使い方」を身につけないと先へは進めないと思って取り入れてみてください。

「股関節の動き」について

ゴルフは老化を防止し、健康をつくります。

病気の予防のためにも、日頃から適度な運動やゴルフを楽しむことによって健康管理に大いに役立ちます。
健康づくりのためのゴルフは、継続が第一。
無理をせず、楽しくが鉄則です。

できれば、カートに乗らず歩くのがゴルフの上達にもつながってきます。

ゴルフをされる方は、この優れた関節を使わない手はありません。

プロゴルファーのドライバーショットは鍛えられた股関節から生み出され、美しいトップやフィニッシュは柔軟な股関節が可能にしたフォームです。
ゴルフにとって最も重要な関節といって良いのです。

股関節は腰のするどい回転力を生み出すスイングのパワーの源です。

股関節を上手く使えているか、いないか確認したい方は、階段登り終えた時にお尻の筋肉が疲労しているのか、もも前の筋肉が疲労しているのか確認してみて下さい。
そして、明確な場所や構造を知って大まかでも良いですので、それがイメージできていると、身体の動かし方が変わっていきます。

股関節は、骨盤と大腿骨の間の関節で、上体の荷重を大腿骨に伝える重要な関節です。
骨盤の外側面の寛骨臼(かんこつ‐きゅう)というくぼみに、大腿骨の上端の丸い頭がはまっていて、あらゆる方向に動くことができるのです。

股関節を動かす筋は、前後左右に配置されていて、直立の際に大腿骨の上に上体をのせてバランスをとる働きがある。

殿部の膨らみを作る大殿筋は、骨盤の後面から起こって大腿骨の後面に停止し、股関節を伸展し、上体を後方に引き上げる働きがある。

その下に隠れる中殿筋は、大腿骨頭の外側にある突出部に停止し、股関節を外転して上体を外側に引き上げる働きがある。

腰の回転力が腹筋・背筋(通称:体幹部といいます)そして両腕へと伝わりながら加速され、最終的にクラブを動かしていきます。

ゆったりとしたきれいなフォームで飛距離の出る方は、股関節を上手く利用し、股関節が上手に働いて、股関節でクラブを振っているのです。

力んだ腕の力を抜くためには股関節の動き、動かし方を会得していたいものです。

「力みの入った手打ちを防止するには」股関節を使う

ゴルフスイングにおいて「力を抜いて打ちなさい」という言葉をよく耳にしますが、あなたはこのことを理解していますか?

ゴルフスイングにおいて力を抜くということは、正しくは「余計な力を抜く」ということです。

そもそも力を入れると、筋肉というものは収縮してしまいます。
つまり、力を入れてしまうと筋肉が縮んでしまい、スムーズな動きを妨げてしまうのです。

スムーズな動きでスイングする為にも、力を入れ過ぎないようにしましょう。

ゴルフは手だけで振ると軌道が安定しないので、ボールをとらえることが難しくなります。

ジャストミートするには股関節を動かすことを意識して、その結果として腕やバットがつられて振られるという感覚が大事です。

チョット昔、ジャンボ軍団がオフの間、野球のバットを振るのを取り入れられて練習に励んでおられるのを見たことがあります。
野球スイングのメカニズムは、ゴルフスイングのメカニズムと同じなんでバットはクラブよりもはるかに重たいので、手先で振り回すことができません。
無意識のうちにしっかりと体を使ってスイングするようになるので、非常に効果的なんです。

ゴルフで手打ちだと手に力が入っているのでダウンスイングでヘッドの先が出てきてしまうので加速しないんです。

一方、下半身主導でスイングすれば、手首のタメが自然にキープできて、バットの先が遅れて振り出されるのでスピードが出るんです。
ですから手の力を抜いておいて、股関節で体をターンするのがコツになります。

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