茎わかめの酢ずけ

茎わかめの「酢ずけ」

茎わかめとは、わかめの‘芯’の部分をカットして加工した食品のことなんです。
昔から一般的に売られてきた「わかめ」は葉の部分で、芯の部分はほとんど食べられることがありませんでした。
その一方、漁師さんの間では、栄養たっぷりの「わかめ」を歯ごたえよく食べられる部分として好んで食べられていたと伝えられていたんですよね。

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「茎わかめ」の部位

めかぶは細かく切られて売られていることが多いので、海藻かな?ぐらいはわかっても元が何なのか知らない人が少なくないのではないでしょうか。
「めかぶ」はわかめの根元にあるひだが多い部分で、春先に胞子を放出する生殖細胞が集まった器官です。
見た目はわかめ(葉の部分)とだいぶ違っていて、わかめより細かくひだがよっていて厚みがあります。

塩蔵茎わかめの戻し方

海の恵みをそのまんま味わえる「茎わかめ」。
味を損なうことのない「塩蔵(えんぞう)」加工をしているので、長期保存ができて、水で戻すだけでいつでもおいしく食べれるんですよね。
さまざまな、お料理に使えるので、献立に困ったときも大活躍なものなんですよね。
レシピによって戻す時間を調整することで、よりいっそうおいしくお召しあがれますよね。

塩蔵とは、塩づけ保存されたものであり、しっかりと水に浸けることで、塩抜き&しわしわした状態から戻すことができるんですよね。

戻し方のコツ&ポイントは、しっかり戻すことが重要なんで、そのことによって塩辛さが抜け、やわらかくなり、お料理にも使いやすくなるんですよね。

戻し方は、すごく簡単なんです。
①まずは、ザルとボウルを用意して下さいませ、使う分量の「塩蔵茎わかめ」を袋から取り出します。
②真水で3~6時間戻します。(サラダは3時間ほど、佃煮などの火を通し味付けをするものは6時間ほどが目安なんです)
③2~3回水を替えましょう。
太い部分は塩分が抜けにくいので、しっかり戻すことで塩辛さが抜け、やわらかくなり、塩分も控えられて、お料理にも使いやすくなります。

加熱調理せず、そのまま和えたりして食べたい方は「湯通し済みの塩蔵茎わかめ」がお薦めなんです。
基本的には、湯がかなくても食べれる状態なんです。
ですが、もう1度、さっと、お家で湯がくのがおすすめなんです。
10秒ほど沸騰したお湯に通すだけでOKです。
そして、ざるにあげて、流水で冷やしたら、水を切りましょう。

※時間は一般的な目安であり、塩分濃度によって、水に漬ける時間を要調整です。
パッケージに、下処理の記載があれば、まず、それを基準としましょう。
戻しすぎるとコリっとした食感が鈍くなるので、気をつけてくださいませ。

茎わかめの栄養素

「めかぶ」も「茎わかめ」もカロリーは低く、ヘルシーな食べ物なんです。
また、「めかぶ」と「茎わかめ」の食物繊維量はほぼ同じであるようです。

数値が大きく違うのは、ナトリウム(人体に必要なミネラルの一種で、浸透圧の調整などの働きをする)、カリウム(人体に必要なミネラルの一種で、浸透圧の調整などの働きをする。
ナトリウムを排出する作用があるため、塩分の摂り過ぎを調節する上で重要)、カルシウム(強い歯や骨をつくるだけでなく、筋肉の収縮や神経を安定させる作用もあります)、ヨウ素(ヨウ素は甲状腺ホルモンの原料)、食塩相当量です。

わかめの部位の違いで含まれる栄養が異なるのは興味深いですよね

「茎わかめ」のおいしい食べ方は?

しゃきシャキした、歯ごたえが良くて「おつまみやおやつ」的な要素いっぱいの商品でお馴染みの、『茎わかめ(くきわかめ)』。
結構スーパーで、めかぶのそばに、お手頃プライスでよく並んでいるんですよね。

しかし実際、調理前の茎わかめを見ると、「どうやって食べるんだろう」と思う方も多くいたはるのではないでしょうか?

まずは湯通ししてから使ってください。(我が家では)
湯通ししたあとは細かく刻んで食べるといいでしょう。
味付けはだし汁をかけて食べたら美味しいと思います。
三杯酢で食べるというのもありだと思います。
わさび醤油をかけて食べるのも一考かと思いますよね。

茎わかめの佃煮

🔶材料
茎わかめ300gに対して 
砂糖 75g(お薦めは、黄褐色で高純度の大粒の砂糖です)黄双糖(きいざらとう・黄ざらめ・ザラメ・中双糖
しょうゆ 75cc (お薦めは、刺身醤油)

🔶作り方
①茎わかめを水洗いして,2~3回水を替え浸け置きします。
そして、さらに一晩水に浸けて塩抜きをするんです。(ただし、寒い時ほど長めがポイントなんです)
潮が抜けていないようでしら、何回か水を替えて、さらに漬け置きをします。
②塩が抜けましたら、2~3cmに切ります。
③鍋に砂糖、しょうゆを合わせていれて、煮立たせます。
砂糖は解けていなくてもOKなんです。(煮汁が少なく感じるかもしれませんが、茎わかめから水分が出てくれるので大丈夫なんです)
④茎わかめを入れて煮汁が半分くらいになるまで中火で煮ます。(焦げ付かないように何回かお玉で底から混ぜましょう)
⑤煮汁が半分ぐらいになったら、弱火にして煮汁がなくなるまで煮れば完成なんですよね。(お~よそ1~2時間位、お好みで、食べはる時に白のすりごまを入れられても茎わかめの緑がさえるかも・・・ですよね)

梅と茎わかめのおにぎりまる子さんのmyレシピブック より) おにぎり好きな方にはうれしい情報です。

「芽かぶ 」の食べ方 のレシピ (cookpad)

レシピ検索No.1/料理レシピ載せるなら クックパッドへ・・・どうぞ・・・

我が家の定番「かぶら漬け」

我が家の「茎わかめ」の食べ方は、「かぶら漬け」に茎わかめを入れた「かぶら漬け」の変形なんですよね。
「かぶら漬け」は、「かぶら」が出回る時期になると家内が作りたくなる一品なんですですよね。

材料
カブ 3個(約600g)
茎わかめ 200g
赤唐辛子 2本
お塩 12g(カブの2%)
ゆずの皮 1/2個
お酢 200cc
お砂糖 80~100g

作り方
①カブラは洗ってから皮付きのまま5ミリ幅くらいの厚さに切ります。
②1に大き目のボールにカブラを入れお塩を入れ全体に混ぜます
平らなお皿を乗せて水の入った小さめのボールなどを重石にして30~1時間おきます。
切ったカブラの厚さによっても時間が変わりますのでお好みの厚さにしてもいいですね。
③塩漬けしてる間に漬け汁のお酢とお砂糖をよく混ぜてお砂糖を溶かしておきます。
④1のボールから水分がでてきたら手でギュッと絞って漬け汁に漬けビンなどの保存できる容器に入れます。
その日からでも食べれますが、2,3日すると色が鮮やかになってきます。
我が家ではすぐ食べてなくなりますが、冷蔵庫で1,2週間は大丈夫です。

アドバイス
我が家のは、少し甘めに仕上げてますがお好みで、お砂糖は控えて漬けて下さいませよね。

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