加古川ゴルフ倶楽部

加古川ゴルフ倶楽部

加古川ゴルフ倶楽部」は、兵庫県加古川市上荘町井ノ口、地区、1957年(昭和32年)に開場。
関西では13番目・兵庫県下でも9番目に誕生した、社団法人に代わる倶楽部組織として株主会員制を採用した日本で最初のゴルフ場です。
「川奈ホテルゴルフ」の大島コースなどの設計で知られる大谷光明氏による同氏最後の設計により完成した古い歴史と伝統を持ち、エチケット、マナーを尊びゴルフを愛する人達の集う倶楽部として発展してきました。
関西を代表するコースとして、国内でも長い歴史を持つ名門コースとして、今でも多くの方に親しまれています。

兵庫県加古川市(かこがわし)
加古川源流

庫県南部の市である。施行時特例市(特例市は、 2000年(平成12年4月)に施行された、いわゆる地方分権一括法により、政令指定都市、中核市に続く地方分権の新たな担い手として創設された都市制度です。これは、一定の人口規模や能力を有する自治体に、暮らしに身近な行政権限をまとめて移譲しようというものです)に指定されており、東播磨地方の中核都市として機能している。

兵庫県の播磨地方の東側に位置し、東播磨の中核をなす。
公共交通機関としては、JR西日本の山陽本線(JR神戸線)と加古川線、そして山陽電鉄の本線が通る。市街地は加古川町一帯(JR加古川駅周辺)・平岡町一帯(JR東加古川駅周辺)・別府町一帯(山陽別府駅周辺)に形成され、人口も3町中心とする南部に集中している。
集合住宅が林立し、重化学工業地帯や大型量販店の激戦区となっている南部と、農村風景が残るのどかな雰囲気の北部とで全く違う景観があり、二面性が見られる。

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「加古川ゴルフ倶楽部」概要

「加古川ゴルフ倶楽部」は、加古川バイパスより約25分、山陽自動車道であれば三木小野インターチェンジから約20分の場所にあります。
大阪から約90分と好アクセスである。

開場40周年を機に倶楽部ハウスを新築し、引き続き平成12年(2000年)、コースの大改造を行い、グリーンの芝も高麗からニューベント・L93に換え高速グリーンにし、18ホールそれぞれが、豊かな個性を競い合っている、戦略性が高いコースに生れ変わりました。
開場50周年にあたる平成19年(2007年)には、関西オープンゴルフ選手権競技(優勝者、山本幸路プロ)を開催し、数あるゴルフ場の中でも高い評価を受けています。

コースには四季を通して様々な草花が咲き、樹生する松の木がコースに彩りと品格をもたらしている。
先代から続く理事長のゴルフ愛が代々受け継がれ、コースセッティングから景観の手入れに至るまで、徹底しておこなわれている。

兵庫県加古川市上荘町井ノ口925
TEL:079-428-2111 
FAX:0794-28-1798
公式サイト:https://kakogawa-gc.jp/
運営会社:山陽開発株式会社

カード:AMEX JCB UC VISA ダイナース MasterCard UFJ 

開場日:1957年(昭和32年)09月23日
設計者:大谷 光明氏 大橋一元氏
    大谷 光明氏(おおたに こうみょう)は、京都府出身の僧侶、法名は「淨如」、ゴルファー、ゴルフ場設計者。
    加古川ゴルフ倶楽部の他、下記のコースを設計されています。
    1928年(昭和3年) – 「川奈ホテルゴルフコース・大島コース」静岡県伊東市
    1929年(昭和4年) – 「名古屋ゴルフ倶楽部・和合コース」愛知県愛知郡東郷
    1940年(昭和15年) – 「東京ゴルフ倶楽部・秩父新コース」埼玉県狭山市
    1952年(昭和27年) – 「箱根湯の花ゴルフ場」神奈川県足柄下郡箱根町
    1954年(昭和29年) – 「大箱根カントリークラブ」神奈川県足柄下郡箱根町

   大橋一元氏は甲南大ゴルフ部出身。ワングリーン化等改造設計。廣野ゴルフ倶楽部西宮カントリー倶楽部芦屋カンツリー倶楽部の改造等。

コース:面積:99万m2 丘陵コース ニューベント・L93の1グリーン レギュラー:6576y
ホール:OUTコース PAR 36 3,522y INコース PAR 36 3435y 18ホール パー72 6957y
コースレート:74.4 (OUT・IN・ベント)

ラウンドスタイル:キャディ付き、リモコン式、乗用カートでのラウンド

練習場

打球場 200Y 14打席 アプローチ練習場、バンカー練習場、パティンググリーン
コース並みの難易度の高いパッティンググリーンの練習もすることができるので、こちらも人気があります。

車の場合

加古川バイパス/加古川ICより10㎞
山陽自動車道/三木小野ICより9㎞
第二神明道路・明石西ICから加古川バイパス・加古川出口へ。
側道を進み、突き当たりを小野方面に右折、堤防上を進み2つ目の信号を左折、上荘橋を渡りすぐ右折しコースへ。
山陽自動車道・三木小野ICからのルートもある。

「加古川ゴルフ倶楽部」コース概要

「加古川ゴルフ倶楽部」は、全体になだらかな丘陵地を利用して、豊かな松の古木に囲まれており各ホールともセパレートされています。
フェアウェイは比較的広いがラフは深く距離と正確なショットが要求されます。
全体的な流れは、1番から9番へ、10番から18番のフィニッシングホールへと調和の取れたレイアウトになっている。

グリーンもコーライからベント芝の高速グリーンに変え、より戦略性に富んだコースに生まれ変わりました。
コース攻略のポイントはアプローチとパッティング。
グリーン周りのアンジュレーションが複雑で、パッティングではラインの見極めに困難を強いられる。
そこに山の微妙な傾斜も加えられ、「見た目は下っているようで、実際は上り傾斜」といった、目の錯覚を用いた巧みな施しが成されている。
ラインを読む際は、ボール側とカップの反対側の両方向から充分に確認すること。
慎重にパッティングに臨まなければ、最後で苦い思いをすることになる。
アウトコース4番、6番、9番、インコース14番には大きな池が配置され、池越えの美しいコースとなっています。
関西を代表するコースとして、国内でも長い歴史を持つ名門コースとして、総じて戦略性に富んだコースで、幅広い層のプレーヤーが楽しめる。

会員制のゴルフ場のため、ラウンドのチャンスがある方はぜひチャレンジしてみてはいかがですか?

OUTコース PAR 36 ヤード数 Back: 3466Y Regular: 3328Y Ladies: 2843Y

アウトは小高い丘陵をうまく利用したレイアウトで、大きなうねりのあるスロープを利用した雄大なコース。
各ホールに特徴があり、フェアウェイの幅も平均50mはあるのでのびのび打てるがラフは深く正確な距離とショットが要求される。
6番、9番は池越えとなっている。

No.9 PAR 3 Back190Y

池越えのショートホール
大きな池が目に入る為プレッシャーのかかるホール、ちなみに池はOB
グリーンが横に細長くグリーンにボールを止めるのが難しい
手前のバンカーはアゴが高く脱出困難、 
奥のバンカーは池に向かっての下り傾斜で恐怖心にかられる

INコース PAR 36 ヤード数 Back: 3435Y Regular: 3248Y Ladies: 2637Y

インコースは、豊かな古木を利用した林間コース。
アウトに比べ少し距離は短いが、戦略性に富んだコースです。
立木もあり、大きなうねりの中に打ち上げ、池越えなどの変化のあるコースであらゆる幅広い層にプレーが楽しめる。

No.18 PAR 5 Back510Y
強烈な打ち下ろしのロングホール
初見の人はスキー場と見間違えるほどの高低差があり、
ティーショットは狙ったところにいきにくい
グリーン手前のバンカーはかなり深く、
多くのプレーヤーを阻む

「加古川ゴルフ倶楽部」感想

「加古川ゴルフ俱楽部」の、クラブハウスはシックな雰囲気で、重厚感があり、老舗の高級感溢れる雰囲気で、特別なゴルフ倶楽部に来たのだと感じるような錯覚に陥りそうになりました。

山陽自動車道の三木・小野ICから車で約15分のところにあります。
山陽自動車道の降り口からすぐのところにあるので、大阪方面や岡山方面からもアクセスしやすい場所にあります。
姫路市内からでも車で40分ほど

従業員の方の接客も良くて、とても楽しくラウンドする事が出来ました。

名門と言われるだけあって、コースメンテナンスやグリーンの手入れが素晴らしく、9フィート以上あるグリーンはかなりの難敵でした。
コースはOUT、INコースの18ホール。
林が連続していて、何度も打球を入れてしまいました。
レギュラーティーからでも6500ヤードを超えるヤード数があり、攻めごたえ十分です。
コースはフェアウェイが広く見えるホールや狭く見えるホールと、メリハリのあるコースレイアウトです。
フェアウエイは狭くはありませんしフラットです。

比較的ストレートなコースが多いですが、ティーショットの落とし所にバンカーが巧みに配置されており、グリーン周りには池も絡むなど、ショットの精度が求められるコースだと感じました。
ティーングエリアからグリーンとピンが見えるコースが多いので、ティーショットは力が入ります。
打ち下ろしのコースも多いので、良いショットが打てた時の爽快感は格別です。
各コースには、第2打がブラインドになるような木々が所々にあり、ドライバーショットから方向の正確性を求められるようなコース設計になっています。

老舗なゴルフ倶楽部によくある、木々の枝がせり出していることなく、バンカーも特に深いわけでもないですが、比較的ハードなコースレイアウトだと思います。
グリーンも高速でプレイヤーを悩ませまると思いますよ。
名物ホールのアウトコース9番の池越えのPAR3は1度はチャレンジして欲しいホールでしたね。


 

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