芝生の3悪人 in ゴルフ②「手打ち」

芝生の3悪人の2人目、手打ちを独断と偏見で記事にしています。

「手打ちはダメ!」「手打ちでは飛ばない」「手打ちだと曲がる」等々、どうやら手打ちはゴルフにとって大敵のようです。

「手打ち」とは「体のターンと腕が同調していないスイング」のことを指していると私は思っています。
まず最初に体のターンがあって、それに同調して腕が振られるのが本来あるべきスイングの姿ですが、手だけでボールをとらえようとするあまり、体のターンと関係ないところで腕が振られてしまっているのが手打ちのスイングと感じています。

私は人の意見に素直に聞ける人間ですが、自己流でゴルフを覚えた時は、まだ若かったので負けず嫌いの性格もわざわいして、ほぼ手打ちのプレイヤーだと思っています。

大きく遠回りしました反省を踏まえて、長くゴルフを楽しみたい方に書いています。

 

 

 

 

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ゴルフに於ける「手打ちとは」・・・?

 

 

ゴルフのスイングを行うときに、腕や腰の回転を行わず、手や手首の力を利用してショットを行うことを指します。

基本的に正しいショットは体の回転を利用して行うので、手の力だけを使うショットは、ミスショットを誘発する原因にもなります。

実際にはプロでも手打ちを行うことがありますが、意図して打っているケースが多く、初心者が真似をするのは避けた方が良いそうですよ。

言葉、通りに解釈するなら、「手の力で打つスイングする事」ですよね。

ゴルフのスイングは手打ちになるとスライスやダフり、トップ、シャンクなど様々なミスが出ます。

そして、本当の意味を理解している人は意外と少ないように思います。
私もそうです。

クラブを手や腕で持ち上げて振るんじゃなくて、体の回転を使って振るのがゴルフの基本で手打ちの本当の意味は「手首をこねるような動き」のことを指しているみたいです。

バックスイングやダウンスイングからフォローにかけて自然に動くリストワークは身体の動きに伴って受動的に動くのが重要なのに、その動きの中で意識的に強引に手を使うのが、やってはいけない「手打ち」なのです。

その解決方法として「体で振れ」「体とクラブを同調せよ」と言わることが多いですよね。

頭ではわかっているけど、体で振ることはなかなかできないのです。

体で打てばヘッドの芯で球をとらえることができるやすいし、真っ直ぐ飛びやすく、飛距離も伸びるのです。

逆に手打ちで打つと、手先だけでスイングを身につけることになるので、

・スイングプレーンがブレやすくなる

・飛ばない

・アウトサイドインの軌道になりスライスする
等々の悪い結果が待ち構えているんです。

 

 

「腕と体の一体感」を保って振る

 

 

正しいアドレスをまず覚え、覚えたら、スウィングでいちばん気をつけることは、腕と体の一体感を保って振る、ということなんです。

プロや上級者は、腹筋や背筋といった、いわゆる「体幹」の大きな筋肉を使って、体をしっかり回して打っています。

腕はその体の回転についていくイメージでスイングされているそうです。

ところが、私を含めてアベレージゴルファーの多くの方は、腕の振りが主体になってしまい、体の回転がまったく使えていない人がほとんどだそうです。

体の回転を使って打つ感覚を身につけるには、例えば、両わきにタオルやヘッドカバーなどを挟んで打つ練習が紹介され効果的とされています。
挟んだタオルを落とさずにスウィングするには、どうしても体を回さなければならないのがわかるはずです。

アマチュアに多いのは、テークバックで右わきのタオルが落ちてしまうケースの場合テークバックを手だけで上げてしまい最初から手打ちになっているのです。

そして、フォローで左わきのタオルが落ちてしまうケースです。

右わきのタオルが落ちるのは、クラブを手で担ぎ上げている証拠。
左わきのタオルが落ちるのは体の回転がインパクトで止まってしまって、その後、腕だけでフォローを出しているということです。

一体感を持てないアマチュアゴルファーの多くの人は、スイングの最初の動作であるテークバックで、すでに一体感を失ってしまっているケースが多いいんです。

そこで、テークバックでしっかりと一体感を感じて持てていれば意外とスイング中はこの一体感を継続できるのです。

 

 

「手打ちスイング」から脱却するには

 

 

左肩~左手~シャフト~クラブフェイスの「一直線の関係」をアドレスの時から維持してスイングすれば問題ないようです。

ゴルフスイングの基本は、「クラブ、腕、肩の三角形」を意識してスイングをします。
この「三角形」をキープすることで、クラブと身体が同調していきます。

プロや上手いゴルファーは、ほぼ例外なく、構えた時に右肩が左肩よりも若干ですが、下がっている形で構えています(右利きの場合)。

一方、多くのアマチュアは、右肩の位置が高く、背骨は地面と垂直になっている方も多いのです。
右肩の位置を高く、背骨を地面と垂直にして構えると、回転しても、右足に体重を乗せることが難しくなります。

後は左肩が起き上がらない(つまり開かないように)ように、腰の遠心力を使ってスイングできれば「手打ちスイング」からおさらばできますよね。

 

アプローチやパターも「脱手打ち」スイングです。

アプローチの距離が合わないとかパターも距離が合わないとか悩んでいるケースも同じです。

手で操作してインパクトの強さを調整して距離をコントロールしている人も多いかと思いますが、毎回ほとんど同じ位置に打つことってできないですよね。

これも、しっかり左手首を固定してあげて肩の回す量(よくいう振り幅)で距離をコントロールしてあげると決まった距離に打ちやすくなります。

手でインパクトを強めたり弱めたりするのはよくないのです。

 

 

 

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