砲台グリーンはどう攻めます・・・?

砲台グリーンはどう攻めます・・・?

「砲台グリーン」とは、グリーンもしくはその周辺部分だけが盛り上がって高くなっているグリーンのことなんですよね。
日本のコースでは、中日クラウンズが行われる名古屋ゴルフ倶楽部和合コース。
男子ゴルフの「フジサンケイクラシック」、女子ゴルフの「フジサンケイレディスクラシック」が開催されています川奈ホテルゴルフコース 富士コース。
川奈名物17番の砲台グリーンは、落としどころによっては急斜度の崖下へ落ちてしまうアーメンホールが有名ですよね。

フラットなグリーンだとそこそこ寄せられるのに、砲台グリーンになると途端にアプローチが下手になるという人は多いですよね。
寄せるどころかグリーンに乗らないことまであるんですよね。
だいたいが、打ち上げホールなので、つい力んでアッパースイングになるようにも、仕掛けられたホールなんです。
無事ティーショットをクリアしても、砲台グリーンで、そして、左右のバンカーに守られています。
グリーンの奥は、打ち上げの難しいアプローチが残るホールが多いんですよね。
また、距離や方向性がブレると、球が転がり落ちて打ち上げのアプローチが強いられる厄介な砲台グリーンなんですよね。
とにかく乗せるためには、どこを狙えばよいか悩みますよね。

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砲台グリーンの攻略法は距離感をつかむこと

砲台グリーンの攻略には、基本的に距離感が重要になってきますよね。
いつもより高いところにグリーンがあるため、どうしてもアプローチのときに高い打球を打とうと意識してしまいがちになります。
その結果、ボールをすくって打つような打ち方になり、手前の地面に当たったり、トップしたりしてしまいます。

ボールは自然と上がりやすい状態にありますので過度に意識せずいつも通りのアプローチを意識して頑張ってみてくださいませ。
特に上り傾斜に向かって打つ場合は、いつもより大きめの距離感で打っていくといいと考えますが・・・いかがでおますか?

あまり経験したことは、おませんが、砲台の斜面部分が全面ラフなら、ワンクッションは使えないので球を上げないといけないと言われています。
その場合はまずボールのライの見極めが鍵となるらしいですよね。
球を上げるときは2つの打ち方があるんですよね。
ボールが沈んでいたらフェースを開いて少しカット軌道でヘッドを上から入れて球を拾います。
いわゆる普通のロブショットなんです。

でも実際は沈んでいるように見えても、ボールと地面のあいだに隙間がある場合が多いので注意が必要なんですよね。
この場合だとロブショットだとヘッドがボールの下を潜って“ダルマ落とし”になっまうから、アッパーブローに打つのが正解なんですよね。
フラッグに当てるイメージでちょうどいいですよ。
アプローチでアッパーブローに打つには、ボールを左足寄りに置いて手元はセンターにセットして、少しハンドレイトになるように構えます。あとは手前の芝からザザーッとソールを滑らせて打てば、アッパーになりますよね。

球が沈んでいる…フェースを開いてコックを使って上から当てる

ボール位置はセンターでフェースを開いて構える。
そして、コックを使ってテークバックして、ややアウトサイドイン軌道でヘッドを上から入れていくと、沈んだボールを上手く拾えると思いますよね。

球が浮いている…ハンドレイトに構えてボール手前からザザーっと打つ

ボールは左足かかと内側に置いて手元は真ん中に構えればハンドレイトぎみになりますよね。
ヘッドをボールの手前からザザーっと滑らせていけば、最下点を過ぎて球に当たりやすくなります。


奥田靖己プロは、下がラフでなければフェースを少し開いてピンフラッグの上を狙って、ボールにどこへでも行ってしまんかえと言って打ったこともあるそうです。
普段、練習場でフェースを開いて打つ練習も効果があるように思いますよね。

砲台グリーンこそ「手前から攻める」が鉄則

ゴルフの最終の目標はグリーンにあるカップに入れることなんですが、そのカップのあるグリーンは真っ平という訳ではなくでこぼことしたアンジュレーションがありますよね。

上り坂ではいつもより強く打たないと届いてくれませんしね。
下り坂だと触っただけで転がり過ぎてカップを超えてグリーンから出てしまう事もあったり、さらには左右に曲がること多く真っ直ぐストレートに打てることの方が少ないですよね。

そんなグリーンのアンジュレーションの中でも最も難しいと言われているのが、山のような形状で上りの頂上にピンフラッグが立っている砲台グリーンなんですよね。
狙いが手前過ぎるとランが出ずショートし、少しでもオーバー目に打つと転がり過ぎて大オーバーになったりしてしまいます。

このグリーンではアプローチショットが少しでも強いとボールが奥に転がり落ちてしまいますし少しでも弱いと手前に転がり落ちてしまいます。

こうなるとグリーンを行ったり来たりしてスコアも大きく落としてしまいます。

この難易度が少々高い砲台グリーンでとにかくミスを最小限に抑える対策があれば心強いですよね。


うちあげの打ち上げのアプローチの場合ボールを真上に上げたピッチショット打ちたくなりますが、万が一カップをキャリーでオーバーしてしまった場合、下り斜面に着弾しそのまま下りのラインに乗ってカップから離れて行ってしまうどころか、最悪グリーンからこぼれ落ちてしまう可能性がありますので、基本的には少し低めの弾道で手前から攻めることが基本となります。
そんなこんなで、砲台グリーンはピンの位置にかかわらずに、キャリーで手前狙いに徹することが重要とも言われています。

砲台グリーンの手前1/3に落とせばグリ-ンオーバーは消せる

砲台グリーンは、手前1/3のグリーンエリアにキャリーで運んでおけば、大たたきのミスは減るんですよね。
プレーヤーの技量や持つ番手、そしてグリーンの状況などによって違いはあるんですが、狙い通りの手前、1/3にバウンドさせてピタッと止まることもあるし、センターやグリーン奥までコロがることもあるでしよう。

アプローチの打ち方として
左足体重を強くする(目安8:2)
右足(つま先)寄りにボール置く
フェースは開かない
といった3つのポイント意識するといいでしょう。

皆さんも砲台グリーンでのミスを最小限に抑えるためにこの3つのポイントをしっかり押さえておきたいものですよね。

ピンがグリーンの奥に切ってあってグリーンオーバーすると、奥からのアプローチがグリーンエッジから近い打ち上げになり、グリーンが下り傾斜、そして左足下がりなどの、止まらないいやな条件がオンパレードで押し寄せてきますよね。
だから、何としても絶対の避けたい状況が待っています。
ですので、グリーンの手前1/3に落としておけばすぐに止まってもOKで、センターまで行ってくれれば、もっけ文で、2パット県内も可能になりますよね。
上手く奥まで転がってくれれば「べたピン」もありですよね。
また、ピンの位置がセンターだったら、グリーン手前に着地してセンターまで行ってくれればワンピン以内に着くし、手前か奥で止まってしまっても3パットのリスクは減ってきますよね。

ピンが手前の時は、狙いを少し奥へ

砲台グリーンで最も難しいピンポジションは「手前にセット」してある時なんですよね。
この状態の時は、どうしても手前のギリギリを狙いたくなりますよね。
上手くヒットできればいいのですが、当たりがちょっとでもズレたり薄かったりすると、当然と届いてくれませんよね。
そして、フロントエッジ周辺は左右が絞られていますので方向性もぶれたり、ズレたりすると、こぼれやすい。
ので、結果としてグリーンの手前に外すと、ショートサイドの打ち上げの、厄介なアプローチが残ってしまいがちになりますよね。
つまりのところ、ピンが手前の時は、グリーンの手前付近からセンター寄りが落としどころになりなりますよね。
そこら辺に落ちてセンター付近に止まればラキーカムカムですよね。
もし止まらなくても奥までコロコロ転がっても、届かずにショートするよりかよっぽどましでしょね。
砲台グリーンは距離を多めにとってみなくてはならないし、ボールが斜めの所に、着地するので止まりずらくなりますよね。
グリーンセンターに落としても、ランが出やすくグリーンオーバーする可能性が高くなるから「砲台グリーンは、とりあえずセンター狙い」安直に考えがちで、安易に攻めるのは、ピンチを招きますよね。

 


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