鳳鳴カントリークラブ
「鳳鳴カントリークラブ」は、兵庫県篠山市立金、地区に1978年(昭和53年)開場。
東コース・中コース・西コースの3つのコースから編成され、丹波篠山の雄大な自然に囲まれた戦略的で変化に富んだ丘陵コースです。
丹波篠山市
丹波篠山市(たんばささやまし)は、兵庫県中東部に位置する市。
2019年(令和元年)5月1日に篠山市(ささやまし)から変更された。
住民の方々には色々思惑が重なり、紆余曲折があったようです。
東西30km、南北20kmのやや長方形で、広さは377.61km2で県内第8位、兵庫県域の約4.5%を占めており自然環境の豊かな地域である。
地目別にみると農地48.8km2、宅地8.36km2、山林207.63km2となっており、四方を山に囲まれ篠山盆地を形成し、市の中心部は盆地内に位置する。
気候は盆地特有の寒暖差が顕著で冬季の寒さは比較的厳しく、夏は高温・高湿であり、いわゆる内陸性気候に属する。
盆地特有の寒暖差を生かした丹波黒大豆の生産が全国的にも有名となっている。
一方で山林の多くは杉・檜などの植林となっているが、木材価格の低迷や後継者難から主要な産業とはなっていない。また、秋から冬にかけては盆地特有の濃い霧が発生する日が多く、低い山(盃ヶ岳など)からでも眺められる雲海は「丹波霧」とも呼ばれ名物にもなっている。
「鳳鳴カントリークラブ」概要
「鳳鳴カントリークラブ」のクラブハウスは、歴史を感じる事ができるレトロな建物で兵庫だけでなく、大阪、京都にも隣接し、アクセスも便利なロケーション。
多紀連山に悠然と広がるゆとりの27ホールは、四季折々の景観と自然を巧みに取り入れた大胆なコースレイアウトとなっています。
自然を生かしたレイアウトの美しさ、万全な仕上がりのベントグリーンは大きくて、微妙なアンジュレーションが魅力です。
4月になるとコース進入路の桜が絶景の兵庫県丹波篠山の隠れ名門コースの27ホールです。
兵庫県篠山市立金55-2
TEL:0795-58-0316
FAX:0795-58-0941
運営会社:浪速企業㈱
公式サイト:https://www.houmei.cc/
カード:JCB VISA MASTER ダイナース アメックス
開場日:1978年(昭和53年)8月24日
設計者:福井八十八氏 福井 正一氏
設計者の福井八十八氏は関西で下記のコース
奈良 吉野カントリークラブ 1976年(昭和51年)開場
兵庫 姫路カンツリー倶楽部(現在、姫路書写ハートフルゴルフクラブ) 1958年(昭和33年)開場
を設計されています。
面積:162万m2 山岳コース ベント(ペンクロス)1グリーン
コース:東コース 9ホール パー36 3,236Y 中コース 9ホール パー36 3219Y 西コース 9ホール パー36 2939Y
コースレート:71.4(東・中・ベント) 70.4(西・東・ベント) 70.2(中・西・ベント)
フェアウェイ:コーライ ラフ:ノシバ バンカーの数:71 池が絡むホール数:5
ラウンドスタイル:セルフプレー 自走式・乗用カート(5人乗り)
ラウンドコース:
東コーススタート→中コース
中コーススタート→西コース
西コーススタート→東コース
開場時間:通常:6:00~
宅配会社:ヤマト運輸
練習場
打球場 30Y 12打席 アプローチ練習場 パティンググリーンあり
車の場合
舞鶴若狭自動車道/丹南篠山口ICより23㎞
丹南篠山口ICから国道372号線を亀岡方面に向かい、西野々バス停を左折しコースへ。
京都縦貫自動車道/千代川ICより26㎞(35分)
京都からは、京都縦貫自動車道・亀岡ICから国道372号線で篠山に向かう。
池田から国道173号線で天王トンネルを経て、福住で右折し国道372号線に入る。
「鳳鳴カントリークラブ」コース概要
「鳳鳴カントリークラブ」は丹波篠山の斜面を切り開いており、大自然に広がるフラットなホールが多く、各ホールとも個性的な設計となっている。
フェアウェイは広く、変化に富んだ構成が魅力の一つで自然の美しさを楽しみながらプレーを満喫する事が出来るのも魅力です。
ややトリッキーな東コース、景観の美しい中コース、短めの西コースと変化がある。
自然を生かしたレイアウトの美しさの中、フェアウェイにはそれほど起伏が無くプレーしやすく万全な仕上がりのベントグリーンでのプレープレーヤーの熱き思いにお応えします。
東コース 9ホール パー36 ヤード数 Back: 3236Y Regular: 3054Y Ladies: 2496Y
山岳コースでありながら、フェアウェイがフラットで雄大かつ豪快なホールとテクニックを要するトリッキーなホールが巧みにミックスされている。
右ドッグレッグのロングホールの6番ではティショットの距離が欲しいホールと8番のパー3がスコアメイクのカギとなる。
No.6 PAR 5 Back514Y
名物ホールのひとつ。
打ち上げ、右ドッグレッグと 第1打はプレッシャーがかかる。
長距離ヒッターは右目から。
距離の出ない方は、フェアウェイ中央へ。
中コース 9ホール パー36 ヤード数 Back: 3219Y Regular: 3075Y Ladies: 2650Y
多紀連山の眺望が美しく、東同様フラットですが個性的なホールが多くあり、魅力となっています。
フェアウエィの狭いホールが多いので、安全地帯を探してプレーすることを頭に入れてプレーしたいものです。
7番のロングホールはフェアウェイ左の中央に池があり、2打が池越えの屈指の難ホールです。
9番も面白いミドルで第2打は右側から攻めないとピンが見えません。
No.7 PAR 5 Back577Y
鳳鳴カントリー1番の名物ホール。
ティショットは豪快に。
2打目の方向はきっちり定めてショットしてください。
西コース 9ホール パー36 ヤード数 Back: 2939Y Regular: 2740Y Ladies: 2164Y
距離が少し短めながら変化に富んだレイアウトが施されているため、ショットの方向性と的確な読みが試されるコースと言えます。
変化に富んでいるコースなので人気を呼んでいます。
谷越えの多いコースですので、前傾姿勢をいかに保ってショットできるかが鍵になりそうです。
間違っても、飛ばそうとしないことが重要な要素です。
ショートホールが2番・4番・7番 ミドルホールが3番・6番・8番 ロングホールが1番・5番・9番 各3ホールずつ、計9ホール パー36のコースレイアウトです。
No.4 PAR 3 Back189Y
打ち下ろしのショートホール。
右のOBにご注意。
「鳳鳴カントリークラブ」感想
「鳳鳴カントリークラブ」は丹波篠山の山中にあるゴルフ場です。
アクセスについては細い道を入ったり(車は充分通れます)秘境といった趣きもありますが、コースは東・中・西コースの27ホールで運営されています、どのコースも特徴があり楽しめます。
年季を感じますが、落ち着いたクラブハウスでゆったりできました。
「鳳鳴カントリークラブ」は良い評価される方、無茶苦茶悪く言う方、適当に言う方、人それぞれです。
広々としたホール、トリッキーなホール、谷越えのスリリングなホールが混在する、本当に飽きる事なく、いつラウンドしても面白いゴルフ場。
と私は思っています。
この厳しいゴルフ環境の中で、懸命に企業努力されているゴルフ場です。
あまり広くなく、さほど狭くもなく、距離もほどほどで広くお勧めできるコースだと思います。
受付の方を、はじめとしてスタッフさん達もハキハキと親切な方が多く、設備関係は古さが見られますが、それを補って余りある魅力を感じます。
全体の感じとしては思っていた以上にフェアウェイの落としどころも広く、メンテナンスもしっかりされていたと同伴者にも好評でした。
トリッキーなホールも多くありますが、グリーンも読みにくいし難しいコースだと思う。
距離は短めですが戦略性がありとても楽しめました。
概して狭めでグリーン周りも含めて余裕はなく、打ち下ろしや谷越えが目立つ、いわゆる山岳コース。
ロングホールがサービスホールと感じたので、ロングを上手く攻めれば、高スコアが出そうなコースかな・・・?
バンカーも場所によってはアゴが高いので、慎重なプレーが要求されます。
横長のグリーンで、真ん中に尾根があり、グリーンが早くグリーンが読みにくく、てこずりました。
コースマネジメントの観点からクラブ選択を迫られることが多いので、戦略性があるとも言える。
アベレージゴルファーの方は、幅は狭く、距離はそこそこといった感じで、プレーを楽しむことができますが、長距離ヒッターの方は突き抜けや少し曲げるとOBとなります。
飛ばし屋さんには、おすすめできませんが、その他の方には、リーズナブルな料金で楽しめる、お薦めのコースです。
狙って打っていくことができれば、楽しめるコースかと思っています。
好き嫌いに分かれる、コースの感じがしました。