「グランデージゴルフ倶楽部」には、美しく絡む池とクリーク、蛇行したバンカーが忘れないドラマが待っているゴルフ場で、開場は1992年(平成4年)、過去に「日本プロゴルフ選手権」や「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」が開催された丘陵コース。
吉野山(よしのやま)
奈良県の中央部・吉野郡吉野町にある吉野川(紀の川)南岸から大峰山脈へと南北に続く約8キロメートルに及ぶ尾根続きの山稜の総称、または金峯山寺を中心とした社寺が点在する地域の広域地名である。
古くから花の名所として知られており、その中でも特に桜は有名で、かつては豊臣秀吉が花見に来た事がある。
現代でも桜が咲く季節になると花見の観光客で賑わう。
地域ごとに下千本(しもせんぼん)、中千本(なかせんぼん)、上千本(かみせんぼん)、奥千本(おくせんぼん)と呼ばれている。(ウィキペディアより)
「グランデージゴルフ倶楽部」概要
「グランデージゴルフ倶楽部」のクラブハウスは、吉野の雄大な景色にふさわしい大屋根が目立つ斬新なデザイン。
内部は、木や石を多用し、丸い柱はまるで、吉野の杉を連想させる地良い空間が広がります。
各ホールはフラットで160個のバンカーと大小の池が待ち受ける。
戦略性が高く、景観が素晴らしいコースを、経営母体である「大阪金剛製砥株式会社」が新たなゴルフ場建設に向け、関連会社である「スポーツネットワーク・ジャパン株式会社」により、1992年(平成4年)10月1日、27ホール規模のゴルフ場が開場。
その後、2004年(平成16年)1月16日、「大阪金剛製砥株式会社」と「スポーツネットワーク・ジャパン株式会社」の2社が、民事再生法を申請。
2005年(平成17年)5月、スポーツネットワーク・ジャパンより「グランデージ株式会社」に営業譲渡され、「株式会社Gエンタープライズ」によって運営されている。
奈良県吉野郡吉野町色生810-1
TEL:0746-35-7788
FAX:07463-5-7777
開場日:1992年(平成4年)10月01日
設計者:服部 彰氏 (監修)島田 幸作プロ
公式サイト:https://www.grandage.co.jp/
カード:AMEX BC DC JCB UC VISA ダイナース UFJ
コース;
ラウンドスタイル:キャディ・セルフ選択可 キャディの人数に応じてキャディ付きとし、それ以外はセルフ。
セルフもリモコン式・電磁誘導カート(5人乗り)使用。
コースレート:73.9(North・East・ベント)/74.1(East・West・ベント)/74.8(West・North・ベント)
【練習場】
広々としたドライビングレンジ。正会員様は芝打ち可
打球場:250Yヤード 14打席(ドライバー使用可) アプローチ練習場・バンカー練習場 パティンググリーン
南阪奈道路/葛城ICより30㎞(50分)
南阪奈道路経由大和高田バイパス終点交差点「縄手」を左折、1つめ信号を右折直進。
4つ目信号を右折後次の信号左折直進。
3つ目信号を右折「新鹿路トンネル」通過後2つ目信号左折直進。
「中竜門トンネル」手前側同道右へ。
途中、案内標識も多くわかりやすい。
「グランデージゴルフ倶楽部」コース概要
「グランデージゴルフ倶楽部」は「Eコース」「Nコース」「Wコース」の3コースからなっており、美しい景観と戦略性に富んだコース設計で、プレーするゴルファーを魅了し続ける名門ゴルフ場です。
巨大な池や蛇行するバンカーが特徴の「グランデージゴルフ倶楽部」。
「戦略性と景観美」が融合された丘陵コースです。
フラットな地形の中に、そして長く蛇行したバンカーや美しい池とクリーク、マウンドが数々と配置されており、手ごたえを感じる事、間違いなしです。
自分の腕と運が試される、ゴルファー心理をふんだんに計算された、戦略と景観の27ホールにチャレンジしてみませんか?
高級なゴルフ場だけあって、すべて綺麗に手入れされていて、特にグリーンの手入れはピカイチ!
超高速グリーンを初体験をしてみてください。
いつものコースではほとんど手前で止まるパットが、ここではすべてオーバーラン。
しかも1m以上離れてしまい、かなり苦戦されると思います。
コースのおよそ17パーセントが水と砂が占めるというタフなコースレイアウトは圧巻で、ゴルフ場では見たこともない大きな池や、どこまでも続くビーチバンカーなど、スケールの大きさに驚きます。
池やクリークのプレッシャーが効いているので、番手選択や刻みが必要。
また、グリーンが大きく速いので、乗せるだけでは苦しい。
風を気にしすぎて、強くインパクトするとスピンが効きすぎてショートしてしまう場面も。
本当は風に負けない球を打つには、低い弾道のボールを打たなければならないのに。
ゴルファーの心理さえも計算に入れたかのように、心憎いまでの細やかさでレイアウトがなされている感じがします。
手ごたえを感じるコースとは、まさにこんなコースのことかな。
自分の腕とコンディションと多少のツキも頭に入れて、さて今日はどんなドラマが待っているのだろうか。
美しいアンジュレーションも緑鮮やかな木々も、さわやかな風さえもゴルファーを惑わせるかもしれません。
一度は、プレーされるのをお薦めします。
(East) 東コース PAR 36 ヤード数 Back: 3336Y Regular: 3095Y Ladies: 2569Y
自然の地形が生かされたコースなので、木立が多く残り、景観が美しく、最も難易度も高く、凝ったバンカーの配置が特徴的です。
フェアウェイでも平な場所がないくらいなので、2打目以降のショットの正確性が重要になります。
No.5 PAR 4 Back380Y
名物ホールは、パー5の4番で、まるで白い大蛇のように、フェアウェイ手前からグリーンまで
延々とバンカーが続いています。
バンカーはフェアウェイを横切り、グリーンも取り囲んでいるため、
最後までゴルファーを悩ませるでしょう。
ただし、グリーンは比較的なだらかでオンしやすいと言えるでしょう。
第1打はそれ程難しくないが、グリーンが2段になっているため、
ピン位置によっては第2打が難しい。
2段グリーンの落差が激しいため、パッティングには要注意
(West)西コース PAR 36 Back: 3221Y Regular: 3012Y Ladies: 2552Y
Wコースは池とクリークが美しく絡む,庭園のような趣です。
どのホールも池・バンカーが巧みに配置されているので、距離を考えたクラブ選択と次のショットを考えて、ボールの落とし所をよく考えましょう。
どのホールもコースマネジメントが重要になります。
また、グリーン設定が高速に設計されているので、パッティングのタッチが重要になります。
難攻不落のコースにはなりますが、攻め甲斐のあるコースです。
No.5 PAR 5Back499Y
少し見えにくいが、
ティ左横の池がクリークとなってフェアウエイを横切り、
グリーン奥まで続く。
恐れず左から攻めていけば、
第2打の池越えも難しくない。
(North)北コース PAR 36 ヤード数 Back: 3264Y Regular: 3069Y Ladies: 2588Y
ドッグレッグホールが多く、3番・8番・9番は池越えホールになるので池に入れない事を第一に考えましょう。
3ホールが巨大な池に絡み戦略性が高くなっていて、名物の大池に3ホールが絡む。
No.8 PAR 3Back131Y
池に突き出たティーから眺めるとグリーンは浮島のよう。
大胆な攻めが可能だが、乗せどころによっては難しい。
乗せたあとが肝心。
「グランデージゴルフ倶楽部」感想
「グランデージゴルフ倶楽部」のクラブハウスは、吉野の雄大な景色にふさわしく、遠くからでも目立つ芸術的な大屋根が目立つ斬新なデザインのクラブハウスの入り口が迎えてくれます。
木や石を多用した館内は、静かで落ち着きがあり、とってもオシャレで高級感があり優雅な気分にさせてくれます。
コースですが、広大で美しい絶景を楽しみつつ、池・クリークや蛇行したバンカーが絡み合っています。
木に囲まれ存分な自然を生かされた難易度の高い、9ホールのEコース、距離が長く大きな池も絡む戦略的な、9ホールのNコース、全体的にフラットだが要所要所に池・バンカーが配置された、9ホールのWコース。
アメリカンスタイルの全27ホールで設計されています。
アップダウンが少ないので非常にまわりやすいコースでした。
各コースのグリーンは早くアンジュレーションがきつく、グリーンも速く狙い所も決まっているため一つミスをすると取り返すのに苦労しますが、自分自身の技量を試すことが出来るので腕に自信のある方はおすすめです!
また、高低差のある三段グリーンや、ほぼフラットな場所がないので乗せる場所によっては3パットは確実・・・?な!
巧みに自然豊かさが取り入れられており、随所にバンカーやクリークがあり、距離もたっぷりあります。
コースの至る所にバンカーがありグリーン回りのバンカーは特にアゴが高く入れてしまうと厄介です。
グリーンは高速に近く、フェアウェイはきれいに刈り込み手入れが行き届いています。
ラフは適度な具合にグラスが延びていて、これぞツアーゴルフコースといえます。
池やバンカーのハザードが多いので落としどころによってはスコアに大きく影響してきます。
コースのおよそ17パーセントが水と砂が占めるというタフなコースレイアウトは圧巻で、ゴルフ場では見たこともない大きな池や、どこまでも続くビーチバンカーなど、スケールの大きさに驚されます。
バンカーの中にカート道があったのが印象的です。
池とバンカーをちりばめた戦略的なコースはとても面白いです。