「アプローチ ショット」が
上達するヒント!
アプローチで、初心者ゴルファーはグリーンの周りを行ったり来たりして、なかなかグリーンに乗せらないということはよくあると思いますよね。
特にカップが見える20~30ヤードの短い距離。
フルショット出来ないですし、弱く打つとダフったりトップになったり、力の加減が難しんですよね。
見栄と欲があいから絡まって、大変なんですよね。
そんなゴルフ初心者が苦手とするアプローチショットなんですが、実はコツがわかっていると意外と簡単に打てるようになるんですよね。
アプローチはピンに寄せることが目的なんですので、無理にカップインを狙わなくてもいいんですよね。
ワンパットで入れられるところまで寄せられると最高でしょう。
そう思いませんか?・・・・
花道からのアプローチショット
実は苦手にしている人が多いのが花道からのアプローチショットなんですよね。
きれいに刈り込まれた芝の上だからこそ、きっちりピンに寄せたいという見栄と欲くがどうしても強くなるんですよね。
あなたは大丈夫でおますか?
そこで、得意なクラブを見つけることが花道アプローチの確率を上げる
①アプローチでは得意なクラブを作っておく
だれでも構えた時に寄せたいと感じる状況です。このとき、大切になるのが番手選びになります。自分の得意クラブがあればそれがベストで、自分の弾道がイメージできれば寄せやすくなります。
今、私はピッチングウェッジと52度と58度を持っています。これで3回試しにアプローチをしてみます。ピッチングウェッジだとエッジに落ちてから転がっていくイメージ。52度であればエッジから2〜3ヤード入った所にキャリーさせて、そこから転がしていくイメージになります。打ち方は変えません。58度ではエッジから5〜6ヤードにキャリーさせて寄せていく感じになります。
この3パターンを練習してみて、自分が一番寄せやすいと感じたクラブを覚えていくことが大切です。例えば58度が好きであれば、ボール位置を少し右足寄りにおいて、ロフトを立てることで52度と同じような弾道で寄せていくことも可能になり、寄せのバリエーションを増やすことができるようになります。得意クラブを作ることが非常に重要になるのです。
このような比較的イージーな状況でのアプローチを、様々な番手や打ち方で練習することが大切です。そこから確率の一番高い選択を出来るようになりましょう。
②基本姿勢は「左手を上からセットしてワキを締める」
まずはアドレスの段階でダフリやトップが出にくい構えを作ることが重要なんですよね。
ライが良い時ほどきれいにヘッドを入れようとして、その結果、インパクトで合わせにいって緩んでしまうことが多くなるんです。
緩まないインパクトを作るためには左ワキを締めて構えると良いと考えます。
アドレスの時に左腕を胸の上にのせるようにして上からセットすると、締まったアドレスを作ることができやすくなるんですよね。
その時、体と腕に一体感があるアドレスが理想なんですよね。
③テークバックよりフォローを大きく
インパクトで緩まないようにするためのコツは、テークバックよりもフォローを大きくすること。アプローチの振り幅は5対5だと思っている人が多いが、それではインパクトで緩みやすくなる。インパクトはヘッドが加速しながら迎える必要があり、そのためにはフォロー側を大きくすると良い。振り幅の割合は、テークバック4に対してフォローが6くらいのイメージだ。
フォロー側の割合を大きくしておくと、ボールに当てにいく動きがなくなり、インパクトが通過点になる。
④チャックリを怖がらず、ボールの手前にヘッドを下ろそう
スイングはボールを上げようとしたり、上から打ち込まないこと。手首を使って打つ人は鋭角に入りやすいので、アドレス時に肩と腕でできた三角形の位置関係を崩さず振りましょう。腕の付け根が体にピタッと着くよう両ワキを適度に締めるイメージです。打ち急ぐと位置関係が変わるので、ゆっくり上体を回すことも大切です。特にダウンスイングから打ち急ぐ人が多いので、バックスイングと同じスピードでクラブを下ろすよう心掛けなければいけません。
ボールをクリーンに打とうとしない
インパクトはボールをクリーンに打とうとせず、アバウトでかまいません。バンスが活かせる構えができているので、ボール1個分くらい手前に入ってもソールが勝手に滑ってくれます。この打ち方なら苦手意識は無くなるのではないでしょうか。
ちなみにピンまで距離が残っている状況であれば、PWや9Ⅰ。ボールがエッジやカラーに近ければUTを使うのも有効です。
アドレスに戻るイメージで振ればヘッドが手前に下りても心配なし。バンスが効いてエッジが刺さらないのでチャックリしません。
⑤肩と腰のラインの傾きを揃えれば安定感が増す
手先でボールに当てにいった時に出る間違った動きの典型が、肩のラインと腰のラインがバラバラになること。こうなると、仮にうまくボールにヒットできたとしてもスピン量が安定しないため、距離感が合いにくくなる。基本となるピッチ&ランでキャリーと転がりを安定させるには、肩と腰のラインを常に平行に保ちたい。これにより体の回転で打てるようになる。
肩と腰のラインが平行に揃うのは体の回転を主体にスイングできている証拠。このラインが崩れると入射角はバラバラになる。
腰と肩のラインが平行になっていると前傾角度がキープできるので入射角が一定になる。結果、スピン量が安定する。
左足上がりの花道からのアプローチの基本
ゴルフの基本は100切りする人に限らず、ミスの確率が一番低いクラブでリスクを回避しながら、いかに少ない打数でホールアウトするかを考えること、なので、アプローチの基本は、ミスを最小限にとどめるために、パターでの転がしを第一に考え、その次にランニングアプローチ(転がし)でいけるかどうかを確認し、グリーンまでの距離がある場合やボールとグリーンの間にバンカーがある場合は、ピッチエンドランを選択しましょう。
花道からのアプローチは左足上がりの傾斜になっていることが多く、不安定な体勢からのショットを苦手としているゴルファーも多いはず。
そこで基本となる姿勢や打ち方はもちろん、上げて止めたい時、飛距離を出したい時など、いますぐに役立つテクニックを記事にしてみました。
左足上がりのアプローチは傾斜に逆らわずに立つことが基本なんですよね。
傾斜に逆らわず立つことで、左足に自然に体重がのるんですよね。
花道はやや左足上がりになっていることが多いんです。
日本のゴルフ場は・・・
ここで傾斜に逆らうように立ってしまうと、ヘッドが上からガツンと入りやすくなり、飛んだり飛ばなかったりというミスが起こるんですよね。
左足上がりは傾斜なりに構えるのが正解なんです。
自然に右足体重になるはずで、そのままの状態でスイングしましょう。
無理にボールを上げようとしなくても、傾斜なりに打てば勝手にボールも上がってくれるんですよね。
傾斜に逆らって立つとヘッドが上から入って出球が強くなるので、飛距離のコントロールが難しくなります。
【左傾斜】ボール位置を右にするだけで入射角が鋭角になり、出球が低くなるるんですよね。
低く打とうとせずに傾斜なりに振ることだけを考えてアプローチする。
【右傾斜】ボール位置を左にするとアタックするアングルが大きくなり高さが出やすくなるんですよね。
すくい打ちにならないように注意しよう。
ピン位置はエッジから近かったり遠かったりと様々に設定されていますが、打ち方を変えるのではなくボール位置で球筋を変えようとしてください。
例えばピンが近くて、ふわりと柔かいボールを打ちたい時はスタンス中央よりも左足寄りにボールを置いてみる。
逆に球足を長くしたい時は、右足寄りにボールを置いて出球の高さを抑えることも重要なんですよね。
基本的に振り方は変えずに、傾斜なりに構えて傾斜なりに振っていくだけなんですよね。
左に置くほど飛ばなくなることを把握しておかれると今後のゴルフがわかってくるように感じますよね。
①ボールを上げて止めたい時のアプローチショット
花道で左足上がりの状況で、かつピンが手前などボールを上げて止めたい時は、左ヒジを抜くテクニックを使いたいもんです。
フェースをやや開いた状態にして、インパクトからフォローで左ヒジを逃す打ち方なんですよね。
この時、体の回転を止めないことが絶対条件なんですよね。
また、芝に突っかかりそうな状況でもこの左ヒジを抜く動きを活用すると、ヘッドが抜けて大きなミスになりにくいといわれています。
②飛距離を出したい時のアプローチショット
ピンが段の奥にある時など飛距離を出したい時に効果的なのが、インサイドアウトに振る動きなんですよね。
右手の平で押し出すようなイメージで、フック回転をかけるようなイメージをもつと体の動きが良くなると思います。
ボールを上げて止めたい時は左ヒジを抜く動きとは対照的に、体を若干止めた状態で振るのがポイントなんですよね。
体を止めることでインサイドアウトに振りやすくなるんですよね。
特に、ここではフェースが返り過ぎないように注意することもお忘れないようにお願いしますよね。
花道からのピッチエンドランとランニングアプローチの基本
ピッチエンドランとはキャリーもランも出るアプローチアプローチの中でも汎用性が高く、使いやすい打ち方がピッチエンドランなんですよね。
ピッチショットほど高く上がらず、チップショットほど転がらないという特徴があります。
ボールを浮かせてから転がしていくアプローチなので、ピッチショットやチップショットではリスクが大きくなるときに重宝すると思います。
ピッチエンドランを上手くラウンドで使っていき張ることをお勧めします。
ピッチショットとチップショットの中間の弾道のため、アプローチでは本当に色々な場面で活躍してくれるのがこちらのピッチエンドランなんですよね。
ピッチ&ランは、キャリーとランを半々くらいのバランスで打っていくアプローチなんですが、普段練習場で何気なくアプローチの練習をする場合、大抵の人はピッチ&ランをしているので、比較的違和感もなく打てるはずですよね。
たとえばピンまで30ヤードあるのならば、15ヤードくらいのエリアにキャリーさせ、あとはボールの転がりにまかせる。
トップとダフリにさえ気を付ければ、まず問題なくグリーンにオンさせることが出来るはずなんですよね。
グリーン上より花道が長い、たとえば花道25ヤードに対しグリーン5ヤードという状況でもピッチ&ランでOKなんです。
ただし、花道にキャリーさせるとボールの勢いがなくなるので、キャリーを大きめに打つことが必要かつ、重要でグリーンに乗ればピンをオーバーさせても構わないと割り切りることも重要な要素なんですよね。
また、ランニングアプローチは、テイクバックは小さいため、ミスする確率が減ります。
当たり前の話なんですが、ボールが空中を飛んでいる間は、カップインすることはありませんよね。
でも、転がっている距離が長ければ長いほど、カップインする確率は高まります。
ランニングアプローチは、最も簡単で、ミスになりにくく、ピンに寄る確率が高い寄せ方になります。
グリーンのそばからグリーンなどにボールを転がしてピンに寄せるアプローチなんですよね。
向いている状況はピンまでの障害物がなく、ボールを上げる必要性が無い状況で、比較的大き目のアイアン(もしくはパターでもよい)などで調整して打って距離を合わせます。
アプローチの種類としては一番簡単なんですが、汎用性が若干低いため、オプションとして覚えておくとよいでしょう。
芝目やグリーンの傾斜のラインをしっかり読むとピンへ寄るアプローチなんですよね。
花道からのショットでは、ボールを上げようとして手先を使ったり、手首を返してしまう人がいますが、これはザックリの原因になります。
確実にヒットして強い球で転がすには、手首の角度をキープしたまま、左手の甲を目標に向けて振り抜くのがコツなんですよね。
この際には、左手主導を心がけることが重要なんですよね。
器用な右手が”悪さ”をすることなく、手首の角度を保ってスイングできますので、グリーン近くに来たらまずは転がせて打てるかを確認されることをお勧めします。
また、ヘッドを低く長く出していく意識を持っていると、さらに効果的なんですよね。
上げようとしてはいけません。
・ボールは右足よりもさらに右に置くくらいでもOK
・シャフトの付け根に指がかかるくらいグリップを短く持ち、クラブの操作性を上げる
・足は閉じてスタンスし、ボールの近くに立つことで軸ブレを防ぎ、緩まず安定した構えを作る
まずは、ランニングアプローチで攻めていけないかを確認されことを、お勧めいたします。
ラフからのアプローチの基本
ラフからのアプローチ
芝目を見ろ
逆目か順目か
距離感は倍、
大きめスイング
ラフからは距離感も方向性も難しくなるので、あまり深いようなら乗せることを最優先に考えましょう。
ラフからアプローチをする場合に、1つ有効なアドバイスができるとすれば、それは芝目を見ることだ。
わかっている人には当然のことなんですが、意外に徹底されていないことが多いと感じますよね。
フェアウエーからのショットは素晴らしくうまいのに、ラウンドするとあまりいいスコアで回れない人は、こういうところに原因があったりするので、もし、ラフの芝目に対する意識が薄かった人は、アプローチのときだけでも気にかけるようにしてほしいもんですよね。
一般的に難しいのは逆目の時なんですよね。
逆目とは、芝の葉や茎全体が、目標と反対方向に倒れ込んでいる状態を指します。
冬芝のように比較的抵抗が少なくても、逆目のラフは非常に抵抗が大きいので、インパクト付近でクラブヘッドは減速してしまい、距離がでなくなるもんですよね。
逆目から普通の距離感で打つと必ずショートをすることになるので、大きめのスイングをしなければいけないと感じますよ。
普段の倍ぐらいの距離感で打たないと届かないこともあるんですよね。
対照的に順目のときはラフを意識して大きめに振ると大オーバーをしてしまうことになりますよね。
順目とは目標方向に芝が傾いている状態で、ラフに入っていてもクラブヘッドはさほど抵抗を受けないので、気持ちよく振り抜くことができるんですよね。
距離感はフェアウエーから打つときと変えないで打たなければなりません。
むしろオーバーに気をつけなければならないこともあるんですよね。
ラフの上にあるボールは、地面から浮いているのでフェースに乗りやすいし、芝がボールとフェースの間に挟まりやすい場面でもあるので、スピンがかからずランも出やすいということも頭の中に入れておくことも重要です。
要するに逆目と順目のアプローチは全く正反対のものということになるんですよね。
どのくらいの抵抗の差があるのか、素振りで試してみればだいたいのことはわかるだろうと思いますよね。
芝目というとグリーン上の読みでも大事だといわれるが、今のグリーンではあまり重要でないと私は思っている。
理由は、昔は高麗グリーンが多く使われていましたが、現在では、逆に高麗芝のグリーンが少なくベントグリーンのコースが主になってきています。
ラフに入ったボールは、ヘッドが抜けないとダフリのようなミスや、ボールが高く上がらないトップのようなミスも出やすいライなんですよね。
ボール手前のラフは避けてコンタクトしたいので、入射角は鋭角になるアウトからヘッドを入れていきます。
ただし、そのままアウトサイド・インで振ると鋭角に入れたヘッドの抜けが悪くなりますよね。
または、ボールの下をくぐってしまうこともあるんで、そこで、インパクトからフォローにかけての軌道もアウトにするアウトサイド・アウト、上から見てL字を描く軌道で振るとボールをうまく拾って打てます。
L字軌道の作り方のコツは、インパクトで手元を止めながらヘッドを外に出していきます。
手元を止めることで軌道の方向を変えやすく、ヘッドもリリースされるので加速力が上がり、芝に負けない力を作り出すことができるんですよね。
ラフからのショット
「かぶせ打ち」
「すくい打ち」
「ロブショット」の3種類があります。
ラフからのアプローチは芝の影響をモロに受け、芝の状況も読みにくいためショットの加減がものすごく難しくなりますよね。
ラフからのアプローチで考える点は、状況によって一番簡単な打ち方を選択する、ということなんですよね。
ボールが芝に沈んでいるのか、
浮いているのか、
まずはこの状況を把握して、適切なショットを打つことが大切なんですよね。
①かぶせ打ち
かぶせ打ちはフェース面をボールにかぶせるように打つショットになります。
状況としては、ラフの芝にボールが沈み込んでいるときに使うショットで、ラフにボールが沈んでいるときは、かぶせ打ち一択になります。
また、かぶせ打ちには、距離を出す打ち方と、距離の出ない打ち方があり、グリーン周りからのアプローチの場合、多くは距離の出ない打ち方になります。
コツは、フォロースルーをできるだけ出さない、コツは、フォロースルーをできるだけ出さない、インパクトをしたらクラブを止める意識で打つ。
ボールは右足の前、左手のグリップを少しかぶせ気味にし強めに握ります。
グリップの位置は左足ふとももの前、クラブをハンドファーストに構え、そして、ボールを上から地面に向かって打ち込むようなイメージになります。
インパクトでクラブを止めないでフォロースルーをしっかりとります。
ボールの置き位置は体の真ん中~左足かかと前位で、グリップは左足ふとももの前にして構えます。ボールの跳ね方が少なく、転がりの良いストロークになります。
②すくい打ち
すくい打ちは比較的グリーンに近いとき、カップインを狙う時に有効だと思います。
ボールが浮いているときに有効で、左足の前にボールがくるようにアドレスします。
フェイス面を上に向け構えます。
アッパーブローで打つショットなので、ダフリらないように、ショットの前に素振りでストロークを確認することが大切だと思います。
距離が短いほど二度打ちになりやすい傾向があるので注意が必要です。
ロブショット(低い弾道)
ロブショットを使う状況としては、グリーンまで距離があり、ボールが浮いているときに有効なショットがロブショットなのですが、今回はグリーン周りからのアプローチショットですので、ロブ系、低い弾道のアプローチショットになります。
スタンスをオープンに構え、ボールは左足つま先の前から少し先位に置き、フェース面を上に向け、スタンスなりにスイングをします。
この時、グリップをしっかり握り、手首を固定してフェース面の角度が変わらないように意識してスイングすることが大切。
このショットは、芝のすぐ上を滑るような高さで飛び、ラフに落ちても滑るようにラフを転がります。
比較的方向性もよく、ロブショットより簡単に打てるショットなので、私の場合グリーン周りからのアプローチはこのショットをメインにしています。
これまで、3種類のアプローチショットについて解説させてもらいました。
いずれのショットも、カップを中心に1m位の大きなカップを想定して、そのカップに入れる距離感で打つのことが大切だと思います。
カップインを欲張って大オーバー、もう一度アプローチからやり直し、なんていう経験はみなさん体験されていることではないでしょいうか。
しっかり寄せることを第一に欲張らない、リラックスしてアプローチを打つのが一番ですね。